【本質的英語力|リスニング】 リスニングが聞こえない本当の理由
こんにちは!菊池です!
英語のリスニングについて、こんな悩みはありませんか?
聞こえそうで聞こえない
単語は知っているのに文章になると理解できない
何をどう練習すればいいのか分からない
こういった悩みは、実は“英語力が足りない”のではなく、
リスニングの仕組みが分かっていないだけというケースがとても多いです。
私はこれまで10年以上、中学生から社会人まで幅広く指導してきました。
現在は英会話講師として、リスニングの伸ばし方を論理的に指導しています。
今回はその経験をもとに、
「なぜリスニングが聞こえないのか?」
「どこで処理が止まっているのか?」
という本質的な部分をわかりやすく解説します。
この記事を読めば、あなたのリスニングが伸びない“本当の原因”と
伸ばすための正しい方向性がハッキリわかるはずです。
ぜひ最後まで読んでみてください!
聞こえないのはあなたのせいじゃない😥
英語のリスニングって、
「勉強してるのに聞こえない…」
「音は聞こえるけど意味が追いつかない…」
と感じること、ありませんか?
多くの学習者が “量が足りないのかな?” と考えますが、
本当の原因は 量ではありません。
👉 どの段階で処理が止まっているかが不明確
これが、リスニングが伸びない最大の理由です。
リスニングが止まる“3つのポイント”とは?🔍
実はリスニングは、とてもシンプルに分解できます。
🎧 英語リスニングの3ステップ
音を聞く
音を文字にする
文字を理解する
この “3つの橋” のどこかが弱いと、必ず聞こえなくなります。
🟦 ①「音を聞く → 聞いた音を文字にする」
必要なのは 発音・音変化の知識
(弱形 / 連結 / 消失 など)
➡️ 音が単語に変換できないと、「聞こえてるのに意味が取れない」状態に。
🟩 ②「文字 → 文字を理解する」
必要なのは 文法・語彙の処理スピード
実はここはほぼ リーディング力そのもの。
➡️ 文構造理解が遅いと、意味が追いつかない。
つまり、聞こえない原因は “センスの問題” ではなく、
👉 処理プロセスのどこかが抜けているだけ。
まず知るべきは「どこで止まっているか」🎯
解決のポイントは1つ。
🧭 自分は ①音? ②語彙文法?
このどちらで止まっているのかを明確にする。
これがわかると、練習すべき場所が一瞬で決まります。
🔊 音を文字に変換できていない
→ 発音・音変化の強化
📚 文字には変換できるけど意味が追いつかない
→ 語彙・文法力の強化、前から意味を処理する力を強化(リーディング力の強化)
つまり本質的に必要なのは、
👉 音 × 語彙 × 文法 の連結を作ること
これが “本物の英語力” の土台になります。
実際の音変化を見てみよう📌
教科書では going to は “ゴーイング トゥ” と習いますが、
実際の会話では…
gonna(ゴナ)
gana(ガナ)
guna(グナ)
などに聞こえることが多いです。
音変化を知らないと、
👂「音は聞こえてるのに、単語として認識できない」
ということが起きます。
さらに文も処理できないと…
I’m going to be late.
↓
I’m(誰?)
be going to(未来)
be late(遅れる)
この処理が間に合わず、意味の理解が追いつかない。
つまり必要なのは、
音 → 文字 → 文の意味
この3つの橋をつなげること。
原因がわかれば、リスニングは必ず伸びる🚀
リスニングが聞こえない理由はたった1つ。
あなたの処理プロセスの “どこに穴があるか”
をまだ把握していないだけ。
もし今、
シャドーイングの効果が感じられない
単語は知ってるのに聞こえない
何を練習すれば良いか迷っている
こんな悩みがあるなら、
弱点分析 をすると改善が一気に早くなります。
リスニングを最短で伸ばす練習を始めましょう。✨