算数についてのオンライン家庭教師ブログ (86件)
繰り上がり・繰り下がりの計算ミスを減らす確認順
結論から言うと、繰り上がり・繰り下がりの計算で何度も間違えるときは、計算練習を増やす前に「10のまとまり」と「位取り」が分かっているかを確認することが大切です。答えをすぐ直すのではなく、①数の分け方、②位の位置、③計算の手順、の順番で見直すと、どこでつまずいているかを家庭でも見つけやすくなります。まず確認したい「10のまとまり」繰り上がりのあるたし算では、一の位の数を合わせたときに10以上になったら、10をひとまとまりとして十の位へ移します。たとえば「8+7」なら、8に2を足して10にし、残りの5を加える、と考えられます。ここで、子どもが「8+7=15」と答えられていても、10のまとまりを意識...続きを見る
きゅうごオンライン家庭教師
2026/10/5
【数学】「またケアレスミス…」で損していませんか?偏差値を劇的に上げる“本当の計算力”と3つの検算テクニック
◆【数学】「またケアレスミス…」で損していませんか?偏差値を劇的に上げる“本当の計算力”と3つの検算テクニック「手応えはあったのに、返ってきたテストを見たら計算ミスでガッカリ…」 「テスト前は暗記に追われて、いざ本番になると計算が合わなくて焦ってしまう…」受験生や中高生のみなさん、そして保護者様、こんな経験はありませんか?数学において、計算力は最大の武器であり、同時に計算力不足はあまりにも大きなハンデになります。どれだけ解法が頭に浮かんでいても、途中の計算で間違えてしまえば点数はもらえません。では、そもそも「本当の計算力」とは何でしょうか?◆「計算力」の真実:暗算速度でも、一発で合わせる力でも...続きを見る
あきのりオンライン家庭教師
2026/9/29
計算はできるのに文章題が苦手。その原因は「式を立てる前」にあります
「計算問題ならできるのに、文章題になると手が止まる」これは、算数が苦手なお子さんによく見られるつまずきです。でも、文章題ができない原因は、必ずしも計算力にあるとは限りません。文章題では、式を書く前に、・何が分かっているのか・何を求めるのか・どの数字を使うのか・どんな関係になっているのかを整理する必要があります。つまり、文章題では「計算する力」より前に、文章を読んで情報を整理する力が必要なのです。たとえば、「赤いリボンが3メートルあります。青いリボンは赤いリボンより2メートル長いです。」という問題でも、「3」と「2」という数字だけを見て、3+2なのか、3−2なのか分からなくなる子がいます。そんな...続きを見る
きゅうごオンライン家庭教師
2026/9/26
分数でつまずいたとき、どこまで戻るか
結論から言うと、通分ができないときに分数を最初から全部やり直す必要はありません。できない理由を「分母をそろえる意味が分からない」「最小公倍数があいまい」「約分と通分の手順が混ざっている」などに分け、必要な単元だけ戻ることが大切です。小4で通分につまずいた場合も、直前の計算だけでなく、土台になっている整数の学習を短く確認すると、戻る場所が見つけやすくなります。まず確認したい「通分」の役割通分とは、分母の違う分数を、同じ分母の分数に直すことです。たとえば、1/2と1/3を足すとき、分母が違うままでは、分子の1と1をそのまま足せません。2等分した1つ分と、3等分した1つ分では、1つ分の大きさが違うか...続きを見る
きゅうごオンライン家庭教師
2026/9/22
小4小5で算数についていけない本当の原因
小5になったとたん、うちの子は算数についていけなくなった。そう相談を受けることが、この時期は特に増えます。ただ僕の見立てでは、これは「急に」起きた問題ではありません。小4のうちに、すでに種は蒔かれています。小5の算数がついていけなくなるのは、多くの場合、能力が落ちたからではなく、小4で身につけた解き方が小5の問題に通用しないからです。僕はこれを「断絶」と呼んでいます。断絶が起きる指導には、いくつかの共通した特徴があります。断絶を生む指導の見分け方一つ目の特徴は、単元ごとに独立した「型」だけを教えていることです。速さなら速さ、旅人算なら旅人算というように、その単元専用の公式や手順を覚えさせて終わ...続きを見る
ヒロユキオンライン家庭教師
2026/8/26
