中高一貫校の数学が苦手な中学生へ - テキスト選びで成績が変わる!基礎から積み上げる学習法

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2025/5/24

お子様の数学テキスト、本当に適切ですか?

「学校の授業が全くわからない」からの脱却には、できるだけ早い時期からの対応が重要です。

中高一貫校にお通いのお子様が数学でお困りではありませんか?多くの保護者様から「学校の授業がほとんど理解できていない」「学校のテキストが難しすぎて、子供がやる気を失っている」という声をお聞きします。

中高一貫校では確かに高難度のテキストが使用されることが多く、これは将来の大学受験を見据えた教育方針の表れです。しかし、現在数学が苦手なお子様にとって、このような授業とテキストは数学を学ぶ上での大きな壁となっている可能性があり、対応が遅くなるほど取り返しが困難になってしまいます。


高難度のテキストが引き起こす問題

1. 情報過多による混乱

一度に多くの数学的概念や公式が詰め込まれており、基礎が不安定なお子様には理解が困難です。

2. 視覚的な負担

白黒の小さな文字でびっしりと書かれたページは、数学に苦手意識を持つお子様にとって心理的なプレッシャーとなります。

3. 応用問題への早すぎる移行

基礎的な理解が不十分なまま発展問題に取り組むことで、さらに混乱を招いてしまいます。

4. 学習意欲の喪失

テキストを開く前から「難しそう」「分からないだろう」という気持ちが先行し、学習への意欲を失ってしまいます。


基礎重視のテキスト選びが成功への鍵

ステップバイステップ学習の効果

理解しやすい基礎的なテキストを使用することで、以下のような効果が期待できます。

1. 理解のハードルが下がる

• 一つ一つの単元が丁寧に解説されている

• 視覚的に見やすいレイアウト

• 適度な情報量で集中力を維持

2. 自信の積み重ね

• 解ける問題から始めることで成功体験を積める

• 小さな達成感が学習意欲を向上させる

• 「できる」という実感が苦手意識を軽減する

3. 段階的な難易度上昇

• 基本問題から標準問題以上への自然な移行

• 無理のないペースで実力を向上

• 確実な理解の上に新しい知識を積み重ね


保護者様へのアドバイス

テキスト選びのポイント

• 数学が苦手な生徒さんでも理解しやすい難易度のもの

• 図やイラストが豊富で視覚的に分かりやすいもの

• 基礎から段階的に難易度が上がる構成のもの(応用問題や発展問題はあえて取り組まない)


まとめ:お子様の可能性を最大限に引き出すために

数学が苦手なお子様にとって、適切なレベルのテキストを使用することは成績向上の第一歩です。無理に高難度の問題に取り組むよりも、基礎からしっかりと積み上げることで、確実な実力向上が期待できます。

私の授業では、いったん学校の高難度のテキストの使用をやめて、お子様一人ひとりのレベルに合わせた取り組みやすいレベルのテキストによるカリキュラムを提案し、数学への苦手意識を克服するお手伝いをいたします。この学習法を実践した私の生徒さんたちは、定期テストの点数が数十点単位で上がっています。(マナリンクの感謝の声をご参照ください)

お子様の数学学習でお困りのことがございましたら、私の数学コースからお気軽にお問い合わせください。

お子様の数学学習を全力でサポートします!

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