家庭教師に指導してもらっているのに成績が上がらない謎と解決策

家庭教師に指導してもらっているのに成績が上がらない謎と解決策

「家庭教師をつければ子供の成績が上がるのではないか」と思って、お子さんに家庭教師をつけるご家庭も多くあります。家庭教師はマンツーマンでの指導ですので、一見すると成績が上がりそうに思えるのです。しかし、予想に反してお子さんの成績が伸び悩むことも往々にしてあります。謎のように思えますが、それにはちゃんと理由があります。この記事ではなぜ家庭教師をお願いしているのに成績があがらないのかについてまとめました。

「家庭教師をつければ子供の成績が上がるのではないか」と思って、お子さんに家庭教師をつけるご家庭も多くあります。家庭教師はマンツーマンでの指導ですので、一見すると成績が上がりそうに思えるのです。しかし、予想に反してお子さんの成績が伸び悩むことも往々にしてあります。謎のように思えますが、それにはちゃんと理由があります。中には、家庭教師自身に問題があることもありますが、お子さんの気持ちの問題などもあります。この記事では、お子さんに家庭教師をつけても成績が上がらない場合の理由や、どのように解決したらよいかなどを紹介していきます。

家庭教師なのに成績が上がらない謎と解決策 


家庭教師は、マンツーマンでの指導ですので、多くのご家庭では、「塾に通わせるより成績が上がるはず」と考えがちです。しかし、家庭教師がマンツーマンだからと言って、無条件に成績が上がるわけではありません。家庭教師の質や、お子さんの性格、お子さんと家庭教師との相性の問題などが原因でお子さんの成績が伸び悩むということがあるのです。
家庭教師をつけてもお子さんの成績が上がらない場合、原因は大まかに3つに分かれます。

  • 家庭教師に問題があるケース


家庭教師をしている方が、まだ始めて間もなかったり、通常のアルバイト感覚で家庭教師をしていたりする場合、お子さんに合った適切な指導の仕方ができていないためにお子さんの成績が上がらないことがよくあります。
家庭教師を始めてまだ間もない方でも、「プロの家庭教師になる」というつもりで責任を持ってお子さんの指導に臨んでいる方でしたら、指導に対する責任感があり、少し様子を見ていれば、お子さんに合った指導の仕方を考えてくれることが期待できるので、だんだんと成績が上がってくる可能性がありますが、そこまでの認識のない方ですと、もともとあまり指導に対する責任感がなく、指導も中途半端になってしまったりして、いつまでたってもお子さんの成績が伸びないということになります。
例えば、せっかくの授業日なのにお子さんがトイレから20分も返ってこない日が何日も続いているのにそのことを報告しない家庭教師や、お子さんが勉強しているのを見ているだけで授業はほとんど行わない家庭教師などがいます。彼らは時給が高くて楽に稼げればいいと思って家庭教師のアルバイトをしているので責任感がないのです。もちろん中には親身になって指導してくれるアルバイトもいますがそのような人は少ないでしょう。

  • この場合の解決策


この場合は、お子さんの家庭教師をプロの家庭教師にすると解決することが多いです。なぜなら、プロの家庭教師は、生徒の成績を上げるための指導方法を心得ていて、指導者としての能力が高いというのはもちろんですが、彼らにも生活があるので責任感がそこらのアルバイト家庭教師とは比べ物にもなりません。無責任な指導をしたら自らの生活が危うくなってしまうわけですから当然指導内容も責任のあるものになります。

  • お子さんに問題があるケース


一方で、お子さんに問題があるケースもあります。お子さん自身が勉強に対する興味ややる気をなくしている場合、家庭教師がどんなに丁寧に指導をしても、家庭教師の言葉がお子さんの耳を通り抜けてしまい、結果として成績が伸びないということになります。お子さんの成績を伸ばすという作業は、家庭教師とお子さんが一緒になって行う作業です。両方の力が合わさって初めてお子さんの成績が上がるのです。そのことを忘れてはいけません。

