『やる気スイッチ』
『やる気スイッチ』とはよくできたキャッチフレーズだと思う。某大手学習塾のCMが使って、すっかり世間でも定着している。その『スイッチ』という言葉が持っている即効性が、そこにいけば一瞬にしてやる気が『オン』になるというイメージを、可愛く、今風に伝えているからだろう。あまり勉強に関心がないお子さんを持つ親御さんには、さぞかし刺さるフレーズだ。
ただ、私としてはちょっとだけ『スイッチ』という表現にひっかかりを感じてしまう。パチンと一発でオンに入るイメージに対してである。もちろんそんな風に『やる気スイッチ一発オン!』で上手くいく生徒がいるのかもしれない。だが私はそんな生徒を見た事がない。生徒は部活やら、人間関係やら、家族など一人一人それぞれ問題があったり、もちろんその子自身の性格なのども影響して一瞬にして『オンの状態』にはならない。じわじわである。 スイッチではなくレバーのイメージ。そしてレバーの硬さは人それぞれで、比較的スムーズにオンまで動く子もいれば、なかなかオンまで動かない子もいる。
またスイッチであろうがレバーであろうが、それを動かせるのは本人しかいない。周りの人間は親であろうと教師であろうと、それを動かすことは出来ない。我々が出来ることは、その子が『よし、勉強しよう!』と思える環境や考え方を整える事だけだ。子供は日々成長していく。今は何が楽しいのか、何が辛いのか、どうして欲しいのか、成長に伴いそれらも変わっていく。親の役目で大切なことは、それをよく見ている事だと思う。頭ごなしに『勉強しなさい』と言うのではなく、手練手管を尽くして本人が『よし、勉強しよう!』と思えるシチェーションを作る事だ。そしてそのタイミングで適切な手段と方法を差し出すことが教師の役目なのだろう。
一度オンまでいけばもう大丈夫だ。オフに戻ることはなく推進力を持つ。あとは入試に向けての時間勝負になり、そこを上手く手助けする事もまた、教師の仕事の一つである。
私も地方で小さな学習塾を経営している。あまり熱心に勉強に取り組んでいなかった生徒の『やる気』がオンになり、自らの推進力でもってグングンと前に進んで行く姿を見る事がある。それは教える人間からすると醍醐味の一つであり、人は可能性の塊だと信じさせてくれる、とても感動する出来事の一つでもある。
この先生のおすすめコース
- 中学生まで、数学に苦手意識もなく、成績もそれ程悪くはなかったのに、 高校生になってできなくなった生徒
- やる気はあるけど、なかなか点数が伸びない生徒
- そもそも数学は苦手なのだが、進路を考えると、やらなければならない生徒
このブログに関連するオンライン家庭教師はこちら
平均点以下の生徒さんにおすすめの指導コース
- 勉強が苦手で授業についていける自信がない
- 基礎から学びたい/赤点回避をしたい
- まずは学校のテストで点数を取りたい
- 大学編入を目指している。
- 難しい内容の教科書や参考書をわかりやすく解説して欲しい。
- 力学の応用問題に苦手意識がある。
- 一人きりで学習したくない、宿題のサポートをしてほしい
- 一人ではなかなか学習が進められない、学習時間の習慣化が難しい
- 定期テストの平均点の底上げをしたい
- 高校数学の確率を基礎の基礎から復習していきたい。
- 高校1年生や高校2年生のうちに確率の苦手を克服しておきたい。
- 高校数学の入門レベルの確率をわかりやすく解説して欲しい。
- 算数に苦手意識があり、宿題で手が止まってしまう。
- 授業ではできるのに、テストや少し難しい問題になると間違えてしまう。
- 「どこからわからなくなっているのか」が分からず、子どもに合った復習の内容や勉強法が分からない。