【プロ教師&心理カウンセラーが教える!休日に集中して学習するための3つのコツ】 ――集中できないのは性格のせいじゃない。“脳と心を整える学習心理術”
【プロ教師&心理カウンセラーが教える!休日に集中して学習するための3つのコツ】
――集中できないのは性格のせいじゃない。“脳と心を整える学習心理術”
「休日こそ勉強しよう!」と決めたのに、
気づいたらスマホを見てしまったり、何となく時間が過ぎてしまう…。
そんな悩み、受験生の8割以上が抱えています。
でも安心してください。
集中できないのは「意志が弱い」からではありません。
“脳と心の仕組み”に合っていない勉強法をしているからです。
私は35年以上、プロ教師として算数/数学・英語を教えながら、心理カウンセラーとしても多くの受験生をサポートしてきました。
この記事では、心理学と教育の両面から導き出した「休日に集中力を最大化する3つのコツ」をご紹介します。
① 「やる気」ではなく「ルーティン」で動く
集中力は“やる気”ではなく“リズム”で生まれます。
脳科学的には、**「行動が先」「やる気は後」**の順番です。
きゅうご先生の授業では、休日勉強の最初に「3分ルール」を取り入れます。
💬 きゅうご式3分ルール
最初の3分だけ“机に向かう”を目標にする
教科はなんでもOK(ノート開くだけでも可)
「やる気が出たらやる」ではなく「座ったら始める」
この「3分の入り口」を習慣化すると、勉強は“始めること”が苦痛でなくなります。
これは心理学でいう「行動の先行効果」。
行動→やる気→継続の流れが自然にできるようになります。
💡ポイント:
休日の勉強は“起動スイッチ”を作ることから始めよう。
② 「時間」ではなく「集中の波」で計画する
休日は時間がたっぷりある分、逆に集中が続かないもの。
その理由は、人の集中力には波があるからです。
きゅうご先生の授業では、この「集中のリズム」を使った勉強法を教えています。
💬 きゅうご式・波型集中法
25分集中+5分休憩(ポモドーロ法)を3セット
3セットごとに「ご褒美タイム(10分)」を入れる
教科をローテーションして飽きを防ぐ
この“波型リズム”で学ぶと、脳の疲労を防ぎつつ集中が長持ちします。
また、学習を「短い区切り」に分けることで、達成感が積み重なり、**やる気ホルモン(ドーパミン)**が自然に出るのです。
💡コツ:
「長くやる」より「波で回す」。
勉強時間より、リズム設計が成果を左右します。
③ 「できた自分」を見える化してモチベーションを維持する
多くの生徒は、休日に頑張っても「自分が進んでいる実感」が持てず、途中で心が折れてしまいます。
そこで、きゅうご先生が全員にすすめているのが「できたログ」。
💬 できたログの書き方
今日できたことを3つ書く(内容は小さくてOK)
「○ページ終わった」「わかる問題が増えた」など具体的に
書くたびに“自分を認める言葉”をつける(例:「よく続いた!」)
これを続けると、「できた自分」が目に見えて積み上がります。
心理学では「自己効力感(やればできる感)」が上がり、モチベーションが自然に維持されることが実証されています。
💡ポイント:
「成果」は点数ではなく、「昨日より成長した自分」の記録で測る。
🌈 まとめ:「集中力」は訓練ではなく“設計”でつくる
休日に集中して勉強するために必要なのは、
1️⃣ やる気ではなく“ルーティン”で始める
2️⃣ 時間ではなく“波”で回す
3️⃣ 結果ではなく“できた自分”を記録する
この3つを意識するだけで、
集中できない休日が“成果が出る一日”に変わります。
「集中できない」は才能ではなく、“仕組み”の問題。
心理と教育のプロであるきゅうご先生が、その仕組みを一緒に整えます。
受験までの時間は限られています。
でも、時間の使い方を変えれば、1日が2倍の価値を持つ。
それが「きゅうご式・学習心理メソッド」です。