挫折しない大学受験の学習計画の立て方
2023/9/17
みなさんこんにちは。オンライン家庭教師の石橋です。
自分の夢をかなえるために、大学進学を希望している生徒さんが多くいらっしゃると思います。
しかし、なかなか自分が立てた学習計画通りに、勉強が進まないという経験をした生徒さんもいらっしゃると思います。
そこで、今回は、挫折しない学習計画の立て方をご紹介したいと思います。
大学受験の学習計画の立て方
STEP1 志望校を決定する
まずは、何といっても自分の志望校を決めます。目標がなければ、勉強に対するモチベーションは、上がらないと思います。しかし、現時点で、行きたい大学や学部が何なのかわからない生徒さんもいらっしゃると思います。
自分の志望校の決め方を知りたい方は、ブログを書いていますので、ご参照ください。
STEP2 受験予定の学部・学科の入試における配点を確認する
志望校が決定したら、志望校の受験方式について調べます。
一般入試の受験なのか、推薦入試の受験なのか、受験日程や共通テストの受験が必要かどうか、入試科目とその配点、合格最低点など具体的な情報を把握していくことが大切です。
STEP3 受験予定の科目・教科でそれぞれ何点得点するのか目標点を決める
ここからは、大学合格という目標に向けて、戦略的な計画を具体的に立てていきます。
入試科目とその配点を参考にして、入試本番で、自分がどれくらい得点すれば合格できるのかを具体的にイメージしていきます。その時に、自分の得意な科目や不得意な科目、合格最低点などから、それぞれの入試科目における目標点を決めていきます。
STEP4 模試の結果を確認して、今の自分の実力を把握する
自分の目標点と現状の自分の得点の差を認識します。それぞれの教科の単元ごとの得意不得意や苦手分野を模試の結果から、確認し、学習計画の参考にしていきます。
STEP5 入試科目の配点と勉強時間を比例させながら、学習計画を考える
受験生に平等に与えられているものが2つあります。それは、試験問題と時間です。この場合の時間とは、試験時間や受験までの残り日数のことです。限りある受験までの残りの期間を有効活用するためには、自分の入試科目の配点と勉強時間を比例させるような学習計画を立てたほうが良いです。
さらに、自分の志望校に合格した先輩の勉強法や自分の志望校の合格体験記、などを参考にすることも有効だと思います。
STEP6 実際に問題を1問解くのにかかる時間を把握する
実際に立てた学習計画を無理なく実行するのに必要なことが、問題を1問解くのにどれだけ時間がかかるのかを把握することだと思います。1問解くのにかかる時間を把握できれば、10問解くのにどれだけ時間がかかるのかや1時間勉強すれば、何問の問題を解くことができるのかがわかり、学習計画が立てやすくなってくると思います。
STEP7 1日単位の計画、3日単位の計画、1週間単位の計画、月間計画、年間計画を立てていく
実際に学習計画を立てるときは、短い日数の学習計画から考えて、その計画を積み上げて、1週間単位の計画、1か月単位の計画、3か月ごとの計画というように期間の長い計画を立てていくと計画が立てやすいと思います。
さらに、自分が1日に勉強に使える時間を把握していきます。平日、休日、部活がある日、部活がない日などに分けて勉強に使える時間を把握していくことで無理のない学習計画を立てることができると思います。
何事も目標を達成するためには、計画を立てることが大切です。計画通りにいかないこともあるかとは思いますが、そんな時は、これまでの自分の行動を振り返り、学習計画の改善をしていき、大学合格という目標を達成するために努力していってください。
このブログが、1人でも多くの受験生の学習計画の参考になればと思っています。
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