モチベーションは「波」に乗る力

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2025/8/15

モチベーションは「波」に乗る力


こんにちは、教師の津田です!

今回のテーマは「モチベーション管理」。

受験勉強を続けていると、「やる気が出ない…」という日が必ずやってきます。

机に向かっても集中できない、ついスマホを触ってしまう

そんな経験は誰にでもあるはずです。

もちろん私も学生時代大いに悩んだことがありました。

では、常に高いモチベーションを保つにはどうすればいいのでしょうか。

実は、モチベーションを「ずっと高く保つ」ことは難しく、

コツは「波とうまく付き合う」ことにあります。


まず理解しておきたいのは、モチベーションには必ず波があるということです。

試験が近づけばやる気が上がる一方、長期戦の勉強では中だるみも起こります。

「やる気が下がったら自分はダメだ」と思うのではなく、

「今は波の底だから、また上がる時が来る」と受け止めるだけで、気持ちは楽になります。


その上で大切なのが、「小さなゴール」を設定することです。

志望校合格という大きな目標だけでは、達成までの道のりが遠く感じてしまい、やる気が続きません。

たとえば

・今週中に単語帳の5ページ分は覚える

・今日中に数学のワークを1ページ進める

といった短期間で達成できる目標を作りましょう。

毎日できるようになったことを少しでも増やすことが重要です。

どんなに些細なことでも大丈夫。

小さな成功体験を積み重ねることで、自信がつき、自然とやる気も回復します。


次に、勉強の「ルーティン化」も効果的です。

歯磨きをしたり、お風呂に入ったりなど...

日頃やっていることは無意識に行動できたりします。

人間は習慣化すると、やる気が多少なくても体が動きます。

毎日同じ時間に机に向かう、朝は英語、夜は理科と決めるなど、

自分なりの型を作ることで「やる気に頼らず勉強できる」状態を作れます。


また、自分の努力を「見える化」するのもおすすめです。

勉強時間をカレンダーに記録したり、やった問題集にチェックマークをつけたりすると、「これだけ頑張った」という達成感が得られます。


↑ちょっと見えにくいのですが、津田が学習している際につけているメモです。

できたものや身についたものは印をつけていつでも見られるようにしています


人間は成果を実感できると、次の行動に移りやすくなります。


さらに、やる気を上げるためには「ごほうび」も必要です。

たとえば

・1週間計画通り勉強できたら好きな映画を見る

・少し高めのおやつを食べる

など、自分だけのご褒美ルールを作るのです。

楽しみがあると、勉強も前向きに取り組めます。


最後に、モチベーションを保つ最大のコツは「一人で抱え込まない」ことです。

家族や友達、先生に相談すれば、アドバイスや励ましがもらえますし、

自分の気持ちも整理できます。

受験勉強は孤独になりがちですが、支えてくれる人の存在はやる気の源になります。


やる気は魔法のように突然湧いてくるものではなく、「行動」と「習慣」から生まれます。

波があって当たり前。

その波を上手に乗りこなしながら、ゴールまで走り続けていきましょう。

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