◆経歴(学歴、職務関連) 1978年 山梨県立 甲府南高等学校卒業 1982年 関西大学 文学部国文学科卒業 1982年 神奈川県公立高校教員に採用 1987年 山梨県公立高校教員に異動 2020年 ...
もうすぐ始まる大学入試。試験科目に小論文がある人は、どんな対策を取っているでしょうか。高校の国語の授業は、読解に重きが置かれることも多く、文章を書く練習をすることは少ないのではないでしょうか。
しかも小論文はその名の通り、「論文」のミニ版です。論文である以上、「客観性」や「論理性」を要求されます。もちろんきちんとした「文章表現」も大事な要素ですし、さらにその人ならではの考え方、「独自性」も加味されます。マンガは読むけど、新聞も本も読まない、活字に触れるのはネット記事か学校の授業だけ、という状況で、果たして小論文が書けるのか不安ですよね。
不安を解消するためには、とにかくいろいろな文章に触れ、読んで、要約して、書いてみる。その練習を繰り返すことです。私は42.195kmのマラソンを走るために、1か月に300kmくらい走ります。そうしないとレースの後半、足が棒のようになって走れなくなることを体感として知っているからです。勉強も、体力をつけるのと同じように、トレーニングが必要ですよね。
文章が書けないのは「書き方」を知らないからで、それさえ分かれば書けると思っている方もいますが、それはちょっと違います。確かに構成や表現方法などが分かれば、「小論文っぽい」文章は書けます。けれど、出題する大学が求めているのはそれだけではありません。
大切なのは、出されたテーマに対する見識や解釈、その人なりの独自性、想像力です。誰でも考えるような結論や理由だけでは、高得点は望めません。ですから、まずはどんなテーマであっても、自分なりの考えが書けるような「引き出し」を増やすことです。
それには、書く練習をいったん置いておいて、まずいろんな知識、というより「教養」を増やしましょう。学校で教わることももちろんですが、いま世の中で起こっている生きた知識をつなぎ合わせていくことがそれ以上に大事です。この講座では、マンツーマンの利点をフルに生かして、そうしたことに力を入れていきます。生徒さんが知らないような政治・経済、教育やビジネス界の動向など、折に触れて話していきます。
ですから、講座を受けてすぐ、一朝一夕に小論文が書けるようになる、ということはありません。それにはやはり「継続」です。以前学んだことと、いま学んだことが有機的に結び付いたとき、「なるほど!」「そうだったのか!」と感じる瞬間が必ずあります。そうなればいろんなことに興味も湧き、書くための材料も増えていくので、どんなテーマにも対処できるようになっていきます。
最初は何を、どう書いたらいいか分からない、という方も、適切な練習を10回くらい続けていくと、だんだんコツがつかめてきます。志望校に合格できるよう、私がペースを合わせて伴走しますのでご安心ください!
新型コロナウィルスの影響で、オンライン学習を取り入れた学校もたくさんありますが、やはり対面で直接触れあう授業とは違うと思われたのではないでしょうか。
私は現在大学で教える傍ら、SDGs講師やワークショップのファシリテーターとして活動しています。その中で、授業や講演をオンラインで実施することが増えてきました。ですので、どのようにすれば対面と同じように参加者に理解してもらえるか、楽しんでもらえるか、という点を常に考えて実行しています。むしろ、オンラインならではの良さを生かした方法で授業していきますので、気軽な感じで受講していただけますよ。
これまでの学校の成績や学習状況、これからどのような状態になりたいのか、という「現状と目標」を具体的にお聞かせください。そこから、生徒さんに合った学習方法などのアドバイスをさせていただきます。
たとえば「評論文を読むのがとにかく苦手」であれば、まず中高校生向けに出されている本から、易しく短めの評論を選びます。ひとつ読めるようになると自信がつきますし、そこで得た知識が、次に読む文章の内容ともつながって理解が進みます。
文部科学省は「これからの時代に求められている国語力」として、「考える力」「感じる力」「想像する力」「表す力」を挙げています。これらはもちろん、共通テストにおいても重視されている点です。生徒さんには、小論文に取り組むことによって、こうした力をつけてほしいと思います。体験授業では、どんな質問も大歓迎です!
次回の授業までに読んできてほしい本や、書いてみてほしいことを宿題とします。ただし、あくまで生徒さんができると感じる内容や分量にします。トレーニングは少しづつでも続けることが大切ですし、負荷は次第に上げられるからです。意欲が高まってくれば、自ずと内容も濃くなっていきますよ。
◆経歴(学歴、職務関連) 1978年 山梨県立 甲府南高等学校卒業 1982年 関西大学 文学部国文学科卒業 1982年 神奈川県公立高校教員に採用 1987年 山梨県公立高校教員に異動 2020年 ...
こんにちは、たなかです。「みのP」と呼んでください。 高校で国語を40年間指導してきました。現在は大学で、レポートの書き方などを教える授業を担当しています。 子どもの頃から小説を読むのが好きで、教...
神奈川・山梨県の公立高校で国語(現代文・古典)を38年間指導。その後も高校・大学で国語・言語技術を担当中。 【指導した生徒の合格実績】北海道大学 東北大学 東京大学 一橋大学 お茶の水女子大学 名古屋...
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