“わかったつもり”を撃退!授業後の復習で気をつけたい落とし穴
2025/7/9
「授業では分かったはずなのに、テストになると解けない…」そんな経験、ありませんか?実はこの“あるある”こそが、学習の最大の落とし穴、わかったつもりの正体です。
今回は、授業後の復習で見落とされがちなポイントと、“わかったつもり”を防ぐ具体的な復習法についてご紹介します。
◆ 「わかったつもり」がなぜ危険なのか?
授業を受けている最中は、先生の話を聞きながら「なるほど!」「できそう!」と思えます。でも、それはあくまで理解した気になっている状態であることが多いのです。
その場で分かったつもりになっても、
自分で問題を解こうとしたら手が止まる
少し形が変わっただけで応用が利かない
解き方を思い出せない
ということが起きるのは、知識が定着していない証拠です。
◆ “わかったつもり”を引き起こす3つの落とし穴
落とし穴①:ノートを「見返すだけ」で満足してしまう
授業後にノートを見返して「うんうん、こうだったな」と思い返すだけでは、本当の意味で理解したとは言えません。見て思い出せる=理解しているとは限らず、自分で再現できるかが大切です。
落とし穴②:「一度やった問題=もう完璧」と思ってしまう
同じ問題をもう一度やるのは無駄に感じるかもしれません。でも、解法を自分の力で再現できるか確認する作業こそが、本当の復習です。
落とし穴③:「とりあえず宿題をやった」だけで満足する
宿題が復習になっていないケースも多々あります。ただ機械的に答えを書いただけでは、理解が深まりません。間違えた理由を分析することが不可欠です。
◆ 成績が上がる生徒がやっている!“わかったつもり”を防ぐ復習習慣
✅ 1. 授業後24時間以内に「再現」する
最も効果的なのは、授業の内容を誰かに説明するように再現することです。自分の言葉で言い直してみたり、図を書いてみたり、「これはこういう理由でこうなるんだ」と思考のプロセスごと再確認することで、曖昧さがあぶり出されます。
✅ 2. 解いた問題を“白紙で”もう一度解く
解答を見ながらの復習ではなく、何も見ずに授業で扱った問題を白紙に自力で再現するのがポイントです。「考え方は覚えているかな?」「計算ミスはないかな?」と、自分の力でアウトプットすることで初めて、定着が図れます。
✅ 3. 間違えた問題は「なぜ間違えたか」を記録する
間違いには理由があります。「計算ミス」「公式の適用ミス」「問題の読み違い」など、自分の弱点パターンを記録することで、再発防止に役立ちます。
◆ 復習の「質」が変われば、学力の「定着度」が変わる
大切なのは、「どれだけ長く勉強したか」ではなく、「どれだけ自分の頭で考えて定着させたか」です。わかったつもりをそのまま放置すると、成績が安定せず、努力が空回りしてしまうことも…。
しかし、
授業後に5分でも「再現」してみる
自力で問題をもう一度解いてみる
間違いを振り返る
といった小さな習慣を続けるだけで、理解は驚くほど深まります。
◆ まとめ:復習で大事なのは「確認」と「再現」
授業の内容は、その場で分かったつもりでも、放置すれば数日で忘れてしまいます。だからこそ、「すぐに」「繰り返し」「自力で」を意識した復習がカギになります。
ぜひ今日から、「授業が終わったその日が、学力を伸ばす最初のチャンス」という意識で復習を見直してみてください。
“わかったつもり”をなくせば、数学も、英語も、理科も、どの教科でも自信がつきます!
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