第4回:未来形(will / be going to)で文化祭の出し物を決めよう!
2025/8/11
女子会スタート:誰かの家のリビング
テーブルにはポテチとクッキー、アイスティー。
床に座ってくつろぐ6人は、すでにお菓子半分を消費済み。
アヤカ
「で、文化祭の出し物、まだ決まってないんだよね?」
ナツミ
「そうそう!私たちのクラス、決めるの遅すぎじゃない?」
マイ
「まぁ、だから今こうやって集まってるんだけど…」
ミサキ
「ねぇ、いっそクレープ屋さんとかどう?私、レシピ知ってるし。」
ユイ
「それいい!じゃあ私はトッピング担当になる予定よ。I’m going to handle the toppings.」
ミリー
「Nice! 私は宣伝ポスター描く予定だよ。I’m going to make the posters.」
be going to の使い方
ユイ
「今みたいに、“前から決めている予定”や“計画”を話すときは be going to を使うの。今の時点ですでに決めてあることね。」
アヤカ
「じゃあ『明日ミサキの家で試作する予定』は?」
ミリー
「We’re going to test the recipe at Misaki’s house tomorrow. だね!」
その場での決定は will
ナツミ
「じゃあさ、私はBGM流す係やるわ!あ、でも機材ないじゃん。」
マイ
「うちの弟がDJセット持ってるよ。」
ナツミ
「マジ?じゃあ明日借りに行くわ!I’ll go get it tomorrow.」
ミリー
「そうそう!今この場で決めたことは will を使うんだよ。be going to は前からの計画、will は今決めたことや即興の判断。」
未来形の文化の違い
ミサキ
「日本語だと“〜する”だけで未来も表せるけど、英語は区別がはっきりしてるよね。」
ユイ
「そう。日本語は文脈で判断できるけど、英語は動詞の形で相手に“予定なのか、今決めたのか”を伝えるの。」
アヤカ
「へぇ〜、じゃあ“あ、雨降りそう!”って時の『傘持ってく!』は?」
ミリー
「I’ll take an umbrella! だね。今その場で思いついたから will。」
最終決定
マイ
「じゃあまとめると…出し物はクレープ屋さん、宣伝はミリー、トッピングはユイ、BGMはナツミ、会計は私、ミサキは調理。」
ナツミ
「完璧じゃん!じゃあ明日から準備ね。」
ユイ
「We’re going to make this the best booth ever.(この屋台を最高にする予定よ)」
ミリー
「And we’ll have so much fun!(そして絶対楽しくなるよ!)」
まとめ(今日のポイント)
◎ be going to:前から決めている予定や計画
◎ will:その場での決定・即興の判断・予測
◎ 日本語は未来形の区別がなく文脈で判断、英語は動詞の形で明確にする
◎ 会話では「予定なのか今決めたのか」で使い分けると自然
アヤカ
「じゃ、次は衣装の話ね。クレープ屋だからエプロンかわいいやつ探そう!」
ナツミ
「それは私に任せな!I’ll find the cutest ones.」
全員
「頼んだー!」
【次回へ…続く!!】
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