【英検|全級】英検合格までの“本質的ロードマップ”
こんにちは、英語講師の菊池です。
英検対策というと、
「級別の勉強法」「出題形式」「テクニック」
こうした話から始まることが多いですよね。
でも、これまで多くの学習者を見てきて強く感じるのは――
👉 英検は、どの級でも“合格までの順番”は同じ
ということです。
違うのは
どこまで英語力を上げる必要があるか
それだけ。
今回はまず、
特定の級に絞らず、英検に共通するロードマップの全体像
をお話しします。
英検・全級共通ロードマップ【全体像】
英検合格までの流れは、シンプルです。
① 語彙・文法
② インプット(読む・聞く)
③ アウトプット(書く・話す)
④ 試験形式への適応
この順番は、
5級でも、2級でも、1級でも変わりません。
① 語彙・文法|英語の「材料」をそろえる
最初にやるべきことは、
問題集を解くことでも、過去問に触れることでもありません。
英語そのものの材料集めです。
語彙:見て意味が取れる
文法:形ではなく「意味の流れ」が分かる
📌 ポイント
ここが弱いまま先に進むと、
読めない
聞けない
書けない
話せない
すべてが中途半端になります。
❌ この段階でやらなくていいこと
・試験形式の演習
・テクニック暗記
・完璧なアウトプット練習
② インプット|読む・聞く力を作る
語彙・文法が材料なら、
読む・聞くは調理です。
ここでの目的は一つだけ。
👉 英語を日本語にせず、英語のまま理解する回路を作ること
分からない単語があっても話の流れを追う
1語1語ではなく、意味のかたまりで捉える
📌 ポイント
「全部分かる」は不要。
大枠が取れる状態を目指します。
❌ やらなくていいこと
・全文精読
・完璧な聞き取り
・ノート作りが目的化する勉強
③ アウトプット|英語力を“表に出す”
アウトプットは
英語力を作る工程ではありません。
👉 英語力を確認・定着させる工程です。
だから、順番がとても大事。
シンプルでも意味が通る文
難しい表現より「分かる英語」
📌 ポイント
インプット不足の状態でのアウトプットは、
練習ではなく「作業」になります。
❌ やらなくていいこと
・型の丸暗記
・難語・難構文の多用
・点数だけを目的にした表現詰め込み
④ 試験形式への適応|最後でいい
ここで初めて、
英検特有の対策を入れます。
時間配分
設問の傾向
解答の型
📌 ポイント
英語力が先、試験は後。
英語力がある状態なら、
試験対策は短期間で済みます。
❌ やらなくていいこと
・最初から過去問漬け
・級別テクニックの先取り
なぜこのロードマップは「全級共通」なのか?
理由はとてもシンプルです。
英検は、
英語力の種類を変えている試験ではありません。
初級でも上級でも問われている能力は同じ。
違うのは、
👉 必要な深さと広さだけ。
まとめ|英検で一番大切な考え方
英検は「試験」だが、本質は「英語力テスト」
本質的英語力を上げた人ほど、対策は少なくて済む
順番を飛ばすと、合格しても英語力が残らない