足をひっぱりたくない
2025/5/24
生徒さんの一人に毎週、その週あったことを短い日記に書いてもらっています。教えなくてはいけないことを私から一方的に発信するだけでなく、そこから広げて英語で対話出来るので毎回読むのが楽しみ。
ある日、彼女が「私は走るのが遅いからみんなの足を引っ張らないか心配」というような意味を
辞書で引いてhold others backと表現してくれました。マジメな彼女の言葉にちょっとチクっと胸が痛くなりました。
日本語では「皆の足を引っ張らないようにしないと!」とか割とカジュアルに使われるけれど、なんと言うか英語ではあまりこのような使い方って聞かない。
とても日本的な表現で、文化の違いも含めて伝えたくて少し長い話をしてしまいました。
「多分、もしアメリカ人であれば"I'm not good at running, but I'll do my best!"とか言うかもね。先生もアメリカンスクールにいた時に、周りが自信満々に言うことが当たり前でわりとすぐ"I can do this!"なんて言うけど、実際はそうでもないよね、ということも多かったよ。」というと、彼女は「超前向き!」と大笑い。「そうそう、先生も英語しゃべる時は多少キャラ変しちゃうよ」とも。
半分冗談で半分マジメです。自分は自分でも、使う言葉がしっくりこなくて日本語ではやっぱり遠回しに言ったり、謙遜したり。でも英語では強気ではっきりしたキャラになっています。
文化と言葉は密接に繋がってる。だからこそ面白い。
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