中学受験生の親の心得 ~思い通りにならない毎日を、どう乗り越えるか~
中学受験に取り組むご家庭の皆さまへ。
お子様の受験勉強が本格化してくると、毎日が「思い通りにならない」ことの連続ではないでしょうか。
模試の結果、苦手科目の壁、子どものやる気の波、家庭の予定の乱れ…。
そんな時、ふと心が折れそうになる親御さんは少なくないと思います。
親御様自身が心をすり減らしている姿を、私はこれまでたくさん見てきました。
全ては写し鏡。お子様は親の「反射鏡」
お子様は、親の姿をよく見ています。
時には忠実に真似をし、時には反発して真逆の行動を取る。
それもまた、親の影響を強く受けている「反射鏡」のようなものです。
「心当たりないですか?」
子どもが計算ミスを繰り返すたびにため息をつき、つい厳しい言葉が出てしまう。
するとお子様も、自分がミスをした瞬間に「また怒られる…」と顔を曇らせ、集中力がさらに途切れてしまう。
一方で、「今日もよく頑張ったね」と、結果ではなく過程を認める声かけを続けていったところ、苦手な科目でも「もう少しやってみよう」と自分から机に向かうようになる。
お子様の姿にイラッとした時こそ、
「これは自分の鏡かもしれない」と一度立ち止まってみる。
その小さな気づきの積み重ねが、親子関係を劇的に良い方向に変えていくことにつながります。
「思い通りになんて、いくわけがない」
浄土真宗の教えに、「思い通りにならないことが順調である」という言葉があります。
「一切皆苦」
この世のあらゆることは、思い通りにならないのが当たり前。
だからこそ、そこに学びが生まれる。
受験も全く同じです。
思ったように成績が上がらない。
子どもの気持ちが思うように乗らない。
そんな毎日の中で、親も子も、試行錯誤しながらも少しずつ強くなっていく。
生徒も、親も、私自身も、皆同じです。
完璧にコントロールできる人生など、誰にもありません。
その中でどう向き合うか。
それこそが本当の学びであり、成長であるのではないでしょうか。
「思い通りにならない」=本気で「思い」がある証拠
うまくいかないことに苦しむのは、実はとても尊い感情です。
「何とかして苦手科目を克服したい」
「志望校に合格させたい」
「この子に、努力が報われる未来を届けたい」
このような強い思いがあるからこそ、親御さんは毎日奮闘されているのでしょう。
努力をしていない人には、決して味わえない感情です。
私はそれを傍観するのではなく、その熱い想いに全力で応え、お子様を志望校合格へと導くことを、自分の使命だと考えています。
最後に
中学受験は、簡単な道ではありません。
いくつもの壁が、何度も立ちはだかります。
その壁を一緒に乗り越えていく過程の中に、お子様の成長と、ご家族の絆が深まっていく瞬間が必ずあります。
どうかご自身を責めすぎず、お子様を信じ続け、そしてあなたの「思い」を、大切にされてください。
私はその思いに、誠心誠意お応えします。
皆様の努力が実を結ぶよう、全力でサポートさせていただきます。
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