自学のすヽめ【一問一答形式問題集の使い方】
2024/12/16
こんにちは!
マナリンクで中学生をメインに指導している
タケウチです😀
今回は【一問一答形式問題集】の
使い方・注意点などを説明していきます。
フローチャートは
1️⃣一問一答の特徴
2️⃣一問一答の注意点
3️⃣一問一答の使い方
4️⃣まとめ
で進めていきます。
⭐️一問一答の特徴⭐️
特徴をまずはまとめてみましょう。
☑️左に問題。右に答え。
☑️問題は要約されている。
☑️短時間で終えられる。
☑️暗記要素が強い。
ですね。通常左側に問題が書かれていて右側に用語が1語。初回勉強する時はその用語が言えるのか言えないのか。ここが焦点になります。問題文は参考書のように丁寧な解説や付帯した情報が一切省かれているため要約されています。用語が言えるようになる!というゴールの場合は、言えるか言えないかだけに着目すればいいです。
したがって短時間でサクサクと終わらせることができます。ただし、知らない用語が大多数だった場合は、参考書で自分で調べながら用語を理解するか、丸暗記をとりあえずするか、という2択に変化します。後者を選択した場合は、非常に暗記要素が強い問題集に一変します。
⭐️一問一答の注意点⭐️
注意点をまとめてみましょう。
☑️用語だけ覚えても汎用性があまりない。
☑️用語だけ覚えても1パターンしか解けない。
☑️用語だけ覚えても入試問題は解けない。
☑️用語だけ覚えても繋がりはわからない。
☑️用語だけ覚えても別の対策が必要になる。
ですね。【用語だけ覚えても】が焦点になります。要約された問題。それに対して用語を覚える。用語は確かに覚えられますが、その問題文を変えられた場合どうでしょうか?付帯した情報や、つながりが理解できていれば解けるかもしれません。ただ漠然と用語だけ覚えてしまうと1パターン、汎用性があまりないため、入試問題は解けない。繋がりもよくわからないので次に進めない。という負の連鎖が待ち受けています。
また暗記要素が強い丸暗記法を選択した場合、苦労して覚えた挙句に上記のような結果だと悲しい気持ちになりますよね。ただ、一問一答形式のいい部分を殺さないためにも、一問一答形式の問題集でできることはフルで活用して【別途対策】をすればいいじゃないか!という発想に切り替えた方が気持ちは楽になります。では、フルで活用するにはどうすればいいでしょうか?その使用方法を次にまとめます。
⭐️一問一答の使い方⭐️
使い方をシンプルにまとめました。
1️⃣問題→用語が言えるかチェック。
2️⃣問題文で不明点あれば別媒体でチェック。
3️⃣用語→問題文が説明できるかチェック。
以上になります。
1️⃣は従来の使い方ですね。赤シートで用語を隠して言えるか言えないかチェック。言えない部分にチェックを入れておいてその部分だけを周回する。やり方は自由ですが、ゴールはその用語が答えられるか、書けるか、言えるかになります。
2️⃣は任意になります。これをやることによって時間が食われてしまう人はやめておきましょう。一方で、ここに時間をかけると次の3️⃣がスムーズに進められます。問題文を読んでみてそもそも問題文の内容だったり書いてある用語の意味が分からなければ問題を理解できていないことになります。右側の答えを覚えたところで問題の意図が分からなければ、意味がありません。問題文で不明点があった場合は、別媒体【教科書・参考書】で調べておきましょう。わざわざノートにまとめたりする必要はありません。理由は、一問一答が終わってからその作業はいずれやるからです。時間をかけずに、でも手を抜かずにチェックを入れて問題文を正しく解釈するようにしておくと、後々が楽になります。トレードオフになるのでご利用は計画的に!
3️⃣ここが従来の使い方にはない部分になります。そして一問一答をフルで使いこなすための最大のポイントになります。英単語帳で英語→日本語が終わったら、日本語→英語も覚えますよね?ただし難易度は一気に上がりますが。双方から変換できるようになった時、記憶の定着度と理解度はかなり上昇します。それと同じことを一問一答でもやってもらいます。用語が覚えられたらその用語が
☑️どんな定義なのか
☑️どう解釈すればいいのか
☑️人に簡単に説明するにはどう言えばいいか
に注目してもらいながら言い換えられるようにトレーニングしましょう。これは一字一句そのまま言わなくても大丈夫です。上記の☑️のようにどういう定義で人に説明する時にどう言えばいいのか、自分なりの言葉で説明できるようになればゴールでいいです。ここまでができるようになれば次の対策に進めますので、ここまでをやってみてください。
⭐️まとめ⭐️
まとめましょう。
✅これ一冊では完結しない
✅次に繋げる対策を施しておく
この二点です。使い方を説明しましたが、これはゴールではなく次に繋がるスタート地点になります。次以降に苦労したくなければここで少しじっくり止まってもいいかもしれません。ただし、入試直前期で時間に追われているといった場合。その場合はとにかく高速で周回をして最低限の用語理解。そして用語がどういう意味なのかを抑えて次のステップでじっくり問題演習でもいいかと思います。
以上が簡単ですが一問一答形式問題集についてのお話でした。
そろそろ冬休みですね。冬休みは受験生の中学3年生にとっては
最後の追い込み時期になります。
まとまった時間があるのも中学生活最後になりますので
後悔のないようお過ごしください😃
それではまた次回お会いしましょう!
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