小4が挑戦!英検5級を15時間で合格まで持っていった軌跡

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2024/9/13

英検対策のサポートをしています、安芸です。


今回は小学4年生の女子生徒さんが、英検5級に挑戦する過程と努力をご紹介します。

中学に上がる前にある程度の英語の基礎を付けておこうと、小学生のころから英検に挑戦されるお子さんが増えています。


今までは中三で英検3級受かっていればいいという雰囲気でしたが、今は中三で英検2級まで言っておきたい!という目標を持っている方が多く、そのため英検5級を受ける時期が前倒しになってきている印象です。


英検対策を始める【前】のレベル

●英語キャンプなど英語に触れる機会は持っておられた

●英語が好き(ご本人が英語が好きというのは大切な要素です)

●ABCは読める

●月の名前、曜日、色、動物、簡単な動詞は聞いたら意味が分かる

●文字と知っている単語がつながっていないため、知っている単語でも「読めない」

●リスニング問題は解けるものが多いが、筆記試験は2.3問しか解けず

(授業を始める前に過去問一回分を、お母さまにご無理を言ってお子様に解いていただき、結果を教えていただきました)


課題点

●英検は筆記試験のため、文章を読んで、意味を理解し、答える能力が必須です。音で覚えているものと「文字」をつなぎ合わせる作業が必要です

●単語力が不足していたので、最低限の単語を覚える必要があります

●文法は全くお勉強されたことがなかったので、be動詞から、一から学ぶ必要があります


英検対策で家でおこなってもらったこと

●中学ターゲット英単語1800の携帯アプリを使い、週20個、毎日単語暗記を行い記録シートに記載してもらいました

●授業のたびに英文法の問題集(中学生が使用するテキスト)からしっかり書き取り問題を行ってもらいました


意識したこと

●英検は4択問題ですが、選択問題に慣れるのではなく、書ける・読める・穴埋めできるような勉強を心がけました。そうすることで、選択問題ならできるけど書けない、という中途半端は理解で終わらせるのを防ぐためです


●音で覚えていらっしゃったたくさんの単語を字で見て意味が把握できるよう、フラッシュカードを使い、見た瞬間意味を言えるように繰り返しました


●どれくらいで解けばいいかわかるよう、一問ごとに30秒図り、「ピピピ、次!」とタイムトライアルを行いました


指導時間

14時間で1年生のおおよその文法を学び終え、15時間目で英検の過去問を行いました。一回目の過去問ですでに6割~7割に達しておられたので、あと数回練習し、マークシートに記入する模試まで行えれば安全圏に到達するはずです。計20時間あれば余裕でしょう!


20時間の内訳:お忙しい方でしたので、毎週の授業ができず、学校のある月は月2~3回・夏休み期間は集中的に9回。合計4か月~5か月で計画を立てました。


ご家庭とお子様が本当頑張られたこと

●毎日単語を暗記するというのは、小さいお子様にとってルーティン化するのは大変なことです。単語暗記は退屈で飽きる作業ですが、まずターゲットアプリの三択問題がゲームのように感じ楽しんでいただけたこと、そして記録シートに毎回お母さまが花丸や一言「すごい!」などお子様の気分をじょうずにのせる工夫されていたことが素晴らしいと思いました。


●そのお子様は毎日休みがないほどたくさんの習い事をなさっており、隙間時間を探して私との授業を単発でいれていらっしゃるような状態でした。そんな中でも宿題を欠かされたことはなく、点が伸びるごとにお子さんの方が意欲的に時間を図って問題に取り組んでくださっていたようです。


つまり「継続的に自主的に課題を行えるお子様」=「ちゃんと伸びる」ということですね。また保護者様の影のサポートも素晴らしいですし、なによりも、お子様ご本人が英語が大好き!英検は自分が受けたいもの!という意識が彼女を強くしていたように思います。


やらされている感がなく、自分で点を上げたいという目標があり、毎回の授業をとても楽しんでおられた様子が印象的でした^^



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