自己紹介:勉強とオフの切り替え方、3つのコツ↔️
2025/5/30
はじめまして。この度マナリンクで家庭教師を始めました、はせがわと申します。
自己紹介の一環として、これまでの経験やちょっとしたコツを記事にしているのですが、今回は「勉強とオフの切り替え方」について書いてみます。
というのも、自分自身がこの切り替えに苦戦しているからです…。(笑)
私は現在、翻訳の勉強のためにスクールに通っているのですが、授業後に一息つくと、あるいは休日の人と会う予定の前後に、予習や課題に向き合うのって、本当に切り替えが難しい…!
- 家に帰ってきて、一息ついたら……気づけば1時間、スマホを見ていた。
- 明日テストなのに/宿題の〆切があるのに、やる気が出ない。
- 「やらなきゃ」とは思っているのに、なかなか動けない。
こんな気持ち、心の底から共感します。。。
そんな私でも最近ようやく、少しずつ「切り替え」がうまくいくようになってきた気がします。
今日は、動画や本などで生産性を高めるコツを調べてきた中でも特に「これは効いたかも」と思う3つの工夫をご紹介します。
1.「2分ルール」と「5秒ルール」 〜まずは動き出すことが大事〜
まず紹介したいのが、「2分ルール」と「5秒ルール」です。これは、やる気が出ないとき、動き出すきっかけを作るためのシンプルな方法です。
●2分ルール
「とりあえず2分だけやってみる」というもの。
2分間タイマーをセットして、「ノートを1ページだけ読もう」「選択問題をいけるところまでやろう」といった小さなタスクに取り組みます。
不思議なことに、2分やってみると、案外そのまま続けられることが多いんです。
人間の脳は、「始める」よりも「続ける」ほうがずっと楽。
これは本当に実感しました。
ちなみに、2分やっておいて気分が乗らなかったらそこでやめてもOK。やめたとしても、少なくとも2分進めた成果は残ります! 2分間でやめる場合、休みたいだけタイマーをセットして、そこから勉強の2分タイマーを再開するなどのやり方もあります。
慣れてきたら、タイマーではなくストップウォッチに切り替えるのもおすすめです。時間の記録が残るので、「今日は5分できた!」「10分続けられた!」と、小さな達成感にもつながります。
また、2分ルールに似た心構えとして「○分になったらやる」と考えていたのを「とりあえず○分までやる」という考え方に変えたのも、かなり効果がありました。
たとえば「30分になったらやる」は、私の場合、結局「40分になったらやる」になりがちです……(正直、10分だけであればマシな方かもしれません……)。成功する確立は低いし、成功しないから自己嫌悪にも陥りがち。
ですが「30分までやる」とすると、とりあえず始めるしかなくなります。「30分になったら休んでOK」と決めているのでハードルも下がりますし、そして結局2分ルール同様、30分になってもやめずに続けてしまうことが多いんです。
●5秒ルール
もうひとつは、「やらなきゃ」と思ったときに、5秒以内に動き始めるというルールです。
「そろそろ勉強しなきゃ」と思ったら、心の中で「5、4、3、2、1……」とカウントして、ゼロになったらとりあえず立ち上がって机に向かう。
脳って「やりたくない理由」を考え出すのが得意なんですよね。だから、その前に体を動かしちゃう。
これもすごくシンプルですが、かなり効果がありました。
この2つのルールは、ダラダラしがちなときや、集中したいときの「スタートスイッチ」としてとても有効です。
2.あえて途中でやめておく 〜次に取りかかりやすくするコツ〜
「勉強し始めるまでがとにかく大変」だと気付いてからは、「終わり方」も意識するようになりました。
たとえば、
- 問題の最後の1問はあえて解かずに残しておく
- 長文では、知らない単語だけ調べておいて、和訳から取り組めるようにする
- ノートに「次はここから」と付箋やメモを残す
こうすることで、次に勉強を始めるときに「何をやろう?」と悩まなくて済みます。
“はじめの一歩”が明確だと、開始のハードルがぐっと下がるんですね。
また、「あ、ここ気になるから続きをやりたいな」と思いながら終えることで、モチベーションも次につながりやすくなりました。
「2分タイマー」で取り掛かる場合も、途中からのものに取り組み始めると、結局そのまま続きを進められる、というケースがかなり多いです。
3.音楽・香り・場所で「気持ちを切り替える」
最後は、「環境を使って気持ちを切り替える」方法です。
●音楽や香りを切り替えスイッチに🎶
人間の脳は、音や匂いと気分を結びつけるのが得意です。
たとえば、
- 勉強するときはクラシックやカフェ風のBGMを流す
- 集中用のアロマ(ミント、レモングラスなど)を決めておく
これらを「勉強モードの合図」として使うと、気持ちが自然と引き締まってきます。逆に、オフの時間には好きな音楽を流して、リラックスモードに切り替えるのもおすすめです。
●「場所」を切り替える🚶
勉強と休憩の場所を分けるのも、かなり効果的です。
たとえば、私は「ベッドでは勉強しない」と決めています。
逆に、勉強は机で。でも自室の机に向かい続けて集中力が切れてくると、ダイニングで勉強したり、図書館やカフェで勉強する日を作ったりします。
休む場所の確立の意味でも、気分転換の意味でも、物理的な場所の切り替えを上手く使うのはよさそうです。
おわりに:スイッチを「意志」ではなく「仕組み」で入れる
「切り替えが苦手」「やる気が出ない」と悩むとき、「やる気の問題」と考えがちですが、渡しの場合、気持ちの切り替えは“努力”ではなく“仕組み”で解決できることが多かったです。
・2分、5秒でまず動く
・あえて途中でやめておいて次につなげる
・音、匂い、場所を使って気持ちをスイッチする
こうした小さな工夫が、日々の勉強とオフの切り替えをスムーズにしてくれます。
私もまだまだ試行錯誤中ですが、「やる気がない日こそ、小さく始める」「どんなに少なくても、やらないよりやった方が絶対いい」――それを合言葉にしています。
どれかひとつでも、やってみようかなと思っていただけたら嬉しいです。
一緒に少しずつでも頑張っていきましょう!
*
マナリンクでは中学・高校英語を指導してまいります。
留学や資格勉強に加えて翻訳の勉強をしている豊富な英語経験や、自分自身が現役学習者であることを活かして、生徒さんのタイプに合わせた、親身に寄り添った授業を展開します。よろしければぜひプロフィールやコースのページを見ていただけばと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
これからどうぞよろしくお願いいたします。
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