子どもがオンライン授業に向いているか、どう見極める?

子どもがオンライン授業に向いているか、どう見極める?

オンライン家庭教師を専門にサービスを運営してきた私たちの経験から、「うちの子にオンラインは合う?」と迷ったとき、どんなポイントを手がかりにすればよいのかをお話ししていきます。

こんにちは、オンライン家庭教師マナリンク運営局です!
マナリンクには毎年秋~春にかけて多くの合格体験記が届いています🌸

その中で気になるのが、以下のような「オンライン学習」を始めることへの心配や不安のお声です。

『画面越しで本当に理解できるのか、質問しづらくないかと心配していました』

https://manalink.jp/passed-stories/fi0g133c8

『個別でのプロ講師の指導でも、オンラインでちゃんとできるのだろうかと、始める前は思ったりもしました』

https://manalink.jp/passed-stories/cihzwa_hf

『オンライン家庭教師を始める前は、1科目でさえ続けることができるのか心配でしたが、まや先生には最終的に4教科もお願いすることになりました』

https://manalink.jp/passed-stories/ot1tg0hotqdc

では、オンライン授業への向き・不向きはどう決まるのか?

そこで今回は、オンライン家庭教師を専門にサービスを運営してきた私たちの経験から、「うちの子にオンラインは合う?」と迷ったとき、どんなポイントを手がかりにすればよいのかをお話ししていきます。

性格や普段の様子だけで決めるのは、少し早いかもしれません


例えば、よくあるお声として多いのは、

  • うちの子は集中力がないから…
  • 教室でもじっとしてないのにオンラインなんて…


といった理由から、オンライン授業を最初から選択肢から外してしまうケースです。これは、少しもったいないかもしれません。

一方で、

  • パソコンやゲームが好きだから、オンライン授業も合いそう
  • 引っ込み思案で、教室では質問しにくそうだからオンライン個別指導が良さそう


という見方だけで決めるのも、少し待ってほしいと思います。

オンライン授業に向いているかを考えるときは、普段の性格よりも、【実際の授業で、先生とどのようにやり取りできるか】を見ることが大切です。

オンライン授業を進めやすい子に見られる3つの特徴


オンライン家庭教師の先生方と生徒様との交流を見ていて思うのは、オンラインでも学習を進めやすい子には、いくつか共通する様子があるという事です。色々な要素がある中で、今日は3つの大きな特徴をご紹介します。

※すべてに当てはまる必要はありません。最初は難しくても、先生との授業を重ねる中で少しずつ慣れていく子もいます。

①画面越しでも先生の問いかけに反応できる


まずは、先生から質問されたときに、答えを言う、うなずく、首をかしげる等の反応があるかどうかです。「少し待ってください」などのように、意思表示をすることも反応の一つです。
ここで大事なのは、すぐに正解できることではありません。先生の説明や質問を「自分に向けられたもの」として受け取れているかどうかです。
オンラインの個別指導では、先生と生徒のやり取りを中心に授業が進みます。

学校の授業や、集団授業と同様に受け身の姿勢のままの場合、学校の授業や集団授業と同じように受け身の姿勢のままだと、「一対一なのに、画面越しに説明を聞くだけ」という時間になりかねません。

②「分からない」を、何らかの形で伝えられる


オンラインで学習を進めやすいのは、質問が上手な子とは限りません。大切なのは、【「分からない」を隠さず、何らかの形で先生に伝えられること】です。

一対一の授業では、先生があえて話すのを止める「間」があります。この「間」は、時間を持て余しているのではありません。多くの生徒に合わせて足並みをそろえるために間を作る集団授業とも違います。

これは、生徒が考えたり、自分なりの答えを探したりするための「間」です。

すぐに答えられる必要はありません。考えた末に「分かりません」と言えることも、学習を進めるうえでは大事な反応です。
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とはいえ、言葉で伝えることが苦手な子もいますよね。
表情が曇る、手が止まる、首をかしげる…そうした表情・反応の1つでも素直に出すことができれば、先生がつまずきに気づくきっかけになるので問題ありません。

