発達特性に合わせた中学数学|手順が抜ける・ミスが続く子に
こんな生徒さんにおすすめ!
- 文章題で数字がたくさん出てくると、どれを使えばいいか分からなくなる
- 途中式がノートの中でずれていき、自分で書いた数字を読み間違える
- ミスを指摘されるたびに落ち込み、「数学はもうやりたくない」と言う
紹介動画
内容
「解き方の説明は分かったと言うのに、一人で解くと途中の手順が一つ抜けてしまう」
「計算の途中で、自分が書いた数字を読み間違えたり、行がずれたりする」
「文章題で数字がたくさん出てくると、どれを使えばいいのか分からなくなる」
「ミスを指摘されると落ち込んで、そのあと手が止まってしまう」
中学数学で、こんなご様子はありませんか?
数学は、いくつもの手順を正しい順番で積み重ねていく教科です。手順の数が多い、情報が一度にたくさん出てくる、ノートの書き方で答えが変わってしまう。こうした場面で、発達特性のあるお子様は、理解はしているのに力を出し切れないことがあります。
このコースは、発達特性のある中学生、または特性があるかもしれないと感じているご家庭のための、数学の個別指導です。診断名で方法を決めるのではなく、実際の答案や解いている様子を見ながら、その子が数学に取り組みやすくなる方法を一緒に探していきます。
見ているのは、答えより「解いている途中」です
最初の数回の授業では、問題を解いてもらいながら、次のようなところを見ています。
どの手順で手が止まるか、抜けるか
ノートのどこに、どんな大きさで途中式を書いているか
問題文を読むとき、どの言葉や数字に目が向いているか
どのくらいの時間で疲れが出てくるか
説明は、言葉と図のどちらが入りやすいか
例えば、方程式で符号のミスが続く場合でも、「移項のルールがあいまい」なのか、「途中式の行がずれてマイナスを見落としている」のかで、必要な手当ては変わります。どこでつまずいているのかを本人と一緒に確かめ、その子に合う方法を選んでいきます。
授業での工夫
手順を一つずつ、見える形にします
方程式や連立方程式のように手順が多い問題は、「①かっこを外す ②移項する ③まとめる ④両辺を割る」のように、手順を短い言葉で書き出します。最初は手順を見ながら、慣れてきたら見ないで解く。一度に覚える手順は、本人が扱える数に絞ります。
ノートの書き方を一緒に決めます
途中式の行がずれる、数字が読みにくくなる場合は、ノートの使い方から整えます。一行に一つの変形だけを書く、イコールの位置をそろえる、マス目のあるノートを使うなど、その子が見やすい形を一緒に試します。書く量が負担になる場合は、書く部分と頭の中で処理する部分を相談して決めます。
文章題は、使う情報に印をつけてから
文章題で数字がたくさん出てくるときは、問題文を一緒に読みながら、必要な数字と求めるものに印をつけます。情報を表や図に移してから式を考えると、一度に頭に置いておく情報が少なくなり、取り組みやすくなります。
図形と関数は、動かして確かめます
図形の問題で見え方がつかみにくい場合は、画面上で図を動かしたり、色を分けたりして確かめます。関数は、式・表・グラフの3つを並べて、同じことを表しているのを目で見て確認します。
ミスは責めずに、「次に確かめる一行」を決めます
ミスが続くと、本人が一番落ち込みます。授業では、間違いを一つひとつ指摘するのではなく、まず「ここまでは合っているね」と確認します。そのうえで、よく起きるミスを種類ごとにまとめ、「かっこを外したあとに符号だけ見る」のように、次から確かめるポイントを一つだけ決めます。
このページの紹介動画では、多くの人が間違えやすい「√64」の引っかけ問題を取り上げています。どこでミスが起きやすいかを先に知っておくことも、「次に確かめる一行」を決める手がかりになります。
「先生と一緒ならできる」から「一人でもできる」へ
授業で一緒にできた問題は、次の授業の最初にもう一度、今度は一人で解いてもらいます。手順カードを見ながらでもかまいません。少しずつ、カードを見る回数を減らしていきます。
宿題は、本人の体力や学校の課題の量を伺ったうえで、取りかかりやすい量にします。「計算問題を3問だけ」「今日の問題をもう一度だけ」のように、終わりが見える量にすることを大切にしています。家でつまずいたら、マナリンク内のチャットで様子を教えてください。必要に応じて、手順をまとめた資料や短い復習動画も用意します。これまでの中学数学の指導では、毎日の計算で定着してきたと感じることや、動画の解説が助かることを、保護者様からお伝えいただきました。量をこなすことより、取り組んだ様子を確かめながら続けられる形にすることを大切にしています。
