「英語ができる」の本当の基準とは?駿台スーパーαクラスを指導した講師が明かす|英検準1級・河合塾偏差値80のリアル
「英語ができる」の本当の基準とは?駿台スーパーαクラスを指導した講師が明かす|英検準1級・河合塾偏差値80のリアル
「うちの子は英語ができるほうだと思うんです」。保護者の方からよくいただく言葉です。学校の定期テストで90点を取っている、英検2級に合格した、クラスで英語はいつも上位。たしかに立派な成績です。けれども、早稲田・慶應や私立医学部といった難関大学の英語入試を見据えたとき、「英語ができる」の基準は多くの方が想像しているよりもずっと高いところにあります。
では、英語がある程度できると言われる基準とは、具体的にどのレベルなのでしょうか。この記事では、私が大手予備校の駿台で最上位のスーパーαクラスを担当し、医学部予備校も含めて約20年間、難関大学受験生の英語を指導してきた経験から、正直な基準をお伝えします。少し厳しい話になりますが、志望校合格を本気で考える受験生と保護者の方にこそ読んでいただきたい内容です。
■ 結論:「英語ができる」と言える3つの基準
私がスーパーαクラスで見てきた生徒を基準にすると、「英語ができる」と言えるのは次のレベルです。
✔ 中学3年生の時点で英検準1級に合格している
✔ 学校の定期テストは一切対策しなくても高得点が取れる
✔ 河合塾の全統模試で偏差値80超え、調子が悪いときでも70台後半
これが私の偽らざる実感です。ひとつずつ見ていきましょう。
■ 基準① 中3で英検準1級に合格している
▶ 英検準1級は「大学中級程度」のレベル
英検準1級は大学中級程度とされる級で、求められる語彙はおよそ7000語から9000語と言われます。高校生向けの標準的な単語帳が2000語前後であることを考えれば、その差は歴然です。長文読解では環境問題や医療、社会制度といった抽象度の高いテーマが扱われ、ライティングでは自分の意見を論理的に英語で組み立てる力が問われます。
▶ 英語を「道具」として使いこなしている証拠
これを中学生のうちに突破しているということは、英語を「暗記科目」としてではなく、意味を読み取り、考えを表現するための道具として使いこなしている証拠です。スーパーαクラスの生徒たちは、高校入学時点ですでに大学入試の英語を読める土台を持っていました。
■ 基準② 定期テストを一切勉強せずに対応できる
▶ 教科書の英文が「初見でも読める」レベル
定期テストは授業で扱った範囲から出題されるため、一般的には教科書本文を覚え直し、文法事項を確認するといった対策が必要です。しかし本当に英語ができる生徒にとって、教科書の英文は初見でも難なく読める文章であり、文法問題も考えるまでもなく正解がわかります。つまり、テスト範囲を暗記する必要がそもそもないのです。
▶ 定期テストの点数だけで判断するのは危険
逆に言えば、定期テストで高得点を取っていても、それが直前の暗記に支えられているなら、模試や入試の初見問題では同じ結果は出にくいということでもあります。定期テストの点数だけで英語力を判断するのが危険なのはこのためです。
■ 基準③ 河合塾模試で偏差値80超え、最低でも70台後半
▶ 偏差値70でも上位約2%、その「さらに上」
模試の偏差値は受験者全体の中での相対的な位置を示します。偏差値70でも上位およそ2パーセントですが、早慶の看板学部や私立医学部の英語で安定して合格点を取る生徒は、その中でもさらに上にいます。
▶ 大切なのは「最高点」ではなく「最低点」
たまたま得意なテーマが出て高い偏差値が出ることは誰にでもあり得ます。しかし本物の英語力を持つ生徒は、苦手な分野の長文が出ても、問題形式が変わっても、大きく崩れません。偏差値の下限が70台後半にあるということは、実力にムラがなく、どんな問題にも対応できる再現性があるということです。入試本番で求められるのは、まさにこの安定感です。
■ 最上位層は「天才」なのか?
ここまで読んで、「そんなレベルは一部の天才だけの話だ」と感じた方もいるかもしれません。たしかにスーパーαクラスは全国から集まった最上位層です。しかし私は、彼らが特別な才能だけでそこに到達したとは考えていません。
彼らに共通していたのは、次の3つです。
● 大量の英文に触れてきた経験
● 一文一文の構造を正確に読み解く精読の習慣
● 語彙を文脈の中で覚えてきた積み重ね
英語力は一夜にして身につくものではありませんが、正しい方法で継続すれば確実に伸びる教科でもあります。
■ 基準に届いていない受験生は何から始めるべきか
▶ STEP1:英文の構造を正確に把握する力を鍛える
主語と動詞を見抜き、修飾関係を整理し、長く複雑な一文を論理的に分解できるようになると、難関大学の長文読解は驚くほど読みやすくなります。
▶ STEP2:英検準1級レベルの語彙を計画的に増やす
▶ STEP3:初見の英文を毎日読む習慣をつける
定期テストのための暗記から、どんな英文でも読める力を育てる学習へ。この意識の転換こそが、「英語ができる」と言われるレベルへの第一歩です。
■ まとめ:基準を知れば、やるべきことが見えてくる
英語ができる基準を知ることは、決して受験生を落ち込ませるためではありません。目指すべきゴールが明確になれば、今の自分との距離がわかり、やるべきことが見えてきます。早稲田、慶應、MARCH、そして私立医学部の英語で戦うために、ぜひ本物の英語力を目指してください。
この先生のおすすめコース
- 大学受験英語・英語長文読解が苦手で、「単語は分かるのに内容が理解できない」「何度も読み返してしまう」
- 難関大学対策として、感覚ではなく英文構造を正確に把握する読解力を身につけたい生徒さん
- 共通テスト・私大入試で時間が足りないと悩んでおり、英語の読解スピードと正答率を同時に伸ばしたい
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- 学校の授業が早くてついていけない人
- 内申点を上げたい人
- もう一度基礎からやり直したい人
- 難関大学を志望しているのに英語が苦手で泣きそうなあなた
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- 英単語を覚えずに入試を切り抜けられないかばかり考えているあなた
- 単語学習が三日坊主になってしまう人
- 毎日の単語テストで学習リズムをつかみたい人
- 1冊の単語集を最後までやり切りたいと思っている人
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- 中高一貫校の教科書、ニュートレジャーやプログレスの予習復習をしたいと思っている方
- 難関大学受験への基礎力をつけたい方
- 単語帳が続かない
- 英単語を覚える習慣がない
- 定期テストや英検に向けて語彙を増やしたい