オンライン家庭教師マナリンク
算数

小学生の算数、実はゆとり教育の頃よりずっと"重い"です⚡

2025/11/30

最近の算数って、私たちが習った頃より難しすぎるのでは?
そう感じている保護者の方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると——
今の算数は“ゆとり教育の頃”と比べて、明らかに量も難しさもアップしています。

現場で子どもたちを見てきた実感としても、
そして実際の指導要領の変化を追ってみても、
この10〜15年で算数の内容は“質も量も大きくアップ”しています。

📃ゆとり教育(2002年~2011年頃)

当時の算数は、どちらかというと
「基礎・基本をゆっくりしっかり」という方針でした。

・単元が今より少ない
・文章題はシンプル
・授業スピードもややゆっくり
そんな印象でした。

「一度つまずいても、なんとなくついていける」
という子も多かったと思います。

私自身もゆとり世代を生きてきた一人です。

実は、台形の面積の求め方の公式は、4年生の担任になってから初めて知りました💦

(それまで、知らずに困る場面も特にありませんでした…)

📚現在の算数(2020年代〜)

一方で、今の算数は
“深く考える力”を育てる方向へ大きく舵が切られています。

その結果——

①文章題の情報量が増加

必要な情報と不要な情報を“自分で整理する”力が求められるようになりました。
読解力と論理力がセットで必要になるため、苦手な子が増えやすい部分です。

②「割合」「速さ」「比」などの抽象的な単元が濃くなった

ゆとり期よりも扱う問題の深さが上がっていて、場合によっては「昔は中学校の範囲だった」レベルが小学校で登場します。

③進むスピードが速い

授業時数が変っていないにもかかわらず、学習内容が増えています。
結果として、
“わからないまま次に進んでしまう”子が以前より増えやすい構造になっています。

✍なぜこんなに難しくなったのか?

社会全体の変化として、AIやデジタル時代に必要な“思考力”を育てたいという流れがあります。

その方向性自体は良いのですが、子どもたちの負担が大きくなっているのは事実です。

「頑張っているのに点数が伸びない」
「昔より親もサポートが難しい」
と感じる保護者の方が増えているのは、そうした背景があるからです。

💡大切なのは、“今の算数は昔より難しい”と大人が知っておくこと

算数につまずく子が増えているのは、決して能力や性格の問題だけではありません。

昔より内容が難しく、量も多く、スピードも速いから。

だからこそ、
・必要な単元に戻る
・文章題の読み解き方を教える
・説明の型を身につける
この3つを丁寧にサポートしていけば、
どの子も必ず伸びます。

🌈最後に

私が育ってきたゆとり教育時代と比べて、今の算数は本当にハードです。

正直、学校の45分の授業だけで習得させることは難しいのでは…と思っていた学習内容もあります。
でも、授業外での正しいサポートがあれば、算数も伸びる!

「算数の授業についていけているか心配…」
そう思ったときは、どうか一人で抱え込まないでください。
お子さんのペースに合わせて、一緒に“できた!”を積み重ねていけるよう、全力でサポートします🌱✨

このブログを書いた先生

算数のオンライン家庭教師一覧

算数のブログ

「考える」ことをやめれば、算数は解ける ― 脳を甘やかすための作法

窓の外では、冬の朝の光を浴びた丹沢の山々が、ただ黙ってそこにあります。ここ神奈川の秦野周辺は、空気が澄んでいる日は山肌の凹凸までくっきりと見えて、まるで巨大な精密画のようです。そんな静寂の中で、塾の教室を見渡すと、時折「動かない彫刻」のような生徒に出会います。問題用紙を前に、ペンを握ったまま微動だにしない。彼らは決してサボっているわけではありません。むしろ、人一倍必死に「考えて」いるのです。しかし、僕の経験上、中学受験の算数において「うーんと唸って考えている時間」というのは、実はあまり生産的ではありません。脳という名の狭いキッチン人間の脳、特に「ワーキングメモリ」と呼ばれる領域は、驚くほど狭い...続きを見る
ヒロユキの写真
ヒロユキオンライン家庭教師
2025/12/19

成績急上昇のからくり、あるいは「スイッチ」の所在について

こんにちは。ヒロユキです。さて、今日は少し不思議な、しかし現実に起きた現象についてお話ししましょう。僕が担当しているある生徒さんが、わずか1ヶ月ほどの期間で、成績を劇的に伸ばしました。 具体的に数字を挙げると、これまで実力テストで偏差値50あたり、いわゆる「真ん中」を推移していたのが、今回の試験ではトップ20位以内に食い込んだのです。統計的に見れば、異常値と言えるかもしれません。しかし、これは偶然の産物でもなければ、僕が魔法の杖を振ったわけでもありません。もちろん、ご家庭のサポートと本人の努力が土台にあることは大前提ですが、僕はそこに一つの小さな「きっかけ」を提供したに過ぎません。今日は、その...続きを見る
ヒロユキの写真
ヒロユキオンライン家庭教師
2025/12/9

