#長文 #知らない単語が出てきたら! その3
長文で知らない単語が出てきても あわてなくて大丈夫!
英語の論文には 日本語とは違うルールがあるからです
英検を受験した方なら ライティングの問題文には 「解答がトピックに示された問いの答えになっていない場合やトピックからずれていると判断された場合は0点と採点されることがあります」と書かれているのを知っているでしょう
厳しいと思いませんでしたか?
でもこれが英文ライティングの大原則です
基本的に論理的な文章は
1.序論(主張/トピック) 本論(根拠) 結論(結論/ 主張) で構成されていて
2.1つの段落には 1つの主張しか入れられません
それぞれの段落は トピックセンテンスで始めます
つまり それぞれの段落は 1行目になにについての話かが書いてあるわけです
そして その中にわからない単語があったとしても ひとつの段落には一つのトピックしかないわけですから いくつかわかる文があれば 内容はつかめるわけです
もう一つ意識しておいていただきたいのは 英文は必ず
抽象 から 具体 という流れに沿って 進んでいます
段落の中ではまず1文目に何についての話がされるのかが書いてあり
その後 その主張を支える文が続きます
つまり1文目が分からなくても次の内容が分かればわかります途中の文がわからなくても一番目が読めていれば分かります
そしてこの段落の構成と同じように 論文自体も何についてのお話なのかが1段落目で語られ
その後その主張を支える具体的な話が本論として続き
最後の段落で 結論が語られます
そしてこの結論というのは序論と同じだと思って大丈夫です
段落の中でも 論文自体の中でも 序論・本論・結論という 抽象から具体への流れが進んで
まるで マトリョーシカのような入れ子構造になっています
これに慣れれば 多少わからない単語があっても 全体の意味を把握できます
こういう読み方をパラグラフリーディングと言います
英語を読む上で基礎になる読み方なので 意識してみてください