【2026年最新】共通テストリスニング対策完全ガイド|図表・グラフ問題で9割突破する勉強法とおすすめ教材
【2026年最新版】共通テストリスニングで高得点を狙う!図表読解力と情報処理能力が合格のカギ

目次
はじめに:リスニング=英語力だけじゃない!?
共通テストリスニングの特徴:視覚情報の活用が得点のカギ
リスニング力以外に必要な3つのスキル
効果的な勉強法:リスニング力+αの対策
実践的な得点アップテクニック
まとめ:総合力で勝負するのが共通テストリスニング
はじめに:リスニング=英語力だけじゃない!?
共通テスト英語リスニングといえば「耳で英語を聞き取る力」が必要と思われがちですが、実は図表やグラフを読み取る力、状況説明文を素早く理解する力も同じくらい重要です。2025年度の共通テストでも、イラスト、表、グラフなどの視覚情報が多数使用されており、単に英語を聞き取るだけでは高得点が取れない仕組みになっています。
この記事では、リスニング力以外の要素に注目し、どうすれば効率的に得点できるかを解説します。
共通テストリスニングの特徴:視覚情報の活用が得点のカギ
図表・イラスト問題の出題傾向
共通テストのリスニングでは、以下のような視覚情報を活用した問題が頻出しています。
第1問・第2問の典型例
時計の色や形を選ぶ問題
釣った魚の量と入れ物のサイズを判断する問題
地図を見ながらルートを確認する問題
第4問Aの典型例
グラフの穴埋め問題(人気のおやつランキングなど)
表を完成させる問題(週間天気予報など)
複数のイラストを時系列順に並び替える問題
第4問B以降の典型例
4人の話者の情報を整理して比較する問題
講義を聞いて要約やディスカッションする問題
これらの問題では、音声が流れる前に図表や選択肢を素早く読み取り、どんな情報を聞き取るべきか予測する力が求められます。
問題冊子の情報処理能力が重要
共通テストでは約1,590語もの英文が読み上げられ、そのうち第3問から第6問はたった1回しか放送されません。限られた時間の中で、問題冊子に印刷された以下の情報を素早く処理する必要があります。
状況説明文(英文):どんな場面での会話なのか
設問文(英文):何を問われているのか
選択肢(英文):どの情報に注目すべきか
図表・イラスト:視覚的に示されている情報
つまり、共通テストリスニングは**「聞く力」+「読む力」+「情報整理力」**の総合問題なのです。
リスニング力以外に必要な3つのスキル
スキル1:速読力を高めて選択肢を素早く先読みする
音声が流れる前のわずかな時間で、選択肢や状況説明を読み取る必要があります。特に第4問以降では長い説明文が含まれるため、1分間に150語程度の速読力があると有利です。
速読力を高める対策法
共通テスト対策問題集で「先読み」の習慣をつける
普段の長文読解練習でも時間を意識する
選択肢の英文を見た瞬間に内容が理解できるまで繰り返し練習
スキル2:図表読解力でグラフや表から情報を抽出する
グラフの穴埋め問題では、以下のスキルが必要です。
棒グラフ・折れ線グラフの読み取り
増減のパターンを素早く把握
最大値・最小値の位置を確認
選択肢(Chocolate, Fruit, Vegetablesなど)を頭に入れておく
表の穴埋めのコツ
縦軸・横軸の項目を事前に確認
空欄がどの行・列にあるかを把握
選択肢の「2回以上使用可能」などの指示文を見逃さない
イラストの並び替え問題
時系列の流れを意識
各イラストの違いを事前に確認
図表読解力を高める対策法
河合塾や東進の模試を受けて形式に慣れる
過去問を解く際、図表部分を5秒以内に理解する訓練
数字の聞き取り(13と30、hundred/thousand/millionの区別)を重点的に練習
スキル3:情報整理力で複数の情報を比較・統合する
第4問B以降では、複数の話者が登場し、それぞれ異なる情報や意見を述べます。誰が何を言ったのか、メモを取りながら整理する力が必要です。
よく出る出題パターン
4人の学生がそれぞれ異なるツアー(ハイキング、ピクニック、登山)について語る
3人の意見を聞いて、適切なグラフや図を選ぶ
