2026年受験生向け 早期学習のメリット

0

2024/12/14

本日もよろしくお願いいたします。

今回は受験が全体的に早くなっている傾向もあることから、早期学習・早期対策のメリットをまとめていきたいと思います。

最後までお付き合いよろしくお願いいたします。


■総合型選抜などの影響

ここ数年で大学入試は早期化することとなりました。そのうえで、ここ近年、総合型選抜や学校推薦型選抜の入試が主流になってきています。そのため、この形式を利用した入試を受験する生徒が増えてきています。

これ自体は僕は悪いことではありませんが、ちょっと待ってほしいのです。

実は、このような選抜方式をとっている大学は確かに増えているものの、早稲田・慶応、MARCHや関関同立といった難関私立では推薦枠は取っているものの、約6~7割は一般入試から取っているのです。つまり、そこを本線で考えている受験生は総合型選抜や学校推薦型入試にあまりのめり込みすぎないようにしなければなりません。


しかし、9月くらいから総合型選抜や学校推薦型入試が始まるため、11月くらいまでそれに向けた学習を中心に行う受験生が多くなります。結果、この2か月は総合型選抜や学校推薦型入試に関係ない科目をあまり勉強しないことが多くなります。

その結果、2か月の穴を埋めるために大急ぎで学習している受験生が増えるため、その期間から駆け込み寺式に日本史などの受講が増えてきます。


これについてはっきりといいます!正直、そのような学習では受験には間に合いません!一昔前なら、短期間でもなんとかなる、と思っていた人が多かったですが、学習科目が増えている、学習量が増えていることなどを含めると、2か月程度の学習とオンライン授業で入試に間に合うのは今の入試では通用しなくなりつつあります


■しかしながら、今でも誤った観点を持っている人が多い

ところが、昔の学習経験から今でも「社会科は短期間の学習でも間に合う」という誤った考えを持っている人が多く、自称教育系YouTuberも上記のことを大々的に言っていて、間違った学習法を世に流しているのです。その関係で、直前期に問い合わせたときに、実は日本史の知識があまりないのです…といってくるところもあります。

大事なことなので、繰り返します。そのような学習では入試には間に合いません

もし、大学入試でなんとか合格しても、大学に入れば基礎科目で苦労する恐れがあります。


高校入試でも、現在は単純な一問一答形式の学習があまり通用しなくなっています。それが大学入試でも同様の形式になってきています。しかも、日本史に限らず、世界史や政治経済などの科目でも同様の現象は起こっています。


■ではどうしたらいいのか?

では、マナリンク受講生向けに、どうしたらいいのか?ですが……


結論としては、遅くても年明けの1月から日本史の受講を行ってほしいのです

河合塾も昨年度より受験コースを1月から始められたのですが、僕からするとかなり理にかなっていると思いました。1月から始める→夏期講習までに近代史を一通り仕上げる→9月からは現代史と文化史をしっかりと仕上げるようにすれば、9月からの総合型選抜や学校推薦型入試があったとしてもしっかりと仕上がると思います。


もし、吉野の日本史通史講座を考えている場合は、以下の予定で受講することになります(1月上旬からスタート、週1(月4回、5週目は講義なし)・90分講義を行うことを仮定しています。また講義は2週で1講終了を目安としています)。

1月:4週(第2講もしくは第3講まで終了)

2月:4週(第5講まで終了)→平安時代(摂関政治)まで進行

3月:4週(第8講まで終了)→鎌倉時代・室町時代まで進行

4月:4週(第10講まで終了)→戦国・安土桃山時代まで進行

5月:4週(第12講まで終了)→江戸時代前期まで終了

6月:4週(第14講まで終了)→江戸時代まで終了

7月:4週(第16講もしくは17講まで終了)→明治時代に突入

8月:4週(第19講まで終了)→大正時代まで終了

9月:4週(第21講まで終了)→太平洋戦争まで終了

10月:4週(第23講まで終了or24講まで終了)→戦後史を仕上げます

11月以降:入試演習(もしくは総合型選抜や学校推薦型入試の進行次第では10月講義内容がこちらに来ることもあります)


こんな感じで入試まで進むことができます。つまり、早期受講することで、本来なら12月に終わるものが10月くらいには一通り終わり、11月以降からは入試演習を中心に授業ができます(現代史が11月までかかる可能性があります)。

加えて、歴史総合も受講しなければなりません。もちろん、吉野の通史講座でも歴史総合には対応していますが、可能ならダブル受講をしていただけるとより近現代史が強固になります。


なお、近現代史や文化史については集中講義でも授業を行いますが、通史講座でも対応可能です。


要は、日本史などの学習をいち早く行うことで、他科目への負担、総合型選抜や学校推薦型入試対策にも軽減できるメリットがあるのです。特に総合型選抜や学校推薦型入試の入試が9月から始まると考えると、4月から始めるのでは遅すぎます。そのため、早期学習を行うことでいち早く学習習慣をつけ、9月からの本格的な入試に向けて動き出していきましょう。

逆に遅く動くことでそれだけ学習差が大きくなるのです。

今からでも遅くありません!吉野の講座では「究極!日本史探究最強伝説」がその講座に該当します。週1回90分(月4回)コースで授業を行います。この講座は僕が予備校出講時に使用していたテキストをそのまま使用します(年度によって細かく改訂しています)ので、私立入試・国公立入試・共通テストすべてに対応しています(内容は受験校によって異なりますので、随時指示を出します)。また、著作権問題にも対応していますので、安心して受講してください。

演習量も定期テストに向けた知識定着も問題なく対応しますので、まずは一度問い合わせて体験儒教を受けてください。体験授業では旧石器時代を行いますので、吉野の授業がどのようなものかをしっかりと体感してください。納得したうえで本講座を受講してください。

0

この先生の他のブログ