歴史で迷子にならないために
2025/5/29
私自身歴史好きなので中学生の娘の学習に付き合ったりするのですが、その時娘が迷子になることがよくある。今はまだ日本史だけど、日本に影響を及ぼすようなポイントで世界史が絡んできますよね。
先日、一緒に学習したところは「日本にヨーロッパ文化が入ってくる流れ」の部分。それが今後日本にどのような影響を与えていったかを理解するために、同じ章で、ローマ帝国が東西に分かれて、その後東ローマ帝国がビザンツ帝国となり、、、そしてイスラム文化が台頭してきてイスラム帝国→オスマントルコ帝国に。そこからルネサンス、十字軍、航海時代へと一気に進み「日本への鉄砲伝来」に行き着く。
...そこで完全に娘は迷子になった。
そりゃそうだよね、実はその流れは日本の時間軸では古墳時代から戦国時代まで1000年以上の流れを一気に説明しているのだから。
迷子にならないためには・・・
歴史の学習をするときには教科書の他に必ず年表を手元に置く。
色々な年表があるのでどれが使いやすいかを比べてみるといい。ビジュアルをたくさん使っているもの、中学では習わないけど世界の動きもかなり細かく書かれているもの、文化もや政治の流れも含んでいるものなど様々。
そして、教科書と年表を見比べながらそこで英語でよく使うアレ、5W1Hを念頭に教科書や資料集を読んでいく。
When (いつ) Who (だれが) Where (どこで) What (何をした) Why(なぜ)どうやって(How)→ その結果どうなった?
そしてもう一歩、この内容がその章で出てくる理由も考えてみてほしい。
そうすると、いつも言っているけれどよく練られた教科書を余すところなく活用できて歴史の流れ、ダイナミックさという醍醐味を味わえる。まぁ、歴史はストーリーですね。それが実感できればこっちのもの。
またこの言葉で〆させていただきます・・・
You can do it ! がんばれ学生、がんばれ娘。
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