そして何より、オンライン授業なら授業中に発言できなかったときは、後からチャットを通じて文面で質問する方法もあります。対面では質問するタイミングを逃してしまう子が、チャットでは驚くほど積極的になることもあります。

③先生の指示を聞いて、教材やノートを動かせる


ここで、あえてオンライン授業のデメリットを出すとすれば、オンライン授業では、基本的にWEBカメラに映っている範囲しか先生からは見えない、という事です。
だからこそ、先生が「次のページを開いてください」「この式をノートに書いてみましょう」と伝えたときに、その指示を聞いて行動に移せるかどうかは重要です。
もちろん、一度言われただけですぐに動けなくても全く問題はありません。何度か声をかけられたり、一つずつ手順を伝えてもらったりしながら自分のペースで進める子もいます。
見るべきなのは、指示への反応が速いかどうかではなく、【先生の声かけを受けて、行動に移ろうとしているかどうか】です。

「先生との相性」がオンラインへの向き・不向きに見えることもあります


質問されるとすぐに答えられる子もいれば、少し考えてから話したい子もいます。分かっていても、答えを言葉にするまでに時間がかかる子もいます。
先生が話す速さ、質問の仕方、答えを待つ時間、教材の見せ方がその子に合っていないと、オンライン授業そのものが合わないように見えることがあります。

例えば、ゆっくり考えたい子に次々と質問をすると、答えられなくなってしまうかもしれません。反対に、テンポよく進めた方が集中しやすい子に長い説明を続けると、途中で意識がそれてしまうこともあります。

一人の先生との体験だけで決めるのではなく、

  • オンライン授業そのものが合わなかったのか
  • 先生の話し方や授業のテンポが合わなかったのか
  • 教材や画面の使い方が合わなかったのか

を分けて考えてみることが大切です。

オンラインは、「教室」という枠にとらわれることはありません。つまり、教材から先生まで本当にその子に合う環境を1から作れる可能性がある、という事もあります。

オンラインの体験授業で、親は何を見れば良い?


体験授業のメインは生徒様であり、生徒様の反応で今後の契約をどうするかを決める、それも間違いではありません。

ただ、もし体験授業に保護者様も同席される場合には、お子さまの次のような様子も見てみてください。

  • 先生からの問いかけに何らかの反応ができていたか
  • 分からないときに、言葉や表情で示せていたか
  • 先生の指示を受けて、教材やノートを動かせていたか
  • 授業が進むにつれて、会話や反応が増えていたか
  • 先生が子どもの答えを待ったり、質問の仕方を変えたりしていたか


対面授業の方が進めやすいケースもあります


もちろん、オンライン授業がすべての子に合うわけではありません。
本人がオンラインでの受講を強く嫌がっている、画面を見ることで強く疲れてしまう、安定した通信環境や落ち着いて受講できる場所を用意することが難しい。こうした場合は、対面授業の方が無理なく学習できる可能性があります。
一方で、「集中力がないから」「人見知りだから」「教室でじっとしていられないから」といった理由だけで、オンラインを外してしまうのはもったいないと思います。

教室では周囲が気になっていた子が、自宅では落ち着いて学べることもあります。先生のところまで質問に行けなかった子が、一対一やチャットなら質問できることもあります。
これまでの環境で見えていた姿が、その子のすべてとは限りません。

オンラインに合うかは、子どもだけで決まるものではありません


オンライン授業への向き不向きは、生まれつき決まっているものではありません。
性格だけでなく、先生との相性、授業の進め方、教材、受講する場所などによっても変わります。

体験授業も、お子さまがオンラインに向いているかを一度で判定する場ではありません。どのような先生や進め方であれば学びやすいのかを確かめる機会として、使ってみてください。
最初にご紹介した合格体験記のように、始める前は不安があっても、実際に受けてみることで印象が変わることもあります。
「オンラインはうちの子には無理そう」と決めてしまう前に、まずは一度、実際の授業でどのような反応をするのかを見てみて頂ければと思います。