計算速い子はこれが得意!高学年でも今からやると変わるよ
2022/6/22
こんにちは^^数学・英語を主に教えています安芸です。
今日は小学一年生の時から始めた方がいい、高学年になっても暇な時間でやっておくと計算が速くなる一つの計算法をお伝えします!
今からでもやっておくと計算が速くなる方法
それは今の私の生活でも何気なく行っていることです。
私はカレンダーに仕事をした時間と合計時間を報告のため日々書き溜めています。
例えば、10日までの仕事の合計時間が12時間40分。11日に7時間50分仕事をしたとします。すると12時間40分に7時間50分を足さないといけないですよね。
まず【時間】の方を足して12+7時間で19時間。【分】の方は40分+50分。
この時の私の頭の中で無意識に行っていること…。
『20分と50分がある…』
①どっちの方が60分に近いかで一つをターゲットに決める。「50分の方をターゲットに決めた!」
②50分はあと何分で60分になるかを計算。「あと10分で60分になるな」
③もう片方の40分の方から10分を移動させよう。「これで片方が60分になるな」
④40分の方から10分ぶん引かれたから「もう片方は30分になるな」
つまり40分と50分は、1時間と30分だな。
慣れていれば秒で計算できます。
大人は何気なく行っている計算ですが、これは【アレ】ができるから。
そして【アレ】こそ、小学生の時に基礎がつくられるものなんです。
それは…
キリの良い数字まであとどれくらいか、を一瞬で計算する能力です。
これは
1+9=?
3+7=?
の計算ではなく、
1+?=10
3+?=10
8+?=10
の計算で身につく方法です。この計算はとても簡単なので、中高学年の子は馬鹿らしくてやりたがらないかもしれませんが、時間をかければ誰でもできるんです。
大切なのは「光の速さ(笑)反射的に言えるようになるかどうか。」
そのためには反復練習で頭を経由しなくてもパッと言えるようになる必要があります。
=の右側(右辺)と左側(左辺)は10や60や100などキリのいい数字でOK。
分の計算や%の割合の計算の時などでは、60や100が大事になってきます。
合計したら60や100になるような計算を速く解くために、「あとどれくらい足せば60になるか」「あとどれくらい足せば100になるか」がとても大切。
25+?=60
40+?=60
75+?=100
20+?=100
「答えの数字に『あとどれだけ足りない』か」を無意識に求められるようになり、そうすれば、繰り上がり足し算や繰り下がり引き算の時のスピードもグンと上がります!
一度試してみてくださいね^^
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