苦労して塾のためにごはんを作るのはもうやめましょう

苦労して塾のためにごはんを作るのはもうやめましょう

お子さんを塾に通わせているご家庭で悩むことが多いのが夕食の問題です。
塾の授業は学校が終わってから行われることがほとんどなので、お子さんが帰宅してから一緒に夕食にするとかなり遅い時間になってしまいます。この記事ではそのような食事の悩みについて、みんなはどのように悩んでいるのか、いい解決方法にはどのようなものがあるのかなどについて紹介していきます。

苦労して塾のためにごはんを作るのはもうやめましょう


お子さんを塾に通わせていると、塾の授業は放課後ですので、どうしても帰宅時間が遅くなってしまいます。そうすると、どうしても悩みがちなのが、「夕食をどうするか」です。親御さんとしては、「子供に温かい夕食を食べさせてあげたい」、「家族で一緒に夕食をとって子供との会話の時間をとりたい」、「子供の栄養が偏らないように、家で夕食を作ってあげたい」と思うのが親心ですよね

平成17年度の文部科学省の調査によりますと、家庭で心がけていることとして家族みんなで食事をするように心がけている家庭は

  • お子さんが小学生の家庭で、心がけているが42.5%、まあ心がけているが47.2%、合わせて89.7%
  • お子さんが中学生の家庭で、心がけているが41.3%、まあ心がけているが49.5%、合わせて90.8%




参考:子供の育ちをめぐる現状等に関するデータ集|文部科学省より
一部100%にならないデータがあったため全体が100%になるよう不明分を無答・不明に追加した

しかし、塾のためにお弁当をつくってあげたり、お子さんの帰宅を待って夕食にしたりとなるといろいろと大変です。
また、お子さんの帰宅を待ってから夕食にすると、どうしても生活習慣が不規則になりがちになってしまい、健康面が心配になります。

前述の文部科学省の調査によりますと規則正しい生活習慣をつけるように心がけている家庭は

  • お子さんが小学生の家庭で心がけているが38.9%、まあ心がけているが55.3%、合わせて94.2%、
  • お子さんが中学生の家庭で、心がけているが27.1%、まあ心がけているが64.4%、合わせて90.8%




参考:子供の育ちをめぐる現状等に関するデータ集|文部科学省

つまり、ほとんどの家庭で、「お子さんと一緒に夕食をとりたいけれどお子さんが塾から帰宅した後で夕食にすると生活習慣が不規則になってしまうのではないか」という悩みを抱えていることになります。
さらに、同じ文部科学省の調査で、実際に家族そろって食事をする頻度を見てみると

  • 朝食では、毎日が26.3%、4日以上が9.1%、2-3日が21.7%、1日だけが10.9%、ほとんどないが30.6%、無回答が1.5%
  • 夕食では、毎日が25.9%、4日以上が19.1%、2-3日が36.3%、1日だけが10.6%、ほとんどないが7.0%、無回答が1.2%



参考:子供の育ちをめぐる現状等に関するデータ集|文部科学省

つまり、実際には毎日できるのは、朝食が26.3%、夕食では25.9%の家庭だけということになります。
これらのことから、多くの家庭では、「家族そろって食事をし、規則正しい生活習慣をつけるのが望ましい」と考えているものの、実際には実現するのが難しい現実が見えてきます。

学習塾に通う子供の夕飯対策はみんなの悩み




お子さんを塾に通わせていると、どうしても夕食をどうするかの悩みがつきものです。
お子さんの帰宅時間の問題だけではなく、両親が共働きをしている家庭では、両親が帰宅する時間の問題もあります。

同じく前項での文部科学省の調査によると、母親の21.3%が6時前に帰宅し、父親では17.6%が8時前に帰宅しています。
特に母親が6時前に帰宅するケースが多いのは、家族の夕食の準備をしたり、育児をしたりするケースが多いためと考えられます。このことは、家事に追われて、特に母親の心から余裕をなくしてしまう結果につながりかねません。

また、お子さんの帰宅が夜になるため、お子さんの帰宅を待ってから夕食にすると、夕食の時間がどうしても遅くなり、お子さんの生活習慣が不規則になる、夕食の後片付けが終わるのが遅くなり、ますます親御さんの心に余裕がなくなってしまうといった心配もあります。
親御さんの心に余裕がなくなることは、ちょっとしたことでもお子さんに当たってしまったりという結果につながりかねず、お子さんの心にも悪影響を与えかねません。さらには、お子さんも夕食の時間が遅くなったりすることでストレスがたまり、体調を崩したりするということもあります。また、ストレスだけではなく、疲れが取れにくくなったり、胃腸に負担がかかりやすいなどの理由でお子さんが体調を崩すことにつながりやすくなるということもあります。
このようにお子さんの夕食の問題は家族全員の問題でもあり、どこの家庭でも多かれ少なかれ悩んでいることの一つであることがわかります。

生活リズムが悪いなと感じたことはありませんか?