「計算はできるのに文章題ができない」は、本当に算数が苦手だから?」
「計算はできるのに文章題ができない」は、本当に算数が苦手だから?「計算問題ならできるんです。でも、文章題になると急にできなくなります」保護者の方から、よく聞く言葉です。実際、足し算や引き算はできるかけ算やわり算もできる計算ドリルなら進められるそれなのに、文章題になると手が止まる。すると、「読解力がないのでしょうか」「算数が苦手なんでしょうか」「もっと問題をたくさん解かせた方がいいですか」と心配になります。でも、35年以上算数・数学を教えてきて思うのは、文章題ができない原因は、必ずしも計算力不足ではないということです。文章題では、実はいくつものことを同時にしています例えば、「りんごが3個ずつ入っ...続きを見る
きゅうごオンライン家庭教師
2026/8/19
2学期が始まり、「算数が遅れている」と焦る前に。35年以上子どもを見てきて思うこと
2学期が始まり、「算数が遅れている」と焦る前に。35年以上子どもを見てきて思うこと2学期が始まりました。学校の授業が再び進み始めるこの時期、「1学期の算数がまだよく分かっていないようです」「夏休みに復習できないまま2学期になってしまいました」「このまま授業についていけるでしょうか」と、不安になる保護者の方もいるのではないでしょうか。特に、不登校や学校に行きづらさのあるお子さん、HSP・発達特性のあるお子さんの場合、「学校に行っていない分、勉強が遅れてしまったのでは」「今からでも追いつかせないと」と心配になることもあると思います。私は算数・数学を中心に、35年以上子どもたちの学びに関わってきまし...続きを見る
きゅうごオンライン家庭教師
2026/8/19
過去問は「解く」な、「翻訳」せよ。秋以降の算数で圧倒的な差をつける志望校の解体新書
秋風が吹き始めると、いよいよ受験生にとっての総決算、「過去問演習」が本格化します。「第一志望の過去問を解いてみたら、合格点に全然届かなかった…」 「あと◯点足りない!もっとたくさんの年数をこなして慣れさせなきゃ!」このように、過去問の点数に一喜一憂し、パニックに陥ってしまうご家庭が秋以降急増します。しかし、算数の指導のプロとして断言します。秋の時点で過去問の点数を気にする必要は一切ありません。 それどころか、過去問を単なる「実力テスト」として漫然と“解く”だけの勉強をしていると、第一志望合格は遠のきます。秋以降の算数において圧倒的な差をつけるのは、過去問を「解く」ことではなく、志望校からのメッ...続きを見る
木村オンライン家庭教師
2026/8/16
「割り算が苦手」は2種類ある?
「割り算が苦手」は2種類ある? 同じ「12÷3」でも意味が違います「計算問題ならできるのに、文章題になると急にわからなくなる」算数を教えていると、こうしたお子さんによく出会います。実は、割り算には大きく分けて2つの考え方があります。たとえば、次の2つの問題を比べてみましょう。① 12個のクッキーを3人で同じ数ずつ分けます。1人分は何個ですか?式は、12÷3=4答えは4個です。では、こちらはどうでしょう。② 12個のクッキーを、1人に3個ずつ分けます。何人に分けられますか?こちらも、12÷3=4答えは4人です。同じ「12÷3=4」なのですが、実はこの2つ、子どもの頭の中で行っていることは違います...続きを見る
きゅうごオンライン家庭教師
2026/8/9
世界一の算数教育「シンガポール式算数」とは?日本との違いを元教員が解説
世界一の算数教育「シンガポール式算数」とは?日本との違いを元教員が解説「世界一の算数教育」と聞くと、どこの国を思い浮かべますか?実は、シンガポールです。国際学力調査(TIMSS)では、シンガポールは長年にわたり世界トップレベルの数学力を維持しています。私は約25年前、シンガポールとマレーシアの学校を訪問し、現地の授業を見学する機会がありました。そこで驚いたのは、子どもたちが答えを急ぐのではなく、「なぜそう考えたのか」を大切にしていたことです。日本との違い日本の算数は、とても丁寧に基礎を積み重ねる優れた教育です。一方、シンガポールでは、・図を使って考える・考え方を説明する・一つの問題を深く考える...続きを見る
きゅうごオンライン家庭教師
2026/8/2
塾の大量演習より、たった1問の「徹底的な言語化」。算数が苦手な子を救う究極の引き算学習