【小学生の毎日ドリルのすすめ】漢字ってとっても重要です

こんにちは、オンライン家庭教師のみなみです😊小学生の毎日の勉強って『学年×10~15分くらい』と言われていますが、どれくらいできていますか?学校の宿題だけだとおそらく15~30分くらいですよね。でも毎日学校で4~6時間机に向かっている子どもたち、家に帰ってきたら「疲れた!」「遊びたい!」ってなるのは、そりゃそうよねって話です笑ただ、全く勉強体力がついていない状態で中学生になったら…中学生は定期テストに向けて1日数時間単位で勉強するようになります。でもそれを急にやるって言っても、難しいのは当たり前です。だからこそ、小学生のうちに勉強体力をつけるのはとっても重要です⚠️勉強体力をつけるにはどうする...続きを見る
みなみの写真
みなみオンライン家庭教師
2025/12/3

算数の問題を解剖する—「処理」と「思考」の狭間で

多くの保護者の方、あるいは生徒さん自身が、「算数が苦手だ」と口にします。しかし、その悩みを聞いていると、少し不思議な感覚に陥ることがあります。「算数」という巨大な敵と戦っているようでいて、実はその正体が何なのか、誰もはっきりとは見ていないような、そんな感覚です。今日は、ある興味深いデータを元に、算数の問題を「解剖」してみたいと思います。敵の正体がわかれば、戦い方も自ずと決まるものですから。時間が支配する5つの世界中学入試の算数は、1問あたりにかけられる時間によって、明確に性格が異なります。これを混同してしまうと、マラソン大会で全力疾走をするような、あるいはその逆のような、非効率な事態に陥ります...続きを見る
ヒロユキの写真
ヒロユキオンライン家庭教師
2025/11/26

【中学受験算数】 過去問演習で成績を伸ばすための基本戦略

受験勉強の中でも、過去問演習は非常に重要なステップです。実際の試験形式や出題傾向を把握し、時間配分や解答力を養うことができるため、効率的な学習には欠かせません。しかし、ただ闇雲に過去問を解くだけでは効果が薄くなるため、効果的に活用するためには注意すべきポイントがいくつかあります。今回はごく基本的な事柄ではありますが、中学受験算数の過去問演習を効果的に行う際のポイントと注意点をまとめました。1. 制限時間を守る、でも最後まで解く:過去問演習では本番の試験と同じ制限時間を守ることが大切です。時間配分の感覚を身につけることで、本番でも焦らずに解けるようになります。ただし、時間内に解けなかった問題があ...続きを見る
武田の写真
武田オンライン家庭教師
2025/11/18

この先生の他のブログ

えりの写真

我が家のクリスマスツリー🎄

2025/12/22
もうすぐ、クリスマスですね!クリスマスが近づくと、我が家ではツリーを出します。まだ子どもたちは小さいので、飾りつけは完璧とはいきません。オーナメントの位置はバラバラで、「そこ落ちるよ〜」と言いたくなることもしょっちゅうです。それでも、毎年この時間が私は好きです。我が家は毎年ひとりひとつ、好きなオーナ...
続きを読む
えりの写真

冬は寒いし忙しい…だからこそオンライン授業がちょうどいい!

2025/11/18
こんにちは。元小学校教諭でマナリンク講師のえりです❄️だんだんと空気がキーンと冷えてきて、外に出るのがちょっと勇気いる季節になってきましたね。冬はただ寒いだけじゃなくて、「暗くなるのが早い」「道路が凍る」「送り迎えが大変」…と、保護者の方にも生徒さんにも、実はけっこう負担がかかる季節ですよね。特に私...
続きを読む
えりの写真

オンラインだから続けやすい!⛄️あたたかい冬の学びを🌱

2025/11/16
こんにちは!元小学校教諭・マナリンク講師のえりです⛄️今年もあっという間に冬が近づいてきましたね。この冬をあたたかい学びができる環境で乗り越えるために、冬期講習を開講いたしました!実は、冬こそ“学びを立て直す”ゴールデンタイムなんです✨夏休み明けからノンストップでがんばってきた分、見えないところで疲...
続きを読む
えりの写真

1時間の授業で10回ほめる~”できた”を見逃さない先生でいたい~

2025/11/5
授業のたびに意識していることがあります。それは「1時間の中で10回ほめること」。この習慣は、小学校で担任をしていた頃からずっと大切にしているものです。「そんなに?」と思われるかもしれませんが、子どもの表情をよく見ていると、実は“ほめどころ”はたくさんあるんです。プリントの書き込み方が丁寧になったとき...
続きを読む