  • この場合の解決策


この場合はまず、お子さんが、なぜやる気を出せないのかが問題です。例えば、志望校のイメージが掴めないからあまり勉強しようと思えないという理由であれば、一度家庭教師の先生やお子さんと志望校を見にいって見るというのも一つの手です。志望校を見ることでお子さんが「どうしてもこの学校に受かりたいから勉強しよう」と思うようになれば成功で、お子さんがやる気を出すことによって成績も伸びてきます。

  • お子さんと家庭教師の相性が悪いというケース


家庭教師とお子さんの相性が悪い場合も、もちろんあります。お子さんが、家庭教師のことを「信頼できない」と考えている場合、どうしても指導に従う気になれず、結果として成績が伸び悩むということがあるのです。例えば、お子さんがもともと引っ込み思案なのに、家庭教師にいきなり色々と話しかけられれば、戸惑いとともに「信頼できない」と思ってしまいます。かといって、お子さんと家庭教師のどちらが悪いわけでもありません。ただお子さんと家庭教師の相性が悪いのです。

  • この場合の解決策


この場合は、お子さんとの相性が悪いだけなので、家庭教師をお子さんと相性の良い方に変更してもらえば、お子さんの成績も伸びてきます。

お子さんに家庭教師をつけても成績が上がらない場合、上記のうち、どれが原因なのか、まず考える必要があります。

週1の授業を最大化しようとするのは間違い?


家庭教師の指導は、一週間に1日で1時間のことが多いです。お子さんの成績が伸びない場合、家庭教師の指導の日以外にも勉強しているでしょうか?もちろん、その週1日の指導の日の授業が、多くのものを得る授業である必要はあります。しかし、その週1日1時間の授業だけで、勉強が足りるかというと、明らかに足りません。家庭教師の指導以外の日でも、予習や復習などの勉強をこなしていくようでなければ、そもそも、学校の授業についていけなくなります。
つまり、優れた家庭教師の授業は、「授業日以外の学習もお子さんが積極的に勉強できる」ようにデザインされているものということになります。
お子さんに家庭教師をつけた場合でも、何よりも大切なのは、お子さんの普段からの勉強習慣です。
集団指導を行う学習塾の場合、宿題をたくさん出す塾がよくあります。これは、生徒に宿題をやらせることで、強制的に勉強習慣を身につけさせようとしているのです。
お子さんが普段から勉強習慣を身につけることは、とても大切です。しかし多くの家庭教師がそのことを理解せずにその場だけの授業をしてしまっています。
お子さんが、普段の勉強習慣の中で自分にわからないところが何かを把握し、家庭教師の指導の日に質問して説明してもらって理解するというサイクルを繰り返すことができるようになれば、自然と成績も上がってきます。

家庭教師を利用している人って多いの? 


ここまで、お子さんに家庭教師をつけても成績が伸びない原因や解決法などについて紹介してきましたが、小学校から高校までのお子さんのうち、どのくらいの割合で家庭教師についているのでしょうか?
ベネッセがおこなった調査によりますと、小学生の場合、家庭教師をつけている割合は、1990年が3.8%、1996年が5.7%、2001年が3.9%、2006年が3.6%、2015年が3.1%で、大体4~6%とそれほど多いわけではありません。

次に、中学生について見てみると、1990年が7.4%、1996年が7.0%、2001年が7.6%、2006年が4.8%、2015年が4.1%で、小学生よりは多いものの、多い年でも7-8%とそれ程多いわけではなく、2006年と2015年を見る限りでは、むしろ減少傾向にあります。

高校生についても見てみると、1990年が1.7%、1996年が2.6%、2001年が2.6%、2006年が2.1%、2015年が1.5%で、大体1-3%と、かなり少ないです。

