「なんとなく」で書かない。国公立記述を攻略する二三のこと。
記述の「迷子」になるのは普通です。
記述問題を解いていて、解答欄を埋めるうちに「自分でも何を言っているのか分からなくなった」ことはありませんか? 必要な要素を書き逃したり、だらだらと長文を書いてしまったりするのは、どんな作戦で書けばいいか、知らないだけです。焦る必要はありません。まずは、次の順番でゆっくりと考えてみましょう(^^♪
ステップ1:本文から「答えの核」を救い出す
記述の第一歩は、本文から「ここが答えの心臓部だ」という文章を特定することです。 いきなり書き始めるのではなく、まずは設問者の問いに対して、「一言で言えば、本文のここが答えですよね?」と指をさせる場所を探してください。
これが『答えの核』です。ここがズレていると、どんなに綺麗に書いても点数はつきません。
また一文で答えの核を探せない場合ももちろんあります。その場合は、その段落やその傍線部付近を自分なりに要約した文章が答えの核となります。落ち着いて筆者の主張をキーワードを用いて要約してみましょう(^^♪
ステップ2:「型」に落とし込んで書き逃しを防ぐ
「核」が見つかったら、次はそれを「型」に流し込みます。 記述には、『A(理由)なので、B(結果)ということ』『A(手段)によって、B(目的)を達成すること』『AすることでかえってB(やや逆説的な型)」といった、設問に応じた論理のフレームワークがあります。
この『型』を意識せずに書き始めると、大事な要素がこぼれ落ちてしまうことになりますので、まず型を決め、そこに本文から拾った要素を肉付けしていく。
この訓練こそが、国公立二次の命運を分けると思いますし、そのために記述の訓練を繰り返し、実際に書いていく「身体化していく作業」が重要です。
ステップ3:設問者への「納得」の届け方
型に要素を詰めたら、最後は仕上げです。 設問者の意図に合わせて、本文の言葉を少し補ったり、別の表現で繋いだりして、相手が「うん、その通りだね」「一生懸命書いたね」と言ってくれるような状態を想像します。
この時重要になってくるのが、言葉のニュアンスだったりします。「それがAだ」ではなく「それこそがAだ」であれば、「【それの言い換え】ですら【Aの言い換え】であること。」のように強調表現を付け加えたりして記述を完成させましょう。「文章が持つ工夫をあなたは読み取れますか?」という設問者の問いかけを頭の中で想像して書いてみるのが大切です(^^♪
本文にある「核」「要素」を見つける力 + 崩れない「型」 + 設問者との「対話」
この3つが揃ったとき、あなたの答案は「ただの抜き出し」から「合格答案」へと進化するでしょう。
この感覚は、自分一人の添削ではなかなか掴みづらいものです。 「核」「要素」の見極めが合っているか。選んだ「型」が最適か。それらを字数内にどうやって収めるか。 私の授業では、あなたの思考の癖を見極めながら、設問者を唸らせる答案の作り方を一から伝授します。 まずは、あなたが今苦戦しているその1問から、一緒に始めてみませんか?
※最近学習した添削例になります。走り書きで汚い文字ですが、臨場感とご容赦ください。生徒様の答案はぼかしてあります。いつも一生懸命取り組んでくださる素敵な生徒様です(^^♪
