机に向かっている時間より「集中できた時間」を大切に
日常の通学に、塾、そのほかの習い事、そして小学生らしい就寝時間に食事時間。。。
中学受験のお子様を持つ保護者の方は皆様毎日時間の制約の中で、スケジュール調整に頭を悩ませていらっしゃるのではと思います。
限りある時間の中で、特に中学受験では勉強時間そのものよりも「どれだけ集中できたか」の方が大切だと考えています。机に向かっている時間が長ければ、それだけ成績が伸びるわけではありません。疲れた状態で何となく問題を解き続けても、頭にはあまり残りません。
一方で、短い時間でも集中して取り組めた日は、「なるほど!」という発見があり、その積み重ねが学力につながっていきます。
特に小学生は、大人ほど長時間集中し続けることはできません。ですから、
「今日は何時間勉強した?」
ということよりも、
「今日は集中して考えられた?」
という視点を持つ方が、お子さんにとっても前向きな声掛けになると思います。
私も授業中は、生徒さんの集中力を見ながら進めるようにしています。
説明が長く続きそうな時は途中のステップで問題を解いてもらったり、
少し雑談を挟んだり、覚えやすいような楽しい話でテンポを変えたり。
「集中している時間」をできるだけ長く保てるように工夫しています。
勉強は、長く机に座ることが目的ではありません。
「今日は一つ理解できた。」
「今日は昨日よりスムーズに解けた。」
そんな小さな積み重ねが、受験本番で大きな力になります。
勉強時間は目に見えるので、つい気になってしまいます。
でも、本当に大切なのは、その時間の"質"です。
集中力が途切れたな、と思う時はあえて一度、10分ほどの短い休憩を取り、大きな伸びをして、お気に入りの漫画を読んで、床にゴローンと寝転がってから気分をリフレッシュするのもおすすめです。その際には必ず、キッチンタイマーなどで時間を測って休憩が長くなりすぎないように気をつけてくださいね。
上手に気分転換をして、集中力のオンオフができるとグッと学習の進度も進みます。