自学のすゝめ【思考回路について①】

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2024/11/14

【スマホから見る場合は横向き推奨です!】


こんにちは!

マナリンクで【中学生】をメインで指導しているタケウチです!


今回は3回で完結するトピックスになります。

テーマはずばり…


【勉強が得意な人の思考回路とは?】


になります。


なかなか大それたテーマですね(^^♪

自分でも笑ってしまいます。

しかし真面目に考えてみましょう。

今日はここについて掘り下げてみます。


早速ですがこれを読んでいるあなたは


勉強が【得意】ですか?【苦手】ですか?


【得意】【苦手】の定義が曖昧なので少し細かく決めましょう。


苦手:テストの点数が最高でもクラスの平均点

得意:テストの点数が常に平均85点以上


としておきましょうか。少し具体的になりましたね。

多少ぶっきらぼうになりますが…


苦手:努力しても実力が発揮できない

得意:努力した分実力が反映される


という区分分けになります。

直近の定期テストの結果を引っ張り出してきましょう。

結果だけでの判断で恐縮ですがどちらに分類できましたか?


もし【得意】だった場合は

今すぐ回れ右しましょう。

この記事は【苦手】な人を対象に書いています。

【苦手】だった場合は

ここから少し読み進めてみましょう。


いきなり結論から書きますが

勉強が得意な人の思考回路をまとめると…


①常に【疑問】を持っている。

基礎を大事にしている。

小さな穴でも見逃さない


この3点です。


他にももちろん

【外的・内的要因】

【生活環境】

【勉強時間】

など様々な要因が絡みますが…


環境によって【左右される】【変化する】

不確定な部分は除いて考えてみました。


今回はその1つ目。

常に【疑問】という点に

焦点を当ててお話していきます。


⭐常に【疑問】を持っている⭐


タイトルだけ見ると【???】ですよね。

かつての自分もそうでした。

今回の話を書こうと思ったのは…


勉強が得意な人は無意識にやっているので

【勉強が苦手な人】の思考回路は

逆にわからないと気づいたからです笑


自分は元々勉強が苦手で成績も悪かったです。

なので【勉強が苦手な人の思考回路】は理解しています。

そこで勉強が苦手代表…【私タケウチ】の登場です笑

苦手な子の気持ちがわかるので

得意な人と何が違うのか…

分析してみることにしました。


ドラえもんに出てくる

【出来杉君】のような生徒さん

過去に何人か受け持ったので

共通点を探してみました。


そうすると全員に


【疑問】を常に抱きながら学んでいる

・良い意味で【信用】していない

自分で納得するまで質問し続ける


といった特徴がみられました。


最初は性格なのかな?ぐらいに思っていましたが

次の生徒さんも同様な特徴が。

その後も観察していましたが

上記3点は全員が一致していました。


ここを詳しく紐解いていきましょう。

流れを書くとこうなります。


①授業を聞く

②即座に頭の中で展開

③展開内容を疑う

④納得すればそのまま継続

⑤納得できなければ即座に質問


まず授業を聞く

情報が脳内に入るので【インプット】

そこで一度その内容を頭の中で展開

これが【アウトプット】


勉強が得意な子は脳内で

即座にイン・アウトプットをやっています。


ここからが凄いところですが…

そのまま継続ではなくて

【展開内容を疑う】作業に入ります。


❔こう言われたけどどうかな❔

❔私の脳内だとこう処理されるけど…❔

❔ひょっとしたらこういう解釈は❔

❔なんで先生こう説明したのかな❔


沢山の【???】が頭の中で駆け巡っています。

この作業を繰り返すごとに【アウトプット】が続きます。

そして自分の中で【納得】できれば

そのまま授業を聞き続けます


しかしその疑いが晴れなかった場合

即座にその場で納得するまで質問をしてくれます。


そしてまた説明を受ける。

展開。脳内で疑う。…

無限に授業中で行っているというわけです。


①~⑤までの速度は人それぞれですが

ここで特筆すべきは…無意識に高速で


【インプット】

🔁

【アウトプット】


が出来ている点です。

一方で

勉強が苦手な子のパターンを見てみましょう。


①授業を聞く

②理解のためじっと聞いている

へぇ…で終わっている。


こんな感じでしょうか?

かつての自分もそうでした。

自分の【知らない内容】を聞いたときに

【素直に聞く】だけで終わっていました。


要は【インプット】で終わっていたということです。

同じ授業を聞いていても

これだけの差がついているって考えると…

ゾッとしますよね(;'∀')


インプットとアウトプットの回数を増やすほど人間は脳内に


👍効率よく

👍長期に

👍大量に

👍記憶する


ことが出来ます。


結果論になりますが

勉強が得意な子はその授業を聞いただけで

イン・アウトプットを大量に行っている。

あとは復習に徹するだけで

短時間で履修することが出来る


一方で勉強が苦手な子は授業をただ聞いただけ

アウトプットが足りていないので

別の時間にする時間が必要になる。

復習以外にやることが増えるので大変。

やった割には報われない。

自分は勉強苦手なのかな?と錯覚してしまう。


こんな感じになります。

では苦手のままでいいでしょうか?

もし自分が変わりたいと思えば…

【真似】をしてみましょう。


①授業を聞く。

②脳内で展開する。


ここで一端ストップです。

最初からは色々考えられないので


⭐その内容を【自分の口で】

⭐人にわかりやすく

⭐説明できるかできないか?


ここだけをまず考えましょう。

この時点で【無理】であれば

即座に先生に【質問】しましょう!


ちょっとそれだと難しいので

もっと簡潔に説明してください!


こう伝えるだけです。

ここで嫌な顔をされたり

上手に説明してくれない先生は

チェンジでいいと思います笑


更にシンプルな内容で説明してもらったら…


✅聞く

✅脳内で展開する

✅自分で説明できるか否か


また天秤にかけてみましょう。

どうでしょう?

【インプット】だけだったのが

【アウトプット】もできていませんか?


少なからず

【脳内で展開】

【自分で説明できるか考える】

は行っているため明らかに回転がよくなっています。


この作業に慣れてきたら次のステップ!


①整合性

②矛盾

③俯瞰的視点


といった更に上の段階で

グルグルと回転させていきます。


整合性:自分の脳内の情報と、新たに仕入れた情報とが合っているか合っていないか。違和感があるかないか


矛盾:自分が既に持っている知識と比較をしてつじつまが合っているか合っていないか


俯瞰的視点:今聞いた内容を別視点から眺めてみる。解釈を変えてみる。敢えて逆の思考をしてみる。


といったテクニックもあります。


一度に全てやろうと思うと絶対に無理です。

止まって考えてから動いているからです。

その間に授業は進んでいってしまいます。


徐々に慣らし運転をしてから

1つの情報で

沢山の知識を得られるようにしてみましょう。


いかがでしたでしょうか?

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それではまた次回お会いしましょう!

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