毎年2月と3月は寂しい
2025/3/17
2月、3月は3年生や既卒生にとって、進路が決まる時期であり、
指導する側にとっては旅立ちを見送る時期です。
毎年毎年最後の授業になる度に寂しいなと感じます。
こればかりは毎年のことでも慣れないものです。
幸いこの仕事は自分に向いているようで、大変な場面は多々あっても、
ストレスに感じたり、辞めたいと思うことは一度もありません。
大変な場面でも、
誰も答えを持っていない問題に取り組み続けることに、
大変さと同時に楽しさを感じています。
それでも唯一辛いと表現したくなるのはこの卒業の時期ですね。
とりわけ今年は、長い期間受講してくれた子が多く卒業する年でした。
最初は1科目から始まり、紆余曲折あって科目数が増えていき、
交通事故で脳の機能が一部影響を受けながらも投げ出さず頑張り続ける子がいたり、
人間関係のトラブルによって通信制高校への転校を経るも、
受験を投げ出さず頑張り続ける子がいたりと、
特に思い入れが強い受講生が多く、一層寂しさを増大させています。
もちろん、短期で受講してくれた子たちにも思い入れはあります。
この時期に限らずですが、
ふとこれまでの卒業生たちの現在に思いを馳せることがあります。
トラブルに巻き込まれていないか、良くも悪くも様々な影響を受けて人間性がどのように変化をしたか等、何となく考えを巡らせたりしています。
今年の卒業生たちやその保護者様方も、
気軽に連絡してくれたら嬉しいなと思います。
卒業後の進路相談等、一切料金はいただきませんので、
ご遠慮なくご利用していただけたら幸いです。
そのうち今年の卒業生たちのことが頭に浮かぶ日も来るのだろうなと思いつつ、
今いる受講生たちの課題解決と格闘し続ける日をありがたく楽しんでいこうと思います。
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