家族全員にとって生活リズムの乱れは体調を崩す原因になりかねません。特に、受験を控えたお子さんは、様々なことに敏感になっていて、ほんの少しのことでも体調を崩したりします。
上記で紹介した、子供の育ちに関する文部科学省の調査では18歳未満のお子さんのいる家庭での悩みについて調査がされています。

  • お子さんが未就学児では、1位がお子さんのしつけに関すること、2位がお子さんの健康に関することになっています。
  • お子さんが小学校1-3年生では、1位はお子さんのしつけに関すること、2位がお子さんの勉強や進学に関することになっています。
  • お子さんが小学校4-6年生では、1位がお子さんの勉強や進学に関すること、2位がお子さんのしつけに関することとなっています。


小学校1-3年生と比べると1位と2位が逆転しています。お子さんの成長に合わせてしつけよりもお子さんの進路について考える比重が徐々に増えてきていることがうかがえます。

  • お子さんが中学生では、1位がお子さんの勉強や進学に関すること、2位がお子さんのしつけに関することになっています。
  • お子さんが高校生では、1位はお子さんの勉強や進学に関すること、2位はお子さんの就職に関することになります。



この調査からは、お子さんが小さいときには、お子さんの健康について悩んでいる家庭が多いものの、成長するにつれて、お子さんの勉強や進学・就職などについて悩むようになることがわかります。
しかし、どの年齢のお子さんがいる家庭でも、お子さんの健康に関することは悩みの5位以内にランクインしています。
健康に関する悩みが最も低い高校生のお子さんがいる家庭でも、29.4%の家庭が悩んでいると回答するなど、決して悩んでいる家庭の割合が低いわけではありません。

次に日々の食事はお子さんの健康にどのくらい影響するのか見てみましょう。
文部科学省が行った「子供の生活に関する現状」という調査では、お子さんがイライラする頻度と一人で食事しているか家族一緒に食事しているかの関係を調査しました。

この調査によりますと、小学生で朝晩、保護者と一緒に食事をしている場合は、しばしばイライラするが16.0%、時々イライラするが19.0%、合わせて35%であったのに対し、一人で食事をしているケースでは、しばしばイライラするが29.2%、時々イライラするが20.2%、合わせて49.4%で14.4%もイライラする割合が多くなっていました。


参考:子供の育ちをめぐる現状等に関するデータ集|文部科学省

中学生では朝晩、保護者と一緒に食事をしている場合は、しばしばイライラするが14.9%、時々イライラするが18.2%、合わせて33.1%であったのに対し、一人で食事をしているケースでは、しばしばイライラするが31.4%、時々イライラするが22.0%、合わせて53.4%で20.3%もイライラする割合が多くなっていました。


参考:子供の育ちをめぐる現状等に関するデータ集|文部科学省

また、同じ調査では、頭痛や吐き気などの不定愁訴を感じない子供も、小学生で朝晩、保護者と一緒に食事をしている場合は、例として立ち眩みやめまいを感じない割合が58.5%、であったのに対し、一人で食事をしているケースでは、43.1%、中学生では立ち眩みやめまいを感じない割合が35.2%、であったのに対し、一人で食事をしているケースでは、37.2%と明らかに家族一緒に食事をするほうが、不定愁訴を感じないという結果が出ています。

不定愁訴:臨床用語で、患者からの「頭が重い」、「イライラする」、「疲労感が取れない」、「よく眠れない」などの、「なんとなく体調が悪い」という強く主観的な多岐にわたる自覚症状の訴えがあるものの、検査をしても客観的所見に乏しく、原因となる病気が見つからない状態を指す。
引用元:Wikipedia


これらの結果は、食事がお子さんの精神状態にも影響していることを表しています。
つまり、塾通いをすることは、生活習慣の乱れにつながり、体調不良を起こしやすいといえます。

マナリンクなら夕食の時間が遅くなることはありません




塾などに通わずに、何も対策をとらないで受験に臨むことは、大きな不安を伴うのも事実です。では、塾通いをせずに同じ効果を得られる方法はないでしょうか?
その方法の一つが家庭教師による指導を受けることです。家庭教師なら自宅で指導を受けることができるので、塾に通う時間をとられずに済みます。しかし、一口に家庭教師といっても、訪問型やオンラインなど、様々なサービスがあります。また、家庭教師の質も様々で、業者によっては、プロではなく、アルバイトの家庭教師を雇っているところもあります。

そのような様々な形の家庭教師の中で、最もご家庭の生活習慣に合わせやすく、規則正しい生活を崩さずに済むのが、オンライン型の家庭教師です。オンライン型ですと、訪問型と異なり、「自宅に来てもらうのはちょっと困る」というような家庭でも安心して依頼することができます。
中でもマナリンクでは選りすぐりのプロ家庭教師のみが在籍しています。しかも、授業時間も家庭の都合に合わせて決めることができますので、お子さんの食事について心配する必要がなくなるとともに、プロの家庭教師による指導でお子さんの成績アップをサポートいたします。重点を置きたい科目だけの指導を受けることも可能です。気になる費用も高校生の最も高いコースでも一か月25000円とリーズナブルになっております。LINEとお電話でお問い合わせいただけます。
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