自学のすゝめ【問題集の選び方】

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2024/11/2

【スマホから見る場合横向き推奨】!!


こんにちは!マナリンクで【中学生】をメインで指導しているタケウチです。

今回のテーマはズバリ…


【問題集の使い方】


について焦点を当ててお話ししていきます。


問題集を買ってみたもののあまり使わなくなった、使い方がよくわからない。

そもそもどのような問題集を用意すればいいのか?


そんな方を対象に記事を書いていきます。最後までよろしくお願いいたします。


構成としては…


1️⃣問題集の選び方

2️⃣問題集の使い方

3️⃣参考書と併用する場合の使い方


の3部構成になっています。今回のトピックスは【問題集の選び方】です。


⭐️問題集の選び方⭐️


まず最初にお断りしておきます。

ここで書く内容はあくまで私自身の見解です。

不正解ではないですが最適解ではないということだけご了承ください。


簡単に言うと、解釈の仕方によっては人それぞれということです。

世の中には無数の問題集があります。

どれが良い、どれが悪いなどは人それぞれです。


解説が少ない、多い。

字がびっちり書いてある、書いてない。

本の厚さが厚い、薄い。

などの好みは人それぞれです。そのような部分に対してはこちらも触れません。

それ以外でどう選べば良いのか?そこに焦点を当てております。


前置きが長くなりましたが、問題集を選ぶときに気をつけるポイントは


【6割程度】解けるレベルを選ぶ!

【解説が詳しい】ものを選ぶ!

【単元別か学年別か】を選ぶ!


この3点です。


本屋さんへ行くと参考書・問題集が沢山ありますよね。

一体どれを買えば良いのか…途方に暮れます。

Amazonなどでレビューを見て決める!

それも賢い選択肢かもしれませんが、やはり自分が解く問題集。


自分の目ででまずはパラパラとめくってみましょう。

最初は問題集の見た目やフィーリング、本の厚さや文字の行間など。

第一印象で手に取ってもらってOKです。


そしたらここからは上記のチェックをしていきます。

まずはもう既に習ったことがある分野のページを開きます。

そしたら、そこのページの問題を頭の中で解いていきましょう。


どうでしょうか?

解き終わったら問題集の末尾にある【解答・解説】を開きましょう。

答え合わせをしてみて…


❓全問正解だった…

❓半分ぐらいしか解けなかった…

❓全く解けなかった…


どれになりましたか?

ちなみに、今のレベルで自分が買うべき問題集は…


【半分ぐらいしか解けなかった!】


が妥当な判断です。何故でしょうか?

理由は簡単です。


全問正解ならそもそも問題集を買う必要がありません。

今の自分よりレベルアップしたいのに、全部解ける問題集を買っても意味ないです。

なのでもう少し難易度が高い問題集を次は選んでみましょう。


一方で、全く解けない場合は買っても絶対に心が折れます。

どんなに評判が良い問題集でも自分のレベルに合っていなければゴミ同然です。

なのでもう少し難易度が低い問題集を次は選んでみましょう。


もう分かりましたね?

ある程度解けて解けない問題もある。

このバランスが程よい問題集を選ぶのが賢い選択になります。

具体的にいうと体感【6割程度解ける】問題集になります。


難易度についてはこれで大丈夫です。

次は【解答解説】が詳しいかどうかの話になります。

先ほど脳内で解いた問題の答え合わせをするのに【解答・解説】を見たはずです。


学校のワークは解説が多いですか?少ないですか?

答えは少ないです。答えしか書いてなくて解説は書いていない場合が多いです。

これから自分が買おうとしている問題集も解説がほぼなかったらどうでしょうか?


ゴミ同然ですね。問題集を買う意味がありません。

その問題に対して自分が解説を読んでみて【完全理解・納得】ができるかどうか

確認しましょう。


難易度が高い問題集の場合

【基礎はできていることが前提】

で解説が省かれている場合が多いです。


そのような場合は、今の自分のレベルでは太刀打ちできないという判断ができるので

【解答・解説】が詳しいかどうか、自分が理解・納得できるかどうかを確認しましょう。

その確認も終わり、それでも自分に合っていればかなり相性がいいでしょう。


最後に…これは今の自分の学年、受験生なのか否かによって選ぶ問題集が変わる。

そこについてお話をしていきます。

適切な【難易度】【解答・解説のボリューム】が選択できたら…


⭐️受験生の場合:【単元別】の問題集を選択

⭐️受験生以外の場合:【学年別】の問題集を選択


しましょう。


受験生は既に1年生、2年生の範囲は履修済みです。

そのような場合は、【単元別】の方が知識の定着が早いです。

例を挙げましょう。


数学で関数は中学1、2、3年生実はいずれも学びます。

1年生は【比例・反比例】。2年生は【一次関数】。3年生は【二次関数】。

問題集を仮に学年別で買ってしまうと…


⚠️細切れになってしまう。

⚠️一連の流れとして理解できない。

⚠️他の単元をやって忘れてしまう。


といったデメリットが生じる可能性が高いです。

同じ単元で一気に進めれば…


👍ステップを踏みながら1−3年生までを縦断できる!

👍一連の流れとして理解できる!

👍まとまって学習できるので忘れづらい!


といったメリットが生じます。

したがって、ある程度履修済みな受験生は

【単元別】で分かれている問題集を買ってみましょう。


一方で、まだ1年生、2年生の場合は未修の部分も多いので


☑️学年を無視して一気に学んだ方が理解しやすい

☑️学年別でなくても構わないし自分で選択しながらできる

☑️中高一貫校で学習進度が早い

☑️授業の進み方が教科書通りではない

☑️できるだけ問題集にお金をかけたくない


上記の5項目に該当しなければ【学年別】のものを買った方がいいでしょう。

一方で上記の5項目に該当する場合は【単元別】でも大丈夫です。


いかがでしたでしょうか?

たかが問題集。されど問題集。

学校の友達が…Amazonが…SNSで…👍って言ってた。


だからそれを買ってみた…

だと自分に合わなかった場合ダメージがでかいです。


必ず自分自身が本屋さんへ行ってみて、最適な


👍【6割程度は解ける難易度】

👍【解答解説を読んで理解・納得】が出来て

👍【自分の立場に合った順番】で分かれている


問題集を買ってみましょう!


次回はその【最適な】問題集を手に入れた。

それをどう活用していくか?

に焦点を当ててお話ししていきます。


読んでいただき参考になれば幸いです。

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それではまた次回お会いしましょう!!


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