模試の復習を学習にどう活かすか①
本日のテーマは、「模試の復習を学習にどう活かすか」について
これまでの指導経験上、模試の復習が疎かになってしまう方が非常に多いです。
「模試の復習が溜まってしまった・・・」
「模試の復習は大事だけど、塾の宿題が・・・」
そんな経験をお持ちの方も多いと思います。
まず、模試は何のために受けるのかを整理していきたいと思います。
「① 現時点での実力を確認」
「② 日々の学習の成果や苦手な範囲を分析」
「③ 試験本番の緊張感を体感」
概ね、この3つではないでしょうか。
全3回で書きますので、
本日はその第1回
「① 現時点での実力を確認」
になります。
【現時点での実力を確認】
現時点での実力を測る数値が、皆さんが一番気にされている偏差値という数値です。
偏差値は、平均的な学力を50としたときに、自分がどのぐらいの位置にいるかを表す数値です。
あくまでもラインです。
平均点の上下で、数値の価値が変わってきてしまうので、
一喜一憂しないようにしましょう。
医学部・難関大を受験する方の物理や化学、生物単独の偏差値の目安として、
偏差値55-60・・・受験資格の目安、他科目の実力次第で十分合格可能なライン
偏差値60-65・・・合格点が十分に狙えるライン
偏差値70・・・どこを受けても貯金できる科目になっているライン
もちろん、志望校により異なります。志望校により問題形式や難易度、分量、出やすいテーマは異なるので、一概には言えません。最終的には、「模試の結果」と「過去問の出来」の両方を見て総合的に判断すべきです。
ただし、模試の成績が良い方が合格率が高いのも事実です。
模試の点数が良い人は、実力を点数に反映させる能力が高いということです。模試中の時間の使い方でも変わりますので、振り返ってみると良いと思います。
【模試の分類】
模試は、「共通テスト模試」と「記述模試」の2種類に分かれています。
日々の学習成果を確認する上では、「記述模試」を参考にした方が良いです。
「記述模試」は、標準的な問題集に載っていそうな問題から出題されることが多いからです。また、各大問の前半は易しい問題で、後半は差の付く難易度の高い問題が出題されるので、どこまで解けたかで、実力が判定しやすい内容になっています。前半の問題は、知識を問う問題も多く、暗記型の学習でもある程度は対応できる問題が多く含まれています。
「共通テスト模試」は、名前の通り共通テストの形式で出題される試験です。共通テストはセンター試験時代に比べ、大幅に難易度が上がりました。問題構成も思考力を問うユニークな問題が多く出題されます。ガチガチの計算は少ないものの、解法パターン暗記型の学習では対応が難しいです。「共通テスト」を確実に受験する方は、間違いなく受験すべきですが、受験予定がない方は敢えて受けなくても良いかなと個人的には思っています。
第2回に続きます。
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