unlearning
2025/5/24
アメリカ人コーチが主催しているテニスサークルに参加しているのですが、そこに初めて参加した時のこと。
"OK, let me see how good you are!" なんて言われて緊張しながらショット練習。アドバイスをもらって、その通り打ったらコーチが一言。" You're good at unleaning!"スポーツ好きな私ですが、割とフォームなど力が抜けていて素直、と言われることが多い。コーチにそう言われて「そうか!こんな使い方があるんだ!」と気づきました。
unlearn,もちろんlearn「学ぶ」の反対語なので学んだことを手放したり、学び直しとかそんな意味だけれど、積み上げてきたものや価値観などを手放す、そんなニュアンスもあるんだなぁと妙に合点がいったのでした。
単語って、ただただ辞書を引くと一つの単語にもいろいろな意味が書いてあって混乱することも。例えばfixは辞書を引くと、たくさんの意味が出てくるけど学生時代に単語帳で習うのは「固定する」とか「修理する」とか。
でも私は生徒さんに意味を聞かれると「えっとね、固定するとか決定するとかそう言う意味なんだけど、あるべきところにピタッとはめるとか戻すとか、カチッとハマる感じ」などとイメージで伝えたくなってしまう。
でも、テストにはそのように出題されるし覚える量は多いし、そして出題する方も難しいんだろうなと色々と考えてしまう。
そもそも「言葉」はイメージから生まれたものなのでしょうから、本来はそれでいいんだろうけど・・・
単語を覚えて欲しい時にいつも感じるジレンマです。時間があったら、そして楽しめるようなら辞書を「読む」のもオススメです!意味をツラツラ読んでいると、一見かけ離れた意味がたくさん羅列してあっても、その言葉の共通のイメージが湧いてくるんです。
覚え方の向き不向きは人それぞれですね😊
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