#164 共通テスト英語R(2026年度本試験)4⃣
theme「テーマ」はドイツ語のThemaから。英語の発音に注意。The novel’s theme is the conflict between love and duty.「その小説は義理と人情の葛藤がテーマだ」。draft「下書き、草稿」。I had him check my draft for a magazine.「彼に雑誌の原稿を見てもらった」。supervisor「監督者、(部活の)顧問」。
English Club TimesのTimesは新聞名に付けられる。The New York Times「ニューヨークタイムズ」。
【¶1】
producedは過去分詞の形容詞用法。英語のchallengeと日本語の「チャレンジ」の意味の違いに注意。日本語の「チャレンジ」は「人が課題に挑む」時に使うが、英語のchallengeは逆に「課題が人の力を試す」感じの語。We must work together to address the challenge of climate change.「気候変動という難題に一致団結して取り組まなければならない」。Cf. She tried to climb Mt. Everest.「彼女はエベレスト登山にチャレンジした」。manage=control。She can manage a horse.「彼女は馬を乗りこなすことができる」。本文のmanage wasteは、廃棄物をうまく処理する(環境になるべく負荷をかけないようにする)ことを言っている。start「(活動を)始める」。We started by introducing ourselves.「私たちは最初に自己紹介をしました」。raise「上げる」とrise「上がる」の違いは大学入試の語法問題で問われる。Raise your hand if you have any question.「質問があれば手を上げなさい」。inform A about [of] Bでは、Aが「知らせる相手」、Bが「知らせる内容」。She informed us about [of] her arrival in France.=She informed us that she had arrived in France.「彼女は私たちにフランスに到着したと伝えてきた」。
【¶2】
decide on ~☞大問2⃣。based on ~「~に基づいて」は、ここでは分詞構文的に、つまり副詞句として解釈する(decide onを修飾)。Based on what you say, he is telling a lie.「あなたの言うことに基づけば[あなたの発言が正しいとすると]、彼は嘘をついていることになる」。decide on the top three posters based on the message and design「メッセージとデザインに基づいて、最優秀ポスターを3つ選ぶ」。postedの原形postは「掲示する」。「掲示する物」がposter。postは多義語、というよりもたまたま見た目が同じの3つのpostがある。
⒜I posted [mailed] a parcel to him.「彼に小包を郵送した」
まずは郵便関係のpost。街中で見かける「郵便ポスト」(英語ではmailbox [postbox]と言います)の「ポスト」。

⒝His shot hit the post [goalpost].「彼の蹴ったボールはゴールポストに当たった」
「柱」の意味のpost。サッカーのゴールを構成する、左右2本の支柱の「ゴールポスト」の「ポスト」がこれです。

また、昔からpost「柱」には貼り紙が貼られてきたということで、動詞用法で「貼る」という意味が生まれました。

POST NO BILLS(貼り紙禁止)
最後が「地位」を表すpost。これも日本語になっていますね。「彼は重要なポストに就いた」。
⒞The post is beneath her.「その地位は彼女には役不足だ」(「役不足」の本来の意味は、「その人の実力に比べて役目が軽すぎること」)
so that ~ can [will; may]は、受験生必修の「目的」を表す重要表現。She went to bed early so that she could get up early the next morning.「翌朝早く起きるために、彼女は早く寝ました」。in order that ~も同義表現。She walked quietly in order that she wouldn’t wake her baby up.「赤ん坊を起こさないように、彼女は静かに歩いた」。keep in mind ~「~を心に留めておく」。本来はkeep ~ in mindの語順だが、Oである「~」が長い時はin mindの後ろに移動させることがある。特にOがthat節の場合はkeep in mind that ~の語順になる。Keep your parents’ advice in mind.「ご両親のアドバイスを忘れないようにしなさい」。bear ~ in mindも同義熟語。Bear in mind (that) the supermarket is closed tomorrow.「言っとくけど、スーパーは明日は休みだよ」。
【¶3】
a garbage collecting raceの構造を文法的に考えることが、英語を学習するということであり、単語を適当につなげて意味をでっちあげることが勉強ではない。まず、garbageという名詞と動名詞collectingが結合する。本来ならcollecting garbageとなるが、ここでは全体で後ろの名詞を修飾する関係上、garbage collecting「ゴミを集めること(ゴミ集め)」となっている。(もちろん、garbageが他動詞collectingの目的語であるという関係は変わらない。)そしてこのgarbage collectingが、形容詞的に直後のraceを修飾している。最後に、garbage collecting race「ゴミ集め競争」という名詞句に、不定冠詞のaが付いている。
a+{(garbage+collecting)+race}
garbage/trash/rubbish/refuseは、「ゴミ」を意味する類義語として覚えておきたい。on the morning of the race「競争の日の朝に」の前置詞onに注意。一般的にはin the morningとなるが、「特定の日の朝」だとinではなくonが使われるというのは、中学英語で学ぶ内容。She gets up early in the morning.「彼女は朝早く起きる」。She gets up late on Sunday morning.「彼女は日曜の朝は遅く起きる」。local☞大問2⃣。Listen to the organizer explainは「知覚動詞+O+動詞の原形」。closing ceremony「閉会式」(closingは形容詞)。Cf. opening ceremony「開会式」。see if ~☞大問3⃣。wonは発音要注意語(oneと同音)。winning team「勝利[優勝]チーム」(winningは形容詞)。be featured「特集される(大々的に取り上げられる)」。featureの基本的な意味は「特徴」。「特徴とする→特集する」と意味が発展。The actor will be featured by the next issue.「その俳優は次号で特徴とされる予定だ→その俳優は次号で特集が組まれる予定だ」。The movie features Anne Hathaway and Meryl Streep.「その映画はアン・ハサウェイとメリル・ストリープを特徴としている→その映画の主演はアン・ハサウェイとメリル・ストリープだ」。

【¶4】
eco-friendly「環境に優しい」。eco-はecology「生態系」のこと。an eco(-friendly) bag「エコバッグ」。itemsは不可算名詞の個数を数える時に使う。two items of furniture「家具2点」。本文ではitems (of clothing)。clothingは不可算名詞で「衣類」。food, clothing and shelter「衣食住」。closet
clothesも「衣類」の意味で、clothingの類義語(ただし複数形で複数扱いの語である点に注意)。children’s clothes「子供服」。entries「出品物」はenterの名詞形。She entered her flowers in a flower show.「彼女は花の品評会に自分の花を出品した」。I’ll enter Tokyo Marathon.「東京マラソンにエントリー[出場登録]するつもりです」。the winning entry in the dance competition「ダンス大会の優勝(出場)者」。本文のentriesは、「an eco-friendly fashion showに出品される衣類」のこと。
【¶5】
campaign「キャンペーン、運動」は、「ある目的を達成するための組織的な活動」のこと。a traffic safety campaign「交通安全運動」。

make a difference: have an effect。Changing jobs made a big difference to my life.「転職は私の生活に大きな影響を与えた」。think globally and act locallyは標語で使われる言い方。「地球規模で考え、地域の中で行動する」とは、「頭の中で考える理想論は地球規模で構わないが、実際に行動するのは身近なところから」ということを言っている。「隗より始めよ」「千里の道も一歩より」に相当。環境問題をなんとかしたいと本当に思っているのであれば、まずは自分の身の回りでできること(マイバッグを使う・ゴミの分別をきちんとするなど)から手を付けていくべきだということ。