オンライン家庭教師マナリンク
算数

なぜ「図で考える」と算数ができるようになるのか

2024/8/6

算数ができるようになるためには、「図で考える」力を養うことが重要です。


なぜ「図で考える」と算数ができるようになるのか。

それは、頭の中だけでできることには限界があるからです。


算数や数学の問題は、いろいろな数の関係が全て文章で書かれています。

それらを全て頭の中でまとめようとしたらどうなるでしょう。

問題文が長くなればそれだけ数の関係は複雑になりますし、考えなければならない条件も多くなってきます。これでは、どんなにかしこい人でも頭がパンクしてしまいます。


文章で示された数の関係や考えるべき条件を図に書き表すことで、問題の状況を整理することができ、解決の糸口を掴むことができるのです。


【例題】

今、父は38才、母は34歳、あいさんは8才、けんさんは4才です。何年か後、父の年れいがあいさんの年れいの3倍になったとき、4人の年れいの和はいくつですか。


算数が苦手な子の問題の解き方を見ていると、ほとんどの子が問題文を読んだあとすぐに式を書き始めます。そしてそして式を1行書いたらまた問題文に戻り、今度は全く違う式を書き始めるのです。

それでも2〜3行は書いていくのですが、そのうちどの式がどんなことを表すのかがわからなくなっていくのでしょう。食い散らかしたような式の断片がいくつか残るだけになってしまいます。当然答えにも辿り着けません。


算数が得意な子はというと、問題文を読み終わるとさっとを書いていきます。

そして、そのをもとに式を立て、計算をし、答えに辿り着くことができるのです。

問題文が示す数の関係などがきちんと整理できているので、解決に向かってまっすぐ進むことができるわけですね。


【図例】


図で考える」力、鍛えていくことをお勧めします!

このブログを書いた先生

算数のオンライン家庭教師一覧

算数のブログ

なぜ分数ができないと伸びないのか ~ 算数だけでは終わらない「基礎の崩れ」を防ぐには

中学受験算数を教えていると、分数の概念を理解できていなかったり、分数計算が苦手だったり、どうしても小数で計算したがるなど、形は様々ですが、「分数計算が苦手」というお子さんが一定数います。特に「一度決まったスタイルを変えることが嫌い」だったり、「新しいことを取り入れて失敗することが嫌い」というタイプのお子さんは、既知の小数計算にこだわる人が多いように思います。ですが、分数計算に不安を抱えている状態は、算数についての理解を阻害するだけにとどまらず、他教科や中学以降の学習にも深刻な影響を及ぼす「基礎の崩れ」につながる可能性がありますので、できるだけ早急に改善した方が良いです。本記事では、分数計算が苦...続きを見る
武田の写真
武田オンライン家庭教師
2026/4/25

「ケアレスミスだから大丈夫」は危険信号。算数におけるミスの9割は『構造的理解の欠如』である

お子さんの算数のテストが返ってきたとき、こんな会話をしていませんか?親「またこんなところで計算間違えてるよ!ここは足し算じゃなくて引き算でしょ?」 子「あー、ほんとだ。わかってたのに〜。ただのケアレスミスだよ!」 親「もう、次から見直しをしっかりして、気をつけるのよ!」このやり取り、一見どこにでもある平和な家庭の風景に見えますが、実は算数の成績が今後急降下していく「最大の危険信号」です。テストの点数が伸び悩むお子さんを持つ親御さん、そして生徒本人に、あえて厳しい現実をお伝えします。 算数において、「わかっていたのにうっかり間違えた」という本当の意味でのケアレスミスは、全体の1割にも満たないレア...続きを見る
木村の写真
木村オンライン家庭教師
2026/4/21

新学年で差がつく前に|小学生の算数「苦手かも…」をやさしく克服する方法

こんにちは。講師のゆかりです。新年度がスタートして少し経ち、「算数、なんだか不安かも…」と感じていませんか?宿題に時間がかかる、説明しても前より理解が進まない—そんな変化は、つまずきのサインかもしれません。実はこの時期、差がつき始めます小学生の算数は、前の学年の理解が土台となって積み重なります。そのため、繰り上がり・繰り下がりかけ算・わり算分数の基本こうした部分に少しでもあいまいさがあると、新学年の内容で一気に「分からない」に変わります。特にこの時期は、授業のスピードが上がる内容が一段階難しくなるため、「なんとなく分かる」では通用しなくなります。よくあるつまずき(実際のご相談)これまで多くの小...続きを見る
ゆかりの写真
ゆかりオンライン家庭教師
2026/4/17

