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第3回:過去進行形で「〜していた」をマスター!夕暮れの帰り道トーク

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2025/8/11

夕暮れの帰り道

夏祭りの翌週。

制服姿のミリー、ユイ、アヤカは、オレンジ色の夕日を浴びながら学校からの帰り道を歩いている。


アヤカ

「ねぇ、昨日の夕方6時ごろ、ミリー何してた?」


ミリー

「I was making dinner.(夕食作ってたよ)」


ユイ

「へぇ〜、何作ったの?」


ミリー

「パスタ! でも、なんで?」


アヤカ

「いや、電話したら出なかったから。」


ユイ

「そうそう。あれ、過去進行形ってやつだよね。“〜していた”って表すやつ。」


過去進行形って何?


ミリー


「Exactly! 過去進行形(Past Continuous)は、過去のある時点で進行中だったことを表すの。


例えば、I was cooking at 6 p.m. last night. って言えば、“昨日の6時に料理していた”って意味になるよ。」


アヤカ

「なるほど。“料理した”じゃなくて、“していた”のほうね。」


ユイ

「第2回の過去形は出来事そのものを表すって話だったよね。『昨日の6時に夕食を作った』はI cooked dinner at 6 p.m.だけど、『その時間に作っていた』ならI was cooking dinnerになるってこと。」


ミリー

「そうそう。違いを簡単に言うと、

◎過去形は何をしたかっていう【過去の出来事】

◎過去進行形はその時進行していた動作【何をしていたか】

って感じだよ!


文化と感覚の違い


アヤカ

「日本語だと“〜してた”って言うだけで両方の意味になっちゃうね。」


ミリー

「そうなの! だから英語では、その時点の動作を描写したい時は進行形を使って区別するんだ。」


ユイ

「例えば、昨日の6時に勉強してたって言うなら?」


ミリー

「I was studying at 6 p.m. yesterday. だね。でも“昨日宿題をした”は I did my homework yesterday. になる。」


アヤカ

「わぁ、確かに日本語だと両方『宿題してた』って言っちゃうから混乱しそう。」


便利な使い方:背景説明


ミリー

「過去進行形はね、物語とか会話の背景説明にもよく使うよ。

例えば、“その時、私は本を読んでいた”って言うときは、I was reading a book at that time.

場面描写ができるから、ストーリーが生き生きするの。」


ユイ

「じゃあ例えば、“花火が上がってる時、私はりんご飴を食べていた”は?」


ミリー

「I was eating a candy apple while fireworks were going off. だね。」


アヤカ

「おぉ〜、過去進行形って意外とドラマチック!」


まとめ(今日のポイント)


◎ 過去進行形は「過去のある時点で進行中だったこと」を表す

◎ 過去形は出来事そのもの、過去進行形はその時の動作や状況

◎ 日本語の“〜してた”は両方に対応するので英語では注意

◎ 背景描写や同時進行の出来事を説明するときに便利


アヤカ


「よし、今度から『何してたの?』って英語で聞く練習しよう!」


ユイ

「じゃあ今…What are you doing now?(今何してるの?)」


ミリー

「I’m walking home with my friends.(友達と一緒に帰ってるよ)」


アヤカ

「ちゃんと現在進行形に戻った!」


次回に続く…?

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