講義内容を要約し、ディスカッションの流れを理解する
情報整理力を高める対策法
簡単なメモの取り方を確立する(記号や矢印を活用)
「誰が・何を・いつ」を区別して聞く練習
複数の情報源から解答を導き出す訓練(センター試験の過去問も有効)
効果的な勉強法:リスニング力+αの対策
音声が流れる前の準備が勝負
放送前の10から15秒を最大限に活用する手順
状況説明文を読んで場面を想像
設問で何が問われているか確認
選択肢を先読みして予測を立てる
図表がある場合は軸や項目をチェック
この準備ができていれば、音声の聞き取りに集中でき、必要な情報を逃さずキャッチできます。
実戦形式での演習が不可欠
共通テストのリスニングは独特の形式のため、実戦的な問題演習が最も効果的です。
おすすめの教材(優先順)
Z会「共通テスト実戦模試 英語リスニング」(最もおすすめ!) 本番レベルの質の高い問題で実戦力が身につく。図表・グラフ問題の出題パターンが豊富で、詳しい解説により効率的な解き方が学べます。時期に合わせた段階的なレベルアップが可能です。
駿台「大学入学共通テスト実戦問題集 英語リスニング」 オリジナル問題5回分に加え、本試験・追試験の過去問題2回分を収録。駿台講師陣による詳細な解説が魅力です。
河合塾の全統模試 定期的に受験することで、自分の実力を客観的に把握できます。
大学入試センターの過去問3年分 本番の問題形式を知るために必須です。
センター試験の過去問 2回読みの対策に有効で、基礎的なリスニング力を養えます。
演習のポイント
1回読みの問題に慣れるため、本番同様の環境で解く
図表を含む問題を重点的に練習
間違えた問題は、なぜ聞き取れなかったのか分析
スクリプトを見る前に何度も音声を聞く
多様な英語音声に触れる
共通テストでは、アメリカ英語だけでなく、イギリス英語や非ネイティブ話者の英語も含まれます。普段から様々なアクセントに慣れておくことが重要です。
多様な音声に触れる方法
TED Talksを視聴(様々な国のスピーカーの英語に触れられる)
BBCニュースでイギリス英語に慣れる
共通テスト対策問題集の音声を繰り返し活用
実践的な得点アップテクニック
聞き逃してもパニックにならない
1回読みの問題で聞き逃すと焦りますが、次の問題に影響させないことが重要です。
聞き逃した時の対処法
聞き逃した問題は直感で解答し、次へ進む
空欄のままにせず、必ず何か選ぶ
残り時間で見直すより、次の問題の準備に使う
消去法を活用する
明確に聞き取れなかった場合は、消去法で選択肢を絞るのが効果的です。
消去法のコツ
明らかに間違っている選択肢を除外
図表と矛盾する選択肢を消す
残った選択肢から最も可能性の高いものを選ぶ
集中力を30分間維持する
リスニングテストは約30分間、英語を聞き続ける必要があります。集中力の維持が高得点のカギです。
集中力維持のコツ
普段から30分以上の長めの英文を聞く習慣をつける
「ながら聞き」ではなく、集中して聞く練習
テスト直前に軽いストレッチで脳を活性化
まとめ:総合力で勝負するのが共通テストリスニング
共通テスト英語リスニングで高得点を取るためには、以下の要素が必要です。
必要なスキル一覧
英語の聞き取り力
選択肢や説明文を素早く読む速読力
図表やグラフを瞬時に理解する読解力
複数の情報を整理・比較する情報処理能力
30分間集中し続ける持久力
効果的な対策まとめ
音声が流れる前の「先読み」を徹底
図表を含む実戦問題を繰り返し解く
1回読みの形式に慣れる
多様な英語音声に触れる
毎日コツコツ継続する
リスニングは短期間では伸びにくい科目ですが、図表読解や情報整理のテクニックを身につければ、効率的に得点アップが可能です。センター試験時代と比べて配点が2倍(100点)になった今、リスニング対策は共通テストの成否を分ける重要な要素です。
特にZ会の実戦模試などの質の高い問題集を活用すれば、本番レベルの演習ができ、図表問題への対応力も着実に向上します。
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