新学期のはじめに大切にしたい、子どもへの関わり方
こんにちは。マナリンク講師のえりです。
桜が咲きましたね🌸
私の住んでいる地域でも、少し遅れて咲き始めました。

桜を見ると、いよいよ今年度が始まるな✨と、私自身も身が引き締まる思いです。
新学年、新学期が始まると、「今年こそは頑張ってほしい」と願う保護者の方も多いのではないでしょうか。
新しいクラス、新しい先生、新しい環境。子どもにとっては大きなスタートの時期です。
実は、新学期の最初の時期にどんな経験をするかは、その後の「自分はできる」という感覚や学習習慣に影響することがあります。
では、うまくスタートを切れる子には、どんな特徴があるのでしょうか。
一つ目は、「完璧を目指していないこと」です。
最初からすべてをきちんとやろうとすると、子どもはすぐに疲れてしまいます。
うまくいく子は、「まずは行けたらOK」「少しできたらOK」と、小さな成功を積み重ねています。
二つ目は、ささいなことでも「わからない」と言えることです。
新しい環境では、誰でも戸惑うものです。
そんなときに、「わからない」と素直に言える子は、周りの助けを得ながら前に進むことができます。
反対に、「こんなこと聞いたらダメかな」と抱え込んでしまうと、つまずきが大きくなってしまうこともあります。
三つ目は、「安心できる場所や人があること」です。
家でホッとできる時間があったり、「大丈夫だよ」と言ってくれる大人の存在があることで、子どもは外で頑張る力を持つことができます。
では、保護者の方はどのように関わればよいのでしょうか。
まず意識していただきたいのは、「結果」よりも「過程」に目を向けることです。
つい私たちは、「宿題は終わった?」「ちゃんとできた?」と、できたかどうかに目が向きがちです。
もちろん結果も大切ですが、新学期のこの時期は、それ以上に「どんなふうに取り組んだか」に目を向けてあげることが重要です。
例えば、「今日はどうだった?」「どんなことを頑張ったの?」といった声かけに変えるだけで、子どもは安心して自分の気持ちや様子を話しやすくなります。
うまくいかなかったことがあっても、その過程を受け止めてもらえる経験は、「またやってみよう」という気持ちにつながります。
結果だけで評価されるのではなく、過程を認めてもらえることで、子どもは少しずつ自信を育てていきます。
また、「頑張りなさい」と励ますよりも、「もう十分頑張ってるね」と認める声かけの方が、子どもの安心感につながります。
特に新学期は、見えないところでたくさんのエネルギーを使っています。
さらに、「最初の1週間は慣れるだけでOK」と少しハードルを下げてあげることも大切です。
この時期に無理をしすぎると、後から疲れが出てしまうこともあります。
新学期は、“スタートダッシュを決める時期”というよりも、
“安心して走り出す準備をする時期”です。
その土台ができることで、子どもは少しずつ自分の力を発揮していきます。
「うちの子、このままで大丈夫かな」と感じることがあれば、一人で抱え込まずに、ぜひご相談くださいね。