学校の授業・定期テストとのつなぎ方
学校の教科書やワーク、テストの範囲を確認しながら進めます。定期テスト前は、範囲の中から確実に取りたい問題を絞り、同じ形の問題を繰り返し練習します。学校で受けている配慮や、検査結果・支援機関からの助言があれば、差し支えのない範囲で共有してください。授業の進め方の参考にします。
60分の授業の流れ(一例)
今日の調子と、学校で困ったことを聞く
前回の問題を一人で解いてみる
新しい内容を、手順を区切りながら一緒に
類題を自分で解く
次回までにやることを決める
毎回の流れをなるべく同じにして、次に何をするかが分かる状態で進めます。疲れが見えたときは、内容を減らしたり、休憩をはさんだりして調整します。
私が指導で大切にしていること
以前Threadsに書いた、私自身の指導の原点になった出来事です。数学で手順が抜けたりミスが続いたりする様子にも、必ずその子なりの理由があります。検査の数値や診断名だけで決めつけず、解いている途中を一緒に見ながら理由を探していきます。
投稿は上から順に続いています。2枚目は、投稿に添付した私自身のWAIS検査の結果です。



保護者様へ
「家で教えようとすると、お互いにイライラしてしまう」「どう声をかければいいか分からない」というお話もよく伺います。授業後には、扱った内容、うまくいった方法、まだ合っていない方法、次回までの課題をマナリンク内で共有します。三者面談では、学校やご家庭での様子も伺いながら、今後の進め方を一緒に考えます。
無料体験では
学校の教科書や最近のテスト、困っている問題をご用意ください。いくつか問題を一緒に解きながら、どこで手が止まるのか、どんな見せ方だと取り組みやすいのかを確かめます。体験の最後に、最初に取り組む内容と進め方をご提案します。
「何に困っているのか、本人もうまく説明できない」という状態でも大丈夫です。解いている途中を一緒に見ていけば、手がかりは見えてきます。数学との付き合い方を、少しずつ一緒に変えていきましょう。
このコースの無料体験
※いずれかを無料体験時にご選択いただけます
三者面談あり
2ヶ月に1度、通常の教科指導とは別に、保護者様・生徒様・先生での三者面談ができるコースです。
授業の見える化機能 対応
授業の録音・要約により、保護者様が授業内容を確認できるコースです。
よくある質問
診断を受けていなくても相談できますか?
はい、相談できます。「説明は分かるのに手順が途中で抜ける」「計算に人一倍時間がかかる」など、気になっていることを教えてください。診断名よりも、実際にどんな問題で、どんなふうに困っているかを大切にしています。体験授業で取り組む様子を見ながら、合いそうな進め方を一緒に考えます。
ミスを指摘されると、混乱してしまいます。
ミスを一つずつ赤ペンで指摘することはしません。まず「ここまでは合っているね」とできているところを確認し、そのうえで、間違いが起きた一行だけを一緒に見ます。よく起きるミスは種類ごとにまとめ、次からその一行で何を確かめればいいかを、本人と一緒に決めていきます。
計算に時間がかかり、テストで最後まで解けません。
まず、どこで時間がかかっているかを一緒に見ます。途中式を書く量が多すぎる、読み返しに時間がかかる、問題を選ぶ順番が決まっていない、など理由はさまざまです。そのうえで、解く順番や、どの問題に時間をかけるかを決めます。学校で時間の配慮を受けられるかどうかも、必要に応じて一緒に考えます。
学校を休んでいる期間があり、単元が抜けています。
大丈夫です。学年の進度に合わせることより、今理解できている単元から始めることを優先します。抜けている単元が多い場合も、全部を最初からやり直すのではなく、これから学ぶ内容に必要なところを選んで戻ります。体調や生活のリズムに合わせて、授業の中で扱う量も調整します。
手順メモや計算表など、道具を使ってもいいですか?
授業では、理解の助けになる道具は積極的に使います。手順を書いたカード、マス目のあるノート、九九表などです。ただ、学校のテストで使えるかどうかは学校の判断になるため、テストに向けては、道具なしでできる部分を少しずつ増やしていきます。どこまで使うかは本人と相談しながら決めます。
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