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保護者Q&A:「自分を責めてしまうとき、どうしたらいい?」

2025/11/28

― カウンセラー視点でお伝えしたい“心の整え方” ―**

お子さまの勉強や学校生活について悩んでいるとき、

「もっとサポートできたはずなのに…」

「私の関わり方が間違っていたのかもしれない」

そんなふうに、つい“自分を責めてしまう”保護者さまは本当に多くいらっしゃいます。

しかし、16年間学校現場で生徒と保護者を支えてきた経験、そしてカウンセラーとしての視点からお伝えしたいことがあります。

“自分を責めてしまう”というのは、実はお子さまを思う強い愛情の裏返しだということです。

今回は、その気持ちとの上手な付き合い方をお話しします。

■ 自分を責めるとき、心の中では何が起きているのか?

保護者の方が自分を責めてしまう背景には、

  • 「失敗させたくない」という思い

  • 「もっと良い方法があったのでは」という後悔

  • 「親としてこうあるべき」という理想

こうした“強い責任感”が存在します。

しかし、この責任感が行きすぎると、

本来必要な冷静さや「今できていること」への目線が見えにくくなり、

心の負担が大きくなってしまいます。

■ 自分を責めそうになったときの“心の整え方”

① 今の状況を“評価”ではなく“観察”する

「ダメだった」「もっとできたはず」という評価ではなく、

「今、何が起きているのか?」と“現状の観察”に視点を切り替えるだけで、心が軽くなります。

例:

×「私の接し方が悪かったから勉強をしない」

〇「最近、勉強が手につかない様子がある」

評価を外すだけで、次に打てる行動が見えるようになります。

② 過去よりも“これからどうするか”を一緒に考える

子どもの成長は、今この瞬間からいくらでも変わっていきます。

大切なのは、親子が同じ方向を向けるきっかけをつくること。

「どこを手伝うとやりやすくなる?」

「何から始められるかな?」

といった、小さな対話が大きな一歩になります。

③ お子さまに“安心の土台”を見せる

保護者の方が自分を責めていると、お子さまは敏感に察します。

そして「迷惑をかけている」「自分のせい」と感じてしまうことも。

完璧である必要はありません。

「一緒に考えていこうね」という姿勢こそ、子どもにとって大きな安心になります。

■ 保護者の心が整うと、子どもも前に進みやすくなる

お子さまの学習やメンタルの状態を支えるうえで、

“保護者さま自身が心のゆとりを取り戻すこと”は、とても大切です。

そして、もし一人で抱え込んでしまいそうなら、

専門家のサポートを頼ることは決して悪いことではありません。

勉強のこと、学校のこと、親子のコミュニケーションのこと…。

どんな小さな悩みでも、ぜひ気軽にご相談ください。

「追い詰めないサポート」を大切にしながら、親子で前に進むお手伝いをいたします。

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