英検リニューアル大分析!
2024/4/18
2024年度より英検がリニューアルされます。
大きな変更点としては「英作文の重視」になりますが、リニューアルに対してどのように対策すればよいのかご不明な方も多いと思います。
今回は、3級~1級の変更点ポイントをまとめ、重視される英作文にどのような対策をすればよいのかお伝えしたいと思います!
【1級~2級】
リニューアルでは与えられた英文を読み、その英文を「要約」する問題が追加されます。
難しい点は英語を正しく書くことに加えて、課題文の内容を正確に読み取ったうえで本文の言葉を言い換えながら書き換える点です。
そのため対策としては、英検の長文読解問題などに取り組む際は設問のマルバツだけではなく、「本当に内容は読み取れていたか」を英語・日本語でしっかりと確認しましょう。
そして、まずは日本語でいいので文章のポイントを要約する練習を始めてみてください。
いきなり英語で要約をすると、「内容を理解できていないから要約できない」のか「内容は要約できていても、英語にする力が足りない」のかを正確に分析することができなくなるリスクがあります。
【準2級・3級】
準2級・3級では新たに「Eメール」問題が出題されます。
Eメールへの返信という形式のため、解答するうえでは与えられた英文を正しく読み、返信に必要な情報を過不足なく書くことが大切になります。
3級ではEメール内に下線部が引かれているため返信すべき内容が分かりやすいですが、準2級では下線部などが引かれていないため、問われている内容をしっかりと確認してから解答しましょう。
この形式は「都立高校入試問題(共通)」に非常に似ているため、練習を重ねたい場合はぜひ都立高校の入試問題にも挑戦してみてください!
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