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記述問題が苦手な子に、いきなり「文章力」を求めてはいけない

2026/9/14

「国語の記述問題になると、何を書けばいいのか分からない」

「答えがいつも一言で終わってしまう」

「本文は読んでいるはずなのに、記述問題だけ点数が取れない」

お子さまの国語について、こんなお悩みはありませんか?

実は、記述問題が苦手だからといって、必ずしも文章を書く力がないわけではありません。

私は現役の塾講師として、これまで多くの生徒を指導してきましたが、記述が苦手な子には、ある共通点があります。

それは、

「何を書けばいいのか」ではなく、「本文のどこを使って答えればいいのか」が分かっていない

ということです。

「自分の言葉で書いて」と言われても難しい

記述問題でよくあるのが、

「主人公がそう思った理由を書きなさい」

というタイプの問題です。

このとき、先生から

「自分の言葉で書いてみよう」

と言われても、子どもからすると、

「自分の言葉って何?」

となってしまうことがあります。

だから私は、いきなり文章を書かせるのではなく、

問題 → 根拠 → 答案

という順番で考えるようにしています。

私がよく使う「骨・肉・皮膚」

記述答案を作るとき、私は生徒にこんな説明をしています。

🦴 骨=結論

まず、

「結局、この人はどう思ったの?」

を考えます。

🥩 肉=根拠

次に、

「なぜそう思ったの?」

を本文から探します。

🧴 皮膚=具体化

最後に、

「何があったのか」「誰に何を言われたのか」

など、具体的な出来事を加えます。

これだけでも、最初は一言しか書けなかった子が、少しずつ文章を組み立てられるようになります。

大切なのは「たくさん書くこと」ではありません

記述が苦手な子に対して、

「もっと長く書こう」

とだけ伝えてしまうのは、あまり効果的ではありません。

大切なのは、

「何を足せば答案として伝わるのか」

を理解することです。

例えば、

「悲しかったから。」

だけでは、なかなか点数につながりません。

では、

なぜ悲しかったのか?

そのきっかけになった出来事は何だったのか?

本文のどこにその根拠があるのか?

ここまで考えていくことで、

「悲しかった。」

から、

「自分なりに工夫していたのに、うまくできていないと言われたように感じたため、悲しかった。」

のように、答案を具体化できるようになります。

もちろん、実際の入試では問題文や採点基準に合わせる必要があります。

だからこそ、ただ文章を書く練習ではなく、本文を根拠にして答える練習が大切です。

少しずつ「書ける」は増えていきます

私が指導するときに大切にしているのは、

最初から完璧な答案を書かせることではありません。

まずは、

「ここまでは書けたね」

「本文のここを見つけられたのはいいね」

「じゃあ、もう一つ理由を足してみよう」

というように、一つずつできることを増やしていきます。

記述問題が苦手だった生徒でも、

最初は一言だった答案が、

↓

理由を一つ書けるようになる

↓

本文の出来事を入れられるようになる

↓

気持ちの変化まで説明できるようになる

というふうに変わっていくことがあります。

「国語が苦手」と決めつけなくて大丈夫です

記述問題が書けないからといって、

「うちの子は国語が苦手なんだ」

と決めつける必要はありません。

もしかすると、

「答え方を知らないだけ」

かもしれません。

国語の記述は、才能だけで決まるものではありません。

問題の聞いていることを確認する。
↓
本文から根拠を探す。
↓
根拠と結論をつなげる。
↓
読み手に伝わる文章にする。

この手順を繰り返していくことで、少しずつ「何を書けばいいか」が見えるようになります。

最後に

私は、勉強が苦手な子ほど、

「できなかったこと」より「できるようになったこと」

を見てあげることが大切だと思っています。

記述問題で一言しか書けなかった子が、二文書けた。

本文から根拠を一つ見つけられた。

前回間違えたポイントを、自分で直せた。

こうした小さな変化を積み重ねていくことが、最終的には大きな自信につながります。

「国語の記述になると何を書けばいいか分からない」

「答案を書いても、なかなか点数につながらない」

そんなお悩みがあれば、まずはどこでつまずいているのかを一緒に整理してみませんか?

現役塾講師として12年間、1,000名以上の生徒を指導してきた経験を生かし、お子さまの「できた!」を一つずつ増やす授業をしています。

まずはお気軽にご相談ください。

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