高校受験に大切な内申点って何?どう上げる?ポイントは【応援され上手な生徒になること】
小中学生の英数を主に教えています、安芸(あき)です。
今回は、高校受験で必ずと言っていいほど話題になる 「内申点」 について、保護者の方が知っておきたいポイントを整理してみます。
内申点ってそもそも何?
「内申点」とは、定期テストの点数だけでなく、普段の授業態度・提出物・小テスト・授業中の発言などを総合的に評価して、先生が成績表に反映する点数のことです。
つまり、模試や入試の点数のように「1回のテスト」で決まるものではなく、毎日の積み重ねが評価されるというのが特徴です。
高校受験でなぜ内申点が大切なのか?
多くの公立高校の入試では、
●入試本番の点数
●内申点
この2つを合算して合否を判定します。
例えば、
●入試本番で70%取った子
●入試本番は60%でも、内申点が高い子
この2人が同じ高校を受験した場合、内申点の高い子が合格するケースも珍しくありません。
つまり「入試当日の一発勝負」ではなく、「中学3年間の過ごし方」も大きく合否に関わってくるのです。
内申点を上げる3つのポイント
① 定期テストで安定して点を取る
やはり定期テストは一番大きなウェイトを占めます。
模試や実力テストよりも「学校の定期テスト対策」をしっかり行うことが、まず第一歩です。
② 提出物をしっかり出す
ワークやプリント、ノートの提出は意外と大きな影響があります。
先生からすると「この子はちゃんとやっている」と見えることが、内申点アップにつながります。
→ コツは、テスト範囲表が出たら、提出物は早めに終わらせておくことです。
→ノートをキレイに書くだけでなく、自分なりに覚えよう!としている工夫が見られるノートは評価が高いです。
③ 授業態度・積極性も評価される
授業中にメモをとる、先生の質問に答えようとする、宿題を忘れない…
こうした「普段の姿勢」も成績表に影響します。
特に「テストはできるのに内申が伸びない子」は、この部分に注意が必要です。
高校側も『何事にもやる気がない、協調性がない、意欲がない子』よりも『頑張る姿勢を持つ子』を『勉強できる子』と同じくらい重要視しているということです。そういう子に入ってほしい!と思っているので、【高校が求める子であることをアピールするのが内申点】と思うと良いでしょう。
家庭教師目線で感じること
実際に生徒を見ていて思うのは、 「点数だけでは測れない努力や姿勢を見てくれるのが内申点」 だということです。
先生も人間ですから、頑張っている子は応援したくなります。
そして先生は案外見えない努力にも気づいてたりします。そういう頑張りはそれとなく言動に表れるからです。
点数はそれほど高くなくても、宿題を正解するまで何度も解いて提出してくれる子や、ノートに一生懸命メモしている子を見ると【その頑張りを評価してあげたい!】と思います。
一方、点数は高いけれど、毎回宿題を忘れる、未提出物が多い、よく休むことが続くとどうしても信頼度が減っていってしまいます。
内申点をあげる=【応援したくなる子になる】というイメージで努力してみましょう。もちろんこれは媚びを売るということではなく、『一生懸命頑張る姿を見せる』ということです。
●忘れ物が多い子は、ルーティンで確認する仕組みを一緒に作る
●提出物がギリギリの子は、学習計画に「提出物の完成日」を先に入れておく
●ご家庭でもリマインドしてもらう
●学校の行事や授業をできるだけ休まないよう家族もサポート・協力する
●授業態度に不安がある子は、授業で発言できるように家庭教師の場で練習してみる
こうした工夫をご家庭・生徒さん・保護者様と三組でタッグを組んで努力すると、成績表に反映されやすくなります。
まとめ
高校受験における「内申点」は、テストの点数と同じくらい大切です。
覚えておきたいポイントは
★内申点は、毎日の授業態度・提出物・定期テストの積み重ね
★高校受験では本番点数と合算され、合否を左右する
★家庭でできる工夫(提出物の管理、授業態度の意識づけ)が結果につながる
「内申点を味方につける」=「高校受験を有利に進める」 ことにつながります。
ぜひ、日々のちょっとした行動の積み重ねを大切にしていきましょう。
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