「直線をまっすぐ引く」・「円を正確に描く」力を身につけるトレーニング

算数や数学の学習では、図を描く場面が多くあります。ところが、円がゆがんだり、直線が曲がってしまったりすると、図そのものが見づらくなり、問題の理解にも影響が出ることがあります。図をきれいに描くことは、単なる「見た目」の問題ではなく、考える力を支える重要な基礎技能です。円や直線を正確に描く力は、生まれつき決まっているものではありません。適切な練習を重ねれば、確実にある程度は上達します。そして、図を描く力が向上することで、算数の問題を解く際の思考過程が整理され、ミスが減ります。ここでは、図形をきれいに描くための具体的なトレーニングをご紹介したいと思います。【1、直線をまっすぐ引くトレーニング】まずは...続きを見る
武田の写真
武田オンライン家庭教師
2026/3/29

「考える」ことをやめれば、算数は解ける ― 脳を甘やかすための作法

窓の外では、冬の朝の光を浴びた丹沢の山々が、ただ黙ってそこにあります。ここ神奈川の秦野周辺は、空気が澄んでいる日は山肌の凹凸までくっきりと見えて、まるで巨大な精密画のようです。そんな静寂の中で、塾の教室を見渡すと、時折「動かない彫刻」のような生徒に出会います。問題用紙を前に、ペンを握ったまま微動だにしない。彼らは決してサボっているわけではありません。むしろ、人一倍必死に「考えて」いるのです。しかし、僕の経験上、中学受験の算数において「うーんと唸って考えている時間」というのは、実はあまり生産的ではありません。脳という名の狭いキッチン人間の脳、特に「ワーキングメモリ」と呼ばれる領域は、驚くほど狭い...続きを見る
ヒロユキの写真
ヒロユキオンライン家庭教師
2025/12/19

成績急上昇のからくり、あるいは「スイッチ」の所在について

こんにちは。ヒロユキです。さて、今日は少し不思議な、しかし現実に起きた現象についてお話ししましょう。僕が担当しているある生徒さんが、わずか1ヶ月ほどの期間で、成績を劇的に伸ばしました。 具体的に数字を挙げると、これまで実力テストで偏差値50あたり、いわゆる「真ん中」を推移していたのが、今回の試験ではトップ20位以内に食い込んだのです。統計的に見れば、異常値と言えるかもしれません。しかし、これは偶然の産物でもなければ、僕が魔法の杖を振ったわけでもありません。もちろん、ご家庭のサポートと本人の努力が土台にあることは大前提ですが、僕はそこに一つの小さな「きっかけ」を提供したに過ぎません。今日は、その...続きを見る
ヒロユキの写真
ヒロユキオンライン家庭教師
2025/12/9

この先生の他のブログ

江川の写真

【読解力UP講座p4】「問いかけ」があったらその「答え」を必ず確認する。

2024/10/10
文章の中で、「これは一体なぜなのか」や「どのようにして行ってきたのだろうか」という表現を見たことがありませんか。筆者が自分の考えを説明する文章なのに、どうしてこのような「問いかけ」の表現が使われているのでしょうか。実は、論説文の中で登場する「問いかけ」は「問題提起(もんだいていき)」の役割をしていま...
続きを読む
江川の写真

【読解力UP講座p3】内容の「かたまり」を意識して読むと格段に理解しやすくなる。

2024/10/4
①普段の読書ならば、じっくりと時間をかけて読んだり、何度も読み返したりすることができます。込み入った内容の文章であれば、そうしないとなかなか内容が頭に入ってこないことも多いかもしれません。②しかし、テストには制限時間があるのでそのような方法は取れませんよね。一度の読みで内容を十分に把握するためには、...
続きを読む
江川の写真

【読解力UP講座p2】文末表現や書き出しの言葉が「筆者の主張」を見つける目印になる。

2024/10/2
説明的文章(論説文)の読解では、「筆者の主張」を読み取ることが最も重要です。設問で聞かれている・聞かれていないに関わらず、「筆者の主張はこういうことだな」と理解しながら読み進めることができれば、文章全体の理解も格段にしやすくなるのです。今回は、「筆者の主張」を見つける目印となる言葉を一部紹介しましょ...
続きを読む
江川の写真

【読解力UP講座p1】何度も繰り返される「キーワード」は必ずチェックする。

2024/10/2
みなさんは、普段論説文を読み始めるとき、その目的を意識していますか?「文章を読む目的ってなに?設問に答えることってこと?」そんな言葉が聞こえてきそうですが、それではきっと文章中の大事なポイントを見落としてしまうことでしょう。論説文を読むときの目的とは、筆者の主張をつかむことです。筆者は自分の意見を伝...
続きを読む