「塾の宿題が多すぎて、毎日こなすだけで精一杯…」 「何十問もプリントを解かせているのに、テストになると全く点数が取れない」算数が苦手なお子様を持つご家庭から、このような悲痛な声をご相談いただくことがよくあります。成績が上がらないと、親御さんは不安になり「もっと演習量を増やさなければ」「もっと多くのパターンの問題を解かせなければ」と焦ってしまいがちです。しかし、プロの目線からはっきりと申し上げます。算数が苦手な子に必要なのは、これ以上の「大量演習」ではありません。 今すぐやるべきことは、勇気を持って解く問題数を減らし、たった1問に対して「徹底的な言語化」を行う「引き算の学習」へ切り替えることです...続きを見る
木村オンライン家庭教師
2026/7/30
「先生が教えればできるようになる」は幻想です。算数が伸びない子に共通する“受け身”の授業態度
「有名な塾に通わせているから」「プロの家庭教師をつけているから」、きっと先生が分かりやすく教えてくれて、うちの子も算数ができるようになるはずだ。もし、心のどこかでそう期待しているのだとしたら、少し厳しい事実をお伝えしなければなりません。 「先生が教えれば、自動的に算数ができるようになる」というのは、完全な幻想です。算数(数学)という科目は、他人の説明を聞いて「ふむふむ、なるほど」と頷いているだけでは、絶対に成績は上がりません。本記事では、算数が伸び悩む生徒に共通する「受け身の授業態度」の恐ろしさと、そこから脱却して本物の学力を手に入れるための方法をお伝えします。1. 宿題は「こなすもの」という...続きを見る
木村オンライン家庭教師
2026/7/29
📝 「『うちの子、やる気がない…』そう思ったときに知ってほしいこと
こんにちは。澪耶です。保護者の方から、「うちの子、やる気がなくて…」というご相談をいただくことがあります。でも、お話を聞いてみると、本当に「やる気がない」わけではないことがほとんどです。🌱 やる気が出ない理由は、人それぞれです例えば…・問題が難しくて何から始めればいいか分からない・以前できなかった経験があり、自信をなくしている・勉強のやり方が分からないこのような理由で、一歩踏み出せなくなっているお子さまも少なくありません。💡 「できた!」が増えると、自然と前向きになります私は授業で、いきなり難しい問題に挑戦することはあまりありません。まずは、「これならできそう!」という問題から始めます。すると...続きを見る
澪耶オンライン家庭教師
2026/7/23
中学受験の算数で点数が安定しない理由|解き方がバラバラだから
中学受験の算数で点数が安定しない。偏差値が55と45を行ったり来たりする。この相談を受けたとき、僕はまず、お子さんの実力を疑いません。疑うのは、解き方に型があるかどうかです。同じ単元、同じレベルの問題で、取れる日と取れない日がある。これは実力の波ではありません。毎回ちがうやり方で解いているから、毎回ちがう結果が出ている。ただそれだけです。僕自身、子どもの頃は算数が得意ではありませんでした。ひらめかないと解けない科目だと思っていたからです。あれは全部、勘違いでした。「先生と一緒だとできるのに、一人だとできない」の正体先日の授業で、こういうことがありました。つるかめ算の面積図を、その子は自力で書き...続きを見る
ヒロユキオンライン家庭教師
2026/7/18
夏期講習のテキストで伸びる子、潰れる子。圧倒的な差を生む「家庭学習の引き算」
中学受験の天王山と呼ばれる夏休み。塾の夏期講習が始まると、連日長時間の授業に加え、辞書のように分厚いテキストと膨大な宿題が課されます。 この過酷な環境下で、秋以降に成績を大きく伸ばす子と、算数への自信を失い潰れてしまう子。両者を分ける決定的な違いは、勉強の「量」ではありません。家庭学習において、勇気を持って「引き算(捨てること)」ができているかどうかです。1. 「全部やらせなきゃ」という親の焦りが子を潰す夏期講習のテキストは、最難関校から中堅校まで幅広い層に対応するため、あらゆる難易度の問題が詰め込まれた「幕の内弁当」です。 真面目なご家庭ほど「塾から出された宿題はすべて完璧にこなさなければ」...続きを見る
木村オンライン家庭教師
2026/7/12
【新講座】公式を覚える夜を捨て、論理を言葉にする朝を持とう。朝限定算数コース開講!
中学受験を控える小学生のお子様を持つ保護者の皆様。毎日夜遅くまで塾の宿題に追われ、お子様が眠い目をこすりながら算数の問題と格闘している姿を見て、胸を痛めていませんか?「早く寝なさい」と言いたい気持ちと、「でも宿題を終わらせないと授業についていけない」というジレンマ。夜遅くの学習は、一見「頑張っている」ように見えますが、算数の成績を本質的に伸ばすという意味では、実は非常に効率の悪い状態にあります。この度、算数の「構造」を根本から理解し、圧倒的な基礎力を身につけるための「朝限定算数コース」を新たに開講いたしました。なぜ夜ではなく「朝」なのか。その理由と、新講座の全貌をお伝えします。1. 夜の算数学...続きを見る
木村オンライン家庭教師
2026/7/7
中学受験 算数 順番通りに復習すると損をする理由|バラバラ解きのすすめ
中学受験 算数のケアレスミスが減らない本当の理由と、今日からできる対策「うちの子、算数はわかってるはずなのに、テストのたびにケアレスミスで点を落として……」と頭を抱えているお母さん、お父さんはいませんか。神奈川県秦野市で「元八塾」を運営している吉行です。オンライン家庭教師としてもグノーブル・SAPIX・四谷大塚・日能研など様々な塾に通うお子さんを指導していますが、算数のケアレスミスについてのご相談は本当に多いです。今日は「ケアレスミスは注意力の問題だ」という、長年広まっている誤解を一度きれいに手放していただきたいと思って書きました。ケアレスミスの正体は「復習の量と質の不足」ケアレスミスという言...続きを見る
ヒロユキオンライン家庭教師
2026/6/26
中学受験 算数の復習が終わらない5年生・6年生へ|問題をA/B/Cに分けるだけで変わること
「算数の復習をやってもやっても終わらない」「毎週全部解き直しているのに時間が足りない」——そんなお悩みを持つ5年生・6年生の保護者の方へ書いています。神奈川県秦野市で「元八塾」を運営している吉行です。オンライン家庭教師として日能研・四谷大塚・SAPIX・グノーブルなど各塾のお子さんを指導する中で、この「復習が終わらない」問題は本当に多くの家庭で起きています。今日お伝えするのは、問題を3段階に分けるだけで復習の効率が劇的に変わる方法です。難しいことは何もありません。なぜ「全部解き直し」では追いつかなくなるのか5年生の後期から6年生にかけて、算数の学習量は一気に増えます。予習シリーズ・新演習どちら...続きを見る
ヒロユキオンライン家庭教師
2026/6/26
中学受験 算数 答え合わせのタイミングが成績を決める
中学受験の算数で答え合わせのタイミングを間違えると、どれだけ問題を解いても成績は上がらない。これは勉強量の問題ではなく、学習設計の問題だ。「毎日算数をやっているのに点数が伸びない」という家庭の学習を見せてもらうと、かなりの確率でこの場面に行き着く。10問解いて、全部終わってから丸付けをする。バツがついた問題の解説を読む。理解した気になって次の問題へ進む。翌週のテストでまた同じ問題が解けない。この「解いてから全部丸付け」という習慣が、算数の成績を停滞させる主因の一つだ。「全部解いてから丸付け」が学習効果をゼロにする理由算数の答え合わせを後回しにすることの問題は、記憶の鮮度にある。10問を一気に解...続きを見る
ヒロユキオンライン家庭教師
2026/6/23
中学受験 算数 時間配分|1問1分の感覚を今から育てる練習法
算数のテストで、時間が足りずに最後まで解けなかった……そんな経験、お子さんにありませんか?神奈川県秦野市で「元八塾」を経営している吉行です。オンライン家庭教師としてマナリンクでも指導していますが、算数が得意な子でも「スピードが足りない」という壁にぶつかるお子さんは少なくありません。問題を解く力はあるのに、時間内に終わらないのはとてももったいない。今回は、中学受験の算数で1問1分の感覚を身につける練習法について書いてみます。中学受験の算数、実は1問あたり何分使えるか知っていますか?まず、入試本番の時間配分を逆算してみましょう。多くの中学受験校の算数の試験は、50分で大問が20〜25問という構成で...続きを見る
ヒロユキオンライン家庭教師
2026/6/22
場合の数で樹形図を使うのは負けじゃない。難関校ほど計算では出せない理由
場合の数の問題で、お子さんはいつも計算で答えを出そうとしていないか。樹形図を書こうとしない、あるいは「樹形図は時間がかかる」と思い込んでいるなら、それが偏差値60の壁を作っている原因かもしれない。先日の授業でこんな場面があった。場合の数の問題を出すたびに、生徒が樹形図を書かずに計算だけで突き進む。何度か指摘しても自己流を貫く。僕はその場で「場合の数はもう教えない」と言った。本気だった。なぜそこまで言うか。計算だけで場合の数を解こうとする姿勢は、ある水準を超えた瞬間に完全に機能しなくなるからだ。「計算で出せる問題」は難関校に出ない場合の数の問題には、大きく分けて2種類がある。計算だけで答えが出る...続きを見る
ヒロユキオンライン家庭教師
2026/6/19
塾の計算問題集では足りない。出る順計算問題集を僕が毎年全受験生に買わせる理由
執筆します。塾の計算問題集では足りない。出る順計算問題集を僕が毎年全受験生に買わせる理由旺文社の「出る順」計算問題集を、中学受験の算数指導で僕が毎年全受験生に購入させている理由を話す。理由は単純で、塾の計算教材だけでは本番で出る計算問題に慣れることができないからだ。塾に通っていれば計算練習はしている。毎週テキストをこなしているし、計算ドリルだって一応ある。それでも受験本番の算数で計算ミスが止まらない子、最後まで解ききれない子が後を絶たない。その理由を「うちの子は計算が弱いから」で片付けてしまうと、根本的な対処ができないまま本番を迎えることになる。塾の計算問題集が「ぬるい」理由塾が配布する計算教...続きを見る
ヒロユキオンライン家庭教師
2026/6/19
中学受験の算数は「全部」やらなくていい。塾の分厚いテキストに潜む嘘
「毎週のように新しい単元が進み、宿題の山が終わらない」 「塾のテストで点数が取れず、子どもが算数に対して完全にアレルギーを起こしている」中学受験を控えるご家庭から、このような悲痛なお悩みをよく耳にします。塾から配られる辞書のように分厚いテキストを前に、「これを全部完璧にしないと合格できないのではないか」とプレッシャーを感じ、親子で疲弊してしまうケースは非常に多いです。しかし、客観的なデータや受験の構造を分析すると、ある一つの明確な事実が浮かび上がります。それは、「中学受験の算数において、塾で習う膨大な知識を『全部』マスターする必要は全くない」ということです。今回は、算数が超苦手なお子様を持つご...続きを見る
木村オンライン家庭教師
2026/6/18
計算速度を2〜3ヶ月で上げる方法——最下位クラスでも実証済み
中学受験算数で計算速度が上がると、成績が上がる。これは当然に聞こえるが、実際に計算速度を上げるための指導を受けている子は少ない。計算速度が上がると何が変わるかまず構造の話をする。中学受験のテストには制限時間がある。その時間内に、問題を読んで、解き方を判断して、計算して、答えを出さなければならない。このプロセスのどこかが遅ければ、解ける問題数が減る。計算が遅い子は、解き方がわかっていても点数が取れない。試験の後半で時間が足りなくなり、最後の大問に手をつけられないまま終わる。逆に計算が速くなると、同じ問題数をより短い時間で処理できる。浮いた時間を、難しい問題の思考に使える。テスト全体の点数が変わる...続きを見る
ヒロユキオンライン家庭教師
2026/6/16
「考える問題」を考えすぎてはいけない——算数にも「覚えていい解法」がある
親も教師も、子供にこう言う。算数は考える力を育てる教科だ、と。その言葉が、子供の学習を遅らせている場合がある。「考える教科」だと思っているから、子供は問題の前で止まる。考え続ける。答えが出なくても、答えを見ることに罪悪感を持つ。その結果、1問に2時間使って、その週の学習が前に進まない。「算数は考える教科」という言葉は、半分は本当で、半分は誤解を生む。解の公式を毎回導出する人はいない数学の解の公式を思い出してほしい。中学校の授業で先生が一度、あの公式の導出を教えてくれる。なぜあの形になるのかを、丁寧に説明してくれる。でも大半の生徒は翌週には忘れる。そして誰も困らない。なぜか。公式を使えれば問題が...続きを見る
ヒロユキオンライン家庭教師
2026/6/16
2時間考えても解けない問題は、考えても解けない
まず事実を言う。中学受験の教材に載っている問題の大半は、解き方が確立された典型問題だ。「考える問題」という顔をしているが、実際には解法パターンが決まっている。だから教材に載っている。解法が定まっていない問題は、教材には載せられない。ということは、2時間かけても解けない問題は、解き方を知らないから解けないのであって、もっと考えれば解けるようになるわけではない。それでも子供は考え続ける。親が「算数は考える教科だ」と教えるから。学校でも塾でもそう言うから。その結果、解き方を知れば5分で終わる問題に2時間使って、1週間の学習量が壊滅する。見切りとは何か僕が「見切り」と呼んでいるのは、この判断だ。「この...続きを見る
ヒロユキオンライン家庭教師
2026/6/16
手踏み計算という名の思考停止トレーニング
子どもが解いた問題を見て、こう聞いたことはないでしょうか。これ、なんでこの式になるかわかってる、と。子どもは一瞬手を止めます。そして、たぶん、と小さく答えます。親は満足げにうなずきます。理解できているなら、いい。僕に言わせれば、この瞬間に、その日の勉強時間の何割かが溶けています。なぜ、と聞くたびに時間が溶けている理解してから先に進む、というのは、学校の授業としては正しい順番です。しかし中学受験という、限られた時間の中で大量の処理パターンを身体に刻み込む競技においては、必ずしも正しい順番ではありません。偏差値40から50台で停滞している家庭の多くは、子どもが解いた問題に対して、なぜそうなるのかを...続きを見る
ヒロユキオンライン家庭教師
2026/6/14
割り算を禁止せよ。中学受験算数の分数変換術
単位換算の宿題を前にして、消しゴムの粉だらけになっているノートを見たことがあるでしょうか。1900立方センチメートルを何デシリットルに直すか、というだけの問題で、子どもは筆算の途中で迷子になっています。桁を数え間違える。小数点をどこに打てばいいかわからなくなる。ゼロを一つ消し忘れて、答えが百倍ずれる。これを子どもの能力の問題だと思っていませんか。違います。やり方が間違っているだけです。今日は、その間違ったやり方を一つ、禁止します。単位換算は地味な得点源である中学受験の算数で、単位換算そのものが大問になることは多くありません。しかし図形問題や水量の問題、速さの問題の中には、当然のように単位換算が...続きを見る
ヒロユキオンライン家庭教師
2026/6/14
文章題を「読めない」のではない。「区切れない」だけだ。
算数の文章題が苦手な子の親から、こういう相談をよく受ける。「読解力の問題ですか?国語の勉強が足りないんでしょうか?」違う。断言する。算数の文章題が解けない原因は、読解力ではない。「区切り方」を知らないだけだ。文章を丸ごと脳内で処理しようとするから詰まる。長い文章は、読み終わった瞬間に前半を忘れる。それが「分からない」の正体だ。一文丸ごと読もうとするな先日の授業で、こんな問題に取り組んだ。「4でも7でも割り切れる数のうち、500に最も近い数を求めなさい」これを一文で読もうとすると、「4でも7でも割り切れる数のうち500に最も近い数……えっと何をするんだっけ」となる。よくある失敗パターンだ。正しい...続きを見る
ヒロユキオンライン家庭教師
2026/6/11
「なぜ」を教えたがる親が、子供の算数を止めている
「公式を丸暗記させるだけでは、考える力が育たないんです」僕のところに相談に来る保護者の方が、よくこうおっしゃいます。等差数列の公式を使う前に、まずその公式がなぜ成り立つのかを理解させたい。理屈がわかっていないのに問題だけ解けても意味がない。だから一問一問、丁寧に「なぜ?」を説明している。それでも成績が上がらない。なぜでしょうか、と。なぜでしょうか、ではないのです。それが原因です。今日は、偏差値50前後で停滞しているご家庭が高確率で踏んでいる地雷、「理解先行型の学習」について書きます。結論から言えば、小学生の算数は「なぜ」から入ってはいけません。順序が逆です。この順序を間違えたまま勉強量だけ増や...続きを見る
ヒロユキオンライン家庭教師
2026/6/10