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社会

歴史勉強方法 徹底検討(第13回) 「歴史の記述問題で点が取れない理由 その1」 ―― 用語は覚えているのに書けない原因と、得点につながる書き方のコツを整理します

2026/3/25

「用語は覚えているのに、記述になると書けない」
「なんとなく分かっているのに、点数にならない」

これは多くの受験生がつまずくポイントです。

しかし原因はシンプルです。
それは、
“知識を並べる力”と“説明する力”が別だからです。

今回は、
記述問題で点が取れない理由と、
得点につながる書き方の基本を整理します。

① 用語を“単体”で覚えている

記述が書けない最大の原因は、
用語をバラバラに覚えていることです。

例えば、

  • 年号

  • 人物

  • 出来事

それぞれは覚えているのに、
「つなげて説明する」ことができない。

記述問題では、
知識を文章として再構成する力が求められます。

② 「何を書けばいいか」が分かっていない

記述問題には必ず「問い」があります。

しかし多くの人は、

  • とりあえず知っていることを書く

  • 関係ありそうな用語を並べる

という書き方をしてしまいます。

これでは点数になりません。

重要なのは、
問いに対して必要な要素だけを書くことです。

③ 因果関係が書けていない

歴史の記述問題で評価されるのは、
「流れ」=因果関係です。

例えば
明治維新 に関する問題なら、

  • なぜ起こったのか(原因)

  • 何が変わったのか(結果)

この2つが重要です。

単に「明治維新が行われた」と書くだけでは、
説明として不十分です。

④ 点が取れる記述の基本構造

記述問題には、
型(テンプレート)があります。

基本はこの形です。

原因 → 出来事 → 結果

例えば、

「〜という背景のもと、〜が行われ、その結果〜となった」

この形で書くだけで、
答案は一気に安定します。

⑤ キーワードの使い方が重要

記述問題では、
採点者が見るポイント=キーワードです。

例えば
西郷隆盛 に関する問題であれば、

  • 武士階級

  • 不満

  • 政府との対立

といった言葉が含まれているかが重要です。

ただし注意点は、

  • 並べるだけではダメ

  • 文としてつなげることが必要

ということです。

⑥ 書けるようになるための練習法

① 口で説明する

まずは書く前に、

「この出来事を説明してみて」

と自分に問いかけてみます。

言葉で説明できない内容は、
文章でも書けません。

② 30〜50字でまとめる練習

短くまとめることで、

  • 余計な情報を削る

  • 重要な要素を残す

力がつきます。

③ 模範解答を“分解”する

模範解答を見て、

  • 原因はどこか

  • 結果はどこか

  • キーワードは何か

を分析します。

これを繰り返すと、
「書き方の型」が身についていきます。

まとめ

歴史の記述問題で点が取れない理由は、

  • 用語をバラバラに覚えている

  • 問いに対して書けていない

  • 因果関係が整理できていない

という点にあります。

大切なのは、

知識を“説明できる形”に変えることです。

歴史は暗記ではなく、
説明する科目です。

書き方の型を身につければ、
記述問題は確実に安定します。

次回予告(第14回)

「歴史の記述問題で点が取れない理由 その2」

―― 「書いているのに減点される理由」を整理し、
より高得点を取るための答案の精度を高める方法を解説します。

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