中学生の成績が伸び悩む理由は?プロが教える勉強の落とし穴
「ちゃんと勉強しているのに、成績が上がらない…」
「塾にも通っているし、家でも机に向かっているのに…」
中学生の保護者様からよく聞く声です。
一生懸命頑張っているのに結果につながらないと、生徒さん本院も親も不安になりますよね。
実は【成績が伸び悩む子どもたち】には、いくつか共通する『落とし穴』があります。
講師として長年多くの生徒たちを指導してきた立場から、よくある原因とその解決策をお伝えします。
★成績が伸び悩む子にありがちな3つの落とし穴
①「やっているつもり」になっている
ノートをキレイにとっていたり、長時間机に向かっていたとしても、中身が伴っていないケースは意外と多いです。
- 解き直しをしていない
- 答えを写して終わり
- 解ける問題しかやっていない
これでは、勉強時間が長くても、学力は定着しません。
~改善策~
「自力で解けるか」を基準に振り返りをしましょう。間違えた問題に印をつけて、必ず自分でやり直す習慣をつけましょう。
②覚えることに偏りすぎている
特に理科・社会では「覚えれば何とかなる」と思って暗記に頼りすぎる子が多いです。
しかし、定期テストや入試では「知識をどう使うか」を問われる出題が増えています。
単語や用語だけを丸暗記していても、応用問題に太刀打ちできません。
~改善策~
「なぜ?」「どうして?」をを考えながら勉強するクセをつけましょう。ご家庭でも「どうやって覚えたの?」と問いかけるだけで、理解度がグッと深まります。
③勉強計画が行き当たりばったり
成績が安定しない子の多くは、「計画を立てていない」もしくは、「実行できていない」傾向があります。
- 「今日は英語、明日は数学」だけでは弱い
- 「提出物や宿題に追われてテスト勉強が手薄」になりがち
改善策~
最低でもテスト2週間前から「何を・いつまでに・どのくらい」やるかを決めておく。
予定を見えるかすることで、焦らず落ち着いて勉強できます。
◎過去の指導例
中2の生徒さんで、週3日塾に通い、家でも2時間ほど勉強していましたが、数学の点数は50~60点ほどでなかなか伸びていませんでした。
そこで私からのアドバイスとして
- 間違えた問題の再チャレンジの徹底
- 1週間単位の勉強計画の作成
- 「理解したつもりチェック」の実施
を徹底したところ、2か月後には80点以上をとれるようになりました。
★成績アップのカギは「量より中身」
- 時間をかけている=成果が出る、ではありません。
- 自分に足りない部分を把握し、適切に対策することが大切
もし「うちの子もあてはまるかも?」と感じたら
まずは一度無料の学習相談・体験授業をしてみませんか?
生徒さんの性格や生活スタイルに合った勉強法を一緒に見つけていきましょう。