「単語帳を終えたらどうする? 英語力を一気に伸ばす3ステップ」
2025/7/30
英単語帳を1冊しっかり覚えたとき、達成感がありますよね。
でも、ここで止まってしまうと
「知っているけど使えない単語」になりがちです。
英語力を本当に伸ばすためには、覚えた単語を“生きた知識”に変えるステップが必要です。
今回は、単語帳を終えたあとに取り組むと効果的な3つの学習法を紹介します。
ステップ1:文章の中で単語と再会する
単語帳で覚えた知識は、文脈に触れた瞬間に定着します。
例えば、ニュースアプリや短い英語の物語を読んでみましょう。
「あ、この単語は昨日覚えたやつだ!」
「あれ、この単語の使い方ちょっと違う?」
こういう“気づき”があると、記憶が一気に深まります。
中高生であれば、NHK for Schoolの英語動画ややさしい英語ニュースなどがオススメです。
ステップ2:自分の言葉で使う
単語は使わないと忘れます。
1語でもいいので、自分で文章を作ってみるのがポイントです。
たとえば「predict(予測する)」を覚えたら、
The weather forecast predicts rain tomorrow.
I can predict he will pass the exam.
のように、2~3文作ってみましょう。
作った文は音読したり、友だちに送ったりしてみるとさらに定着します。
ステップ3:耳と口でも確認する
目で見て覚えた単語は、耳と口でも確認すると忘れにくくなります。
発音を聞きながら口に出すだけで、リスニング力とスピーキング力も同時に伸びるからです。
・アプリの音声を再生して一緒に発音する
・英単語を録音して自分の発音と比べる
・YouTubeのシャドーイング教材を活用する
この3ステップを取り入れると、覚えた単語が「試験の知識」から「使える英語力」に変わります。
まとめ
単語帳を覚えきったら、それはゴールではなくスタートです。
文章の中で出会う → 自分の言葉で使う → 耳と口で確認する
この流れを繰り返せば、単語帳1冊分の知識が“実戦で使える英語力”に変わります。
次に学ぶ文法や長文読解も、グッと楽になりますよ。
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