化学

日々の授業を受ける時に・・・

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2025/5/29

私事で恐縮ですが、中二の娘の授業参観に行ってきました。相変わらず学校ってエネルギーに溢れていて、子どもたちはまだまだ親が来るっていうだけで浮き足だっていたりしてなんとも微笑ましくてかわいい。だから毎回授業参観は楽しみ。

さて肝心の参観は理科で、化学室での硫黄と鉄の「化合」実験でした。

  • 「化合」させて出来上がった物質は全く別の性質になっている
  • 化合前と化合後に磁石や水、そして塩酸等を使って別の物質になっていることを確認する。

ことがおそらく授業のポイントです・・・よね?すみません笑 私も化学は挫折したクチなので

すごくアバウトで・・・😅 


帰宅した娘に「今日の実験って結局何が目的だったか分かった?最後に発生したものってなんだったのかなぁ?」と(あくまでもさりげな〜く)聞いてみると、「よくわからないけど、最後の気体すごく臭かったよね」みたいな反応。

もちろん最初から全てのポイントを理解することは難しいし、ましてや学校の授業だと時間が足りなかったり友達とワイワイやること自体が重要な経験だと思う。いえ、むしろこれが大きな目的だったりもする。実際、最後に発生した硫化水素は強烈に臭かったとか、ブクブクって変化していく物質を実際目にする、という五感を使った経験は本当に貴重な経験。


でも、だからこそその授業の目的やポイントがぼやけがちになるのかもしれない。


生徒さんたちや娘にも伝えたいこと。毎日様々な授業受けて、そして学習だけでなく集団生活をすること自体が大きな要素を占める学校生活だけど、毎回の授業でちょっとだけ考えてみてほしい。

この授業では何を一番伝えたいんだろう、何がポイントなんだろう、

それを意識するだけで、授業の吸収度が大きく違ってくる。頑張れ、中学生!



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