国語

証明⑤ 発想を変えて考える【社会】

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2024/4/22

国語が他教科を勉強する上でどれほど重要なのか。

社会の「地理的分野」を例に証明するのも今日で3回目ですね。

早速次の問題を解いてみましょう。


【北海道では豆、てんさい、小麦、じゃがいもなどの栽培を毎年異なった畑で行う輪作が行われている。この輪作の目的を書きなさい。(長野)】

この問題では「毎年同じ畑で同じ作物を栽培したらどうなるか」、逆の視点から考えてみましょう。

作物によって必要な栄養は異なるので、同じ畑で同じ作物を栽培し続けると、土壌の栄養バランスが崩れます。

人間に例えるなら、免疫力が低下した状態です。

こんな時、私達は細菌やウイルスに感染しやすくなり、下手すると病気になることだってありますよね。

それと同じで、栄養バランスが崩れた土壌は病原菌や害虫が発生しやすく、作物の育ちが悪くなります。

そこで、豆やてんさい、小麦、じゃがいもなどを1年ごとに畑を変えて植え、土壌の栄養バランスを整えることで、収穫量を安定させているのです。

【答】土壌の栄養バランスを整え、収穫量を安定させるため。


息子が幼稚園の年長組だった頃、迷路でなかなかゴールに辿り着けずに不貞腐れていたので、「スタートからやってダメならゴールからやってごらん」とアドバイスしました。

息子はハッと何かに気づき、すらすらと鉛筆を走らせ、あっという間に正解に辿り着きました。

その時の笑顔は一生忘れられません。

勉強においても、発想を変えて考えることで答えに辿り着ける場合があります。

そしてやっぱり、発想を変えられるか否かも、問題を正しく読めるか、つまりは国語の力が鍵となるのです。

そろそろ次に行きたいので、社会の勉強おける国語の重要性を証明するのは今日で最後にします。

次回の投稿を楽しみにしていてください。

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