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【GMARCH攻略・短期集中シリーズ】英語③:GMARCH長文の「設問別・読み方マニュアル」

2025/12/22

――全部読むな。設問から逆算せよ。

GMARCHの英語長文に対して、
こんな感覚を持っていませんか?

  • 文章が長くて時間が足りない

  • なんとなく読んで、なんとなく間違える

  • 内容は分かった気がするのに、点にならない

それ、英語力不足ではありません。
多くの場合、設問ごとの読み方を知らないだけです。

今回は、
GMARCH長文で頻出の設問を

  • 内容一致問題

  • 指示語問題

この2つに絞り、
「どこを・どう読むか」を具体的に解説します。

① 内容一致問題は「本文全体」を見るな

内容一致問題で一番多い失敗は、
本文を最初から最後まで真面目に読むことです。

GMARCHでは、
内容一致=「要約力」を測っています。

見るべき場所は3か所だけ

内容一致問題で、まず確認すべきなのは以下です。

各段落の冒頭1〜2文
however / therefore / for example の直後
最終段落

理由は明確です。

  • 段落冒頭 → 筆者の主張・話題提示

  • however / therefore → 話の転換点

  • 最終段落 → 全体の結論・まとめ

選択肢は、
この「太い骨組み」を
言い換えているだけのことがほとんどです。

NG例

細部の説明(具体例・データ)に引っ張られる
→ GMARCHでは罠になりやすい

② 指示語問題は「直前だけ」を見ない

指示語問題(this / that / these / such など)は、
多くの受験生が

指示語の直前を読む

だけで処理しようとして失敗します。

GMARCHでは、
1文だけでは解けない設計になっています。

即答できる指示語の処理パターン

指示語が出たら、次の手順を守ってください。

① 指示語のある文を読む
② その1文前+1文後を必ず確認
③ 「名詞」ではなく**内容(出来事・主張)**を探す

特にGMARCHでは、
指示語が

  • 直前の文全体

  • 直前の2文をまとめた内容

を指していることが非常に多いです。

ポイント

選択肢に
「抽象的な言い換え」があれば、
それが正解候補です。

③ 「全部読まない」長文攻略法

GMARCH長文の最大の特徴は、
全部読ませる気がないことです。

にもかかわらず、
多くの受験生は

とにかく最初から最後まで読む

という非効率な戦い方をしています。

GMARCH流・読む順番

おすすめは、次の順です。

① 設問を先に見る
② 内容一致・指示語の有無を確認
③ 該当しそうな段落だけを重点的に読む

これだけで、
読む量は半分以下になります。

読まなくていい場所

  • 具体例が続く部分

  • 実験・調査の細かい数値

  • 同じ内容の言い換えが続く箇所

GMARCHは、
「読解スピード」より
取捨選択の判断力を見ています。

④ GMARCH長文は「戦略ゲー」

GMARCHの英語は、
早慶ほど語彙は難しくなく、
共通テストほど素直でもありません。

だからこそ、

  • 設問の種類を見抜く

  • 読む場所を限定する

  • 捨てる勇気を持つ

この3つができると、
安定して得点できる試験になります。

まとめ

GMARCH長文で意識すべきことは一つ。

「全部を理解する」ではなく
「点になるところだけを読む」

英語③では、
設問別に読む場所を変えることを解説しました。

次回予告

英語④:読解力に直結する
「テーマ別で鍛える長文読解の型」

科学・社会・心理・教育――
GMARCH頻出テーマごとに
「読み方の型」を整理します。

読解は、
センスではなく再現性です。
次回も、確実に点へつなげていきましょう。

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