学習塾に通っている割合がどの時代・世代でも30%~50%に比べれば家庭教師という選択をしているご家庭が少ないのがわかります。
参考:「第5回学習基本調査」報告書 [2015] |第3章学校外の学習機会│ベネッセ教育総合研究所

この調査からわかるのは、いずれにしても、お子さんに家庭教師をつけている家庭はあまり多くはないということです。
では、お子さんに家庭教師をつけるメリットとデメリットにはどのようなものがあるでしょうか?メリットとデメリットそれぞれを紹介します。

  • メリット

・ マンツーマンの指導なので、お子さんに合った指導をしてもらえる可能性が高い
・ プロの家庭教師だと質がとても高く、成績の飛躍的な伸びが期待できることもある

  • デメリット

・ マンツーマンであるだけに、お子さんとの相性が悪いと成績が伸びにくい
・ 家庭教師の質が塾に比べて幅がある
・ 塾に比べて費用が高い

などが挙げられます。

お子さんに家庭教師をつけるのであれば、このようなメリットとデメリットの両方をよく考えて、お子さんともよく話し合い、様々な家庭教師を検討した上で依頼するようにしましょう。また、一口に家庭教師といっても、従来からの訪問型の家庭教師から、オンライン型の家庭教師まで様々な形態の家庭教師があります。そのようなことも念頭において検討しましょう。

オンライン家庭教師という新しい形 


最近では、ITの発達に伴い、ZoomやSkypeなどを利用したオンラインの家庭教師も増えてきています。以前は高価でそろえることが難しかったカメラやタブレット端末が安くなり、機材がそろえやすくなりました。オンラインでのコミュニケーションがとりやすくなったので近年、注目されています。

映像授業とは違う新しい授業のカタチ


オンライン家庭教師の場合は、映像授業とは異なり、リアルタイムで生徒と話しながら授業を進めていきます。映像授業の場合は、録画された映像を生徒が見て自分のペースで勉強するので、生徒は、わからないところがあってもその場では質問できませんが、オンライン家庭教師でしたら、リアルタイムで授業をするので、生徒は、わかりにくいところがあればその場で質問することができます。また先生も生徒の反応を伺いながら授業を進めることができます。そのため、授業についていけなくなることがほとんどないのです。また、リアルタイムで生徒とマンツーマンで授業をするので、生徒一人一人に合わせた授業をすることが可能です。

オンライン家庭教師の事業を行なっているのは、主に、学習塾や、元々は訪問型の家庭教師登録会社だったところです。ここのところの新型肺炎の影響で、対面授業より、オンライン授業の需要が増えているため、進出する会社が増えています。

マナリンクの特徴 


マナリンクは、オンライン家庭教師の中でもプロの家庭教師によるオンライン家庭教師に特化した会社です。
マナリンクの特徴として

・ 教員免許を持っていたり、塾経営者だったり、元教員だったり、プロの家庭教師だったりという、いわば「教育のプロ」が集まっています。アルバイトで家庭教師をしている方はいません。

・ 自己紹介動画があるので、事前に家庭教師の人柄や得意な分野、指導方法などを知ることができ、安心できる
マナリンク公式you tube チャンネルはこちら

・ 一人の家庭教師が全ての科目を教えるのではなく、科目ごとにその分野が専門の家庭教師を選ぶことができます。

・ 指導日以外の日でも、生徒が疑問などがあったら、専用のアプリで家庭教師に質問できます。そのため、「指導の日に肝心の質問したいことがわからなくなってしまった」ということがありません。

といったことが挙げられます。また、料金体系もシンプルで入会金や解約料金、指定教材の購入などはいっさいなく、高校生の一番高い料金でも月に25000円が目安と非常にリーズナブルです。

家庭教師をお願いしているのになかなか成績が上がらないと悩んでいらっしゃれば、マナリンクを是非検討されては如何でしょうか? LINEやお電話でもお問い合わせ可能です。また無料で資料請求することもできます。
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