模試の直しは"全て"をやらなくても大丈夫です

中学受験では、模試や塾のテストが毎月のように頻繁にあります。
模試が返却されると、「全部解き直しをしなきゃ!」
と思われるご家庭も多いのではないでしょうか。
もちろん、間違えた問題を見直すことはとても大切です。
ですが私は、すべての問題を同じように復習する必要はないと考えています。
まず大切なのは、お子さんの現在の学力を知ることです。
多くの模試では、問題ごとの正答率が公表されています。
例えば、現在の成績がおおよそ平均点前後のお子さんであれば、正答率50%の問題は確実に解き
そして次に向けて60-70%の問題も解けるようになりたいところです。
正答率が10%しかない難問に何時間も費やしてしまうより、自身の立ち位置に合わせて
まずは多くの受験生が正解している問題を取りこぼさないことの方が、
成績アップにはつながりやすいのです。
中学受験では、模試で100点を取ることが容易ではありません。限られた時間の中で
「次のテストではどこまで解けるようになれば成績が上がるのか」
を考えながら戦略的に学習することが大切です。
例えば、偏差値50のお子さんと偏差値65のお子さんでは、
復習すべき問題の優先順位は当然変わります。
全員が同じ問題を同じように復習すればよいわけではありません。
家庭教師は一対一の指導だからこそ、お子さん一人ひとりの現在地に合わせて
「今取り組むべき問題」を見極めることができます。
正答率が公表されているテストであれば、それを参考に優先順位をつけますし、
正答率が出ていないテストでも、これまで多くの中学受験生を指導してきた経験から、
「この問題は多くのお子さんが解けているはずだから、確実に取りたい」
「この問題はXXさんのように図形が得意なお子さんなら正答できる」
といったように、お子さんに合った復習の優先順位を考えながら授業を進めます。
すべてを完璧にやろうとするとどうしても時間が不足しがちな小学生という環境で
「今、一番成績アップにつながる一問」
を見極めて積み重ねていくこと。
それが着実な学力向上につながると、私は考えています。
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