【英語ブログ】「訳しているのに理解できない」の正体
英語をしっかり勉強しているのに、
こんな感覚になったことはありませんか?
一文一文は訳せる。
でも、結局何の話だったのか分からない。
単語も文法も合っているのに点数が伸びない。
このタイプのつまずきはとても多いです。
結論から言うと――
原因は「英語力不足」ではなく、“読み方のズレ”です。
逐語訳がダメな理由
多くの人がやっている読み方はこれです。
英語 → 日本語 → 英語 → 日本語 → 英語 → 日本語
一見、丁寧で正しい勉強に見えます。
しかしこの読み方には致命的な欠点があります。
それは
意味がつながらないこと。
英語は「文の途中」で意味が進みます。
日本語は「最後まで読んで」意味が確定します。
つまり、
英語は途中で理解する言語
日本語は最後に理解する言語
ここがズレると、文章がバラバラになります。
日本語にした瞬間に意味が崩れる例
例を見てみましょう。
People who exercise regularly tend to live longer.
多くの人はこう訳します。
定期的に運動する人々は長生きする傾向がある
訳としては正しいです。
しかし、読解としては失敗しています。
なぜか。
読むとき頭の中ではこうなっています。
人々は〜
定期的に運動する〜
長生きする傾向がある
主語が確定するまで意味が浮かばない
→ 情報が一時的に止まる
→ 次の文とつながらない
これが「読めているのに理解できない」状態です。
英語は「意味のかたまり」で読む
英語は単語単位ではなく
情報のかたまりで進みます。
先ほどの文を、英語のまま理解してみます。
People who exercise regularly
(習慣的に運動している人は)
tend to live longer
(長く生きやすい)
これだけです。
訳さず
そのまま意味を取る。
ここで重要なのは
日本語に直さないことではなく
英語の順番で理解することです。
練習:意味のかたまりを作る
次の文を見てください。
Many students fail the test because they try to memorize everything.
やってはいけない読み方:
多くの生徒は
テストに失敗する
なぜなら
彼らはすべてを暗記しようとするから
良い読み方:
Many students fail the test
多くの生徒がテストに失敗する
because they try to memorize everything
全部覚えようとするから
“becauseの前後”で意味が成立します。
このように
文の骨組み単位で理解する癖をつけると
・読む速度が上がる
・内容一致が合う
・記憶に残る
という変化が起きます。
まとめ
読めない人は単語を覚えていません。
伸び悩む人は訳しすぎています。
英語長文で必要なのは
「日本語を作る力」ではなく
意味を流す力
単語 → 文法 → 日本語
から
単語 → かたまり → 内容
へ切り替わった瞬間、英語は一気に楽になります。
次回は
返り読みが起きる本当の原因を扱います。
「前から読め」と言われてもできない理由を、
具体的なトレーニングとともに